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【本紹介】生涯現役シニアにパワーをもらう

こんばんわ。
カナリアコミュニケーションズです。

本日は株式会社ブレインワークス代表取締役、近藤昇さんの著書、『もし、77歳以上の波平が77人集まったら?』をご紹介します。

1.感想

本書を読んだ感想ですが、日本には元気なシニアの方々がたくさんいるんだなと!

そしてその方々のメッセージを聞いて年下の私が元気とやる気をもらってしまいました!笑

本書に登場している方に共通していることは、本気で何かに取り組んでいることだと思いました。

例えば、平木タミ子さんは民謡やカメラに熱中し、数々の賞を受賞されています。鈴木治彦さんの生き方なんかは私とってとても魅力的で、相撲、歌舞伎、旅行、食べ歩きなどの趣味についての講演会を開くことで、趣味を仕事に取り入れ生かしています。

私はまだまだ会社員として働いているので平日はそんなに自分の時間はありませんし、土日も本書で登場されている方のような熱中していることもありません。

老後は1週間まるまる自分の時間になったときに、自分が何をするのか全く想像できないです。

この方々のように、自分が生きたいように生きる、そもそも自分が何をしたいのかを知るということを意識してみようかなと思います。

当然ですが、77人いれば77通りの生き方があって、その全員の生き方がとても精力的で魅力的という、刺激しかない1冊でした。

2.おすすめポイント

本書のおすすめは77通りのシニアの生き方を知れるところです!

カナリアコミュニケーションズの本って、本書のような色々な方の体験談とか生き方を集めた本が多いです。

このような本って、複数人の価値観や教訓が凝縮された1冊になるので、1人の著者の価値観に偏ってしまうことがない。

それでいて本書では77人も著者がいるので、77通りの価値観を知ることができる。

これってめちゃくちゃコスパが良いと思うんです。

せっかくなので、私の心に特に響いた言葉をいくつかご紹介します。

鈴木勝己さん
何事も目標を持って諦めずにやり通すことが大事。たとえ目標に到達しなかったとしても、やり通すことでそこから色々なことが生み出されてくるものです。
伊藤和子さん
一歩踏み出せばなんでもチャレンジすることができるのです。どんな人でも一歩踏み出すだけで私と同じく水を得た魚のような第二の人生を過ごしていただけると思っています。
富田敏夫さん
有名だ大企業を定年退職した人を何人も知っていますが、退職後は挑戦せず、こじんまり生きている人が多いように感じます。
・・・
最後に音楽の話になりますが、私にはこれからやりたいことがひとつあります。それは、家族を失ったり、大切な人を失ったりして、辛く寂しい思いをしている人に音楽で癒しを与えられないか、ということです。
井浦康之さん
これまで12社、24種の仕事を経験し、42歳で人材育成コンサルタントとして独立しました。
・・・
「たった一人しかいない自分を
たった一回しかない人生を
人間らしく、心豊かに生きる」

どうでしょうか?

ほんのひと握りのご紹介でしたが、どれも違う方が、それぞれの言葉で心に響く言葉を語ってくれています。

ということで、本書の構成をおすすめポイントとさせていただきました。

3.概要

本書ではタイトルの通り、77歳以上のシニア、77人の人生が紹介されています。

77歳以上の波平が描いたシニアの生活が77人分集められた1冊です。

1人あたり2ページ〜2.5ページが割り当てられ、今どんな人生を送っているかその人の言葉で語られます。

全員が全員違う生き方をしていて、それでいて全員の生き方が魅力的です。

こうゆう人が長生きするんだなと。

自分もここにいる人たちのようなシニアになりたいなと。

そう感じられる1冊になっています。

仕事を引退してやりたいことが見つからないシニアの皆さんにはもちろん、現役の若い方にも読んでいただきたい1冊です。

ぜひご一読ください!

それでは。



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