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仲介営業スキル向上!物件のウィークポイントをポジティブに変えるには?【1F住居編】

こんにちは。

不動産情報アプリ「CANARY(カナリー)」、顧客管理システム「CANARY Cloud(カナリークラウド)」運営の株式会社カナリーでございます。

いつも記事をお読みいただきありがとうございます🙇‍♂️

ポータルサイトでお部屋探しをする際に、【2階以上】という項目がある程、できれば2F以上の物件を探しているといった方が多いですよね。
弊社運営のポータルアプリ「カナリー」ももちろん、人気のこだわり条件として2階以上の物件に絞って検索することが可能です。

「カナリー」の検索条件設定画面

全国の20〜30代の男女を対象にしたマンションやアパートの「住みたい部屋の階数」に関するとあるアンケートでは、「2F以上」と回答した人が全体の約70%を占めるという結果に…。

ただ、「2F以上」に条件を絞った場合と1Fも含め階数をこだわらずに物件検索した場合、該当物件数が、2-300件程増減します。

JR山手線恵比寿駅で検索した場合(2022年10月18日現在)
・ 2F以上の物件数 1,135件
・ 1Fも含めた物件数 1,361件

「カナリー」で検索。1物件あたり1社しか表示されない掲載の仕組みになっているため
ユニークの物件数となっております 

その他設備やエリア等の条件が厳しい場合、階数を妥協すると選択肢が増えスムーズなお部屋探しが可能になりますよね…

今回は避けられがちな条件である1F住居を選択肢に含めていただきやすくなるよう、1F住居のポイントをまとめました。


1Fを避ける理由とは?また、その理由に対しての最良の回答を解説!

1Fが敬遠されがちな理由は「上階の音が気になる」「眺望・日当たり」「防犯面」などがよくあげられます。
それらは下記のような言い回しでカバーすることが可能です!

1.上階の音が気になる
→1Fに入居の場合、自分は気にしなくていい

お客様自体が音にとても敏感な人の場合はおすすめしづらいですが、逆を捉えると1F住居の場合、自分の家の下に住んでいる人はいないため、自らは下の階の住人に生活音などの気遣いをせずに住むことができます。
生活音は断然、上階より下の階に響きやすく、最近は、在宅ワークなどで自宅にいる時間が増えていたりするので、騒音などによるご近所トラブルを気にされる方が多いです。
「下にはいないので、逆に自分は下の階に気を遣って生活しなくて大丈夫ですよ」と一言お伝えすると、「たしかに💡」と納得される方も多いようです。

ふとした会話の中で「宅トレが趣味」であったり、「よく友達が遊びに来る」などといった話題が出てきたときは更に1F住居の良さをアピールするチャンスです✨

2.眺望や日当たりが気になる
→庭付きの1Fならアレンジ可能!

1Fの場合高さはないので確かに眺望の良さという面では、周りに建物がない物件の場合、2F以上の物件には負けてしまいます。
ただ、周りに高いビルがあったり、周辺にマンションなどが密集している住宅街の場合、2F以上であっても眺望や日当たりが期待できないことも多いです。
その点1Fは庭付き物件も多いため、「お庭がある1Fは、テラスを作ったり、グリーンを置いたりして自分でお好みの景色を工夫して作ることが可能ですよ♪」とオススメしてみてください✨

*もちろん、オーナー様との契約内容はよくご確認ください!🙇‍♂️

3.防犯面が気になる
→マンションやアパートの場合、1Fの方が人目があり侵入しづらい

1Fを避ける理由で一番多いのが「防犯面」かと思います。
高さがないので侵入しやすいのではないか…などと心配される方が多いですよね。
しかし、1Fの方が管理人室が近かったり、人目があったりと、逆に堂々と入り込む方がリスクがあるといった点もあります。また、マンションやアパートは戸建と比較すると半分以下の被害件数という調査結果が出ているようです。

階数でこだわるより、モニター付きインターフォン・オートロック・防犯カメラなどの設備の方が防犯対策には効果的かと考えられます!

1F住居のメリット

また、併せてその他1F住居ならではのメリットも一緒にお伝えできると◎です!

1.下の階への足音や生活音を気にする必要がない

前述に解説しましたが、こちらはやはり1F住居の大きなメリットひとつですよね。特に、小さなお子さまのいるファミリー層は思う存分遊ばせることができる、1F住居がオススメできますね!

2.移動や荷物の搬入が楽、忘れ物をした時もすぐ取りに帰れる

1Fだと階段上り下りや、エレベーターの利用もなしでエントランスから室内に辿り着くことができます。
引越しの際も搬入が楽ですし、引越しの手配も安くすることが可能です。

また、朝の時間がない時にエレベーターを待つ必要もないですし、忘れ物をしてしまった際もすぐに取りに戻れますよね。

最近だと、高価な電動自転車やロードバイクが人気ですが、盗難防止で自室で管理している方も「1Fの方が出し入れしやすいので便利」という声もあります。

3.2F以上に比べて家賃が安い

マンションや、アパートは階数が上になっていくにつれ賃料も上がってしまうため、1Fは同じ設備・広さでも賃料を抑えて入居することができます。

「この条件で2F以上だと木造のアパートになってしまう」といった方も1Fであれば希望の予算内で鉄筋のマンションに入居できたり、他の条件をグレードアップできる可能性が出てきます♪

4.災害時や事故の際にすぐに避難できる

上階の場合、停電が起きた時に電力が復旧するまでエレベーターが使えなくなってしまいます。また、建物が受けた被害によっては早急に屋外に出なければなりませんが、高層階にいるほど迅速な避難は難しくなり、地上に一番近い1Fはすばやく屋外に避難することができます。

また、災害時だけでなく、小さなお子さんが誤ってベランダから転落するといった事故が起こりにくいのも1F住居ならではのメリットです。

ただ、近くに大きな川や海がある場合、上階よりも1Fの方が水害の被害を受けやすいのでハザードマップをしっかり確認しお客様への説明が必須となります。

みなさんが考えているよりも意外と1F住居はストロングポイントが多い!

このように、1F住居には意外と大きなメリットがあります。デメリットだと思っていたことも逆を返せばメリットに考えられます。メリットもあればデメリットもあるのは2F以上の物件も同じことと言えるでしょう。

条件が多くなかなかお申し込み・成約まで繋がらないお客様には一度妥協するといい点、しやすくなる点を教えてあげるのもできる営業マンのお仕事ですね😊

いかがでしたでしょうか?
引き続き、不動産仲介業者さまの日々の業務にお役に立てる記事を更新していけるよう頑張ります✨


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本日も記事をお読みいただきありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします。