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さら 小さな子供がいる家のお皿選び

小さな子供がいる家庭のお皿

窯元を訪れて、気に入った皿を購入し、豊かな生活をと思っていたのもつかの間、長女、次女、長男と 絶えず 小さな子供がいる家では、投げつける、倒す、割るが日常茶飯事になってくると、お皿に求める要件は変わってきました。妻の指導を受け、トライ&エラーの変遷でたどり着いた 現時点のお皿感に関して、少し整理をしました。(共働きで小さな子供がいる家庭での食器選びの参考になれば幸いです。)

おさら選びの基準 Less and More 5原則

1:less 行動制約が少ない (気にしないでいい)
まず、一番大事な要素は、食洗器OKであること。忙しくマルチタスクな家庭では食洗器は必須アイテム。これがないと家事はまわりません。次に必要な要素は、電子レンジOKであること。これも食べる時間がバラバラだと温めなおし必須。

2:less:省スペース/可搬性
さらに、家族の人数が多く、家・食器棚が狭い場合。スタッキングができることは重要。スタッキングは収納スペースの圧縮と可搬性に効いてくる。
使って洗っては片付け、また使うの繰り返し。運びやすさも大変重要です。

3:less リーゾナブル
また、家族人数も多い&破壊の恐れもあるので、入手しやすく、価格もリーゾナブルだと良い というところになります。数を揃えられることも大事な要素になります。

4:More デザイン 
我が家の場合は、モダンなデザインで品が良くて、少し温かみがあるとありがたいです。ただ、シンプルすぎるものも多く、もっと選択肢があるとよいなとは思っています。原型感が強いものに惹かれる傾向はあります。

5:More バックストーリー
徹底したリサーチや、デザイナー・企画の工夫の背景を知ると、ころっと言惹かれてしまいます。ベースが水道哲学の企業姿勢だと、そういったところに弱いというところもあります。

Example

IKEA / Dinera Series 
特にお気に入りは、ボウルとプレート。デザインは、Sue Pryke 。
素材は、せっ器。磁器と陶器の中間の性質なので、磁器のような質感と、陶器のような保温性 があり、電子レンジでも使える。何よりもボウルの価格は、199円。IKEAの商品企画は、値段から入るといいますが、まさに水道哲学なテーブルウェア。

余談ですが、IKEAの食器の開発は、下記の記事のように、2~3年の開発期間をもっているものもあり、意思決定に込められているリサーチの重みがブランディングにも寄与しているように思います。


Tak / KidsDish
PET とABS 樹脂を合わせた高比重樹脂にウレタン塗装の塗りの技術が重なり、漆器のような雰囲気があります。こちらもまた、電子レンジ、食洗器可能で、スタッカブルなデザインになっています。価格も、bowl standard S にて、定価が600円。

おさらではないけれど、番外編。

AEON / Home Cordyシリーズ ストレージコンテナー
Accentuationというコンセプトでくらしのコーディネートを助けるPBシリーズ。こちらも破壊的な値段と入手しやすさが際立っています。重宝しているHOME COORDY そのままレンジ保存容器正方形S 5個組 は、5個で価格198円です。

こういった商品は、定番・機能・価格を極めていっているので、我が家のようなコンテクストに合った商品だと思います。丁寧なくらしを考える上では、これらの皿や容器を使いながら、どのような朝ごはん、夜ごはんの時間を過ごせるかなので、キッチン行動学としてはこられの状況の進化を興味深く見ています。

こういった価値観にあった商品があれば、また追記していければと思います。以上です。



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