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あおくん1歳の誕生日会 選ばれたのは、、


1歳までの成長

 早くからとことこと歩いていた息子のあおくん。10ヶ月をすぎると、1歩2歩と歩く距離が伸びていった。最初は夫婦ともども歩く距離が伸びるたびに、「うちの子は天才なのかもしれない」と喜んでいた。しかし、コミュニケーションがなかなか取れないままに自由に動けるようになるということは、言葉の通じない怪獣を解き放つことと同じことであった。「これはないないだよー」と言ってももちろん通じない。危険なものを部屋の隅っこから宝物のように拾っては、取られて泣く日々。1歳を迎える頃には、ドアを開けて玄関からトイレから風呂まで自由に移動できるように、、ドアを開けられないようにすると、「ああー!!(開かないんだけどー!!!)」と泣きわめく。嬉しいのか悲しいのか、、、ただ、「一升餅を背負うイベントのときはもう自由に動けるようになりそうだね」と夫婦で少し期待していた。

一升餅を背負って一生幸せに

 互いの両親、私の姉、が私たちが住む場所に集合し、近くの古民家カフェで誕生日会。行きつけの場所で、広い和室を予約できるのでいつもお世話になっている。今回もリーズナブルな値段で、優しいスタッフの方々にお祝いされながら誕生日会を行うことができた。定期的にご飯を食べに行く場所なので、あおくんも場所見知りせず、とても元気。端から端まで歩き回り、他のお客さんに愛想をふりまき、みんな笑顔にしていく。そして一升餅のイベントを行う。私の親が一升餅を作ってきてくれて、小さなリュックに入れて背負った。元気に歩き回る、、と思いきや、「うわああああ」と大泣き。チャイルドシート、ベビーカーを含め、拘束されるのが大嫌いなあおくん。リュックを背負うのは良いけれど、ずしっと重いリュックを背負うと、動けなくなるから嫌みたいで、、でも少し立って泣きながら一歩二歩進んだから素晴らしい。将来も元気でいてくれればそれで良い。

将来を想像して選び取り

 前菜、メインを食べたあと次のイベントへ。実物を使った選び取りを行った。カードを使って行う方法もあるらしいが、現実っぽくないので実際の物を使って行うほうを選んだ。Googleで検索して出たサイトを参考にした。

 妻の陸上のスパイクや、私の好きなスキーのヘルメット、スマホなどを加えて選び取りをしてみた。キラキラしたものが好きなので、スマホや薬の入れ物などにいくと思いきや、、
 選ばれたのは「電卓」でした。
「計算が得意になる。商売繁盛する。」だそうで、、みんなでびっくり。私たち夫婦とも数学が得意だから電卓を取ったのかな、、なんて親のエゴも少し入りながら。元気に育ってくれさえすればよい。そう改めてみんなで願った。

思ったこと

 感想としては、あおくんがとにかく騒がず嫌がらず元気でいてくれて良かった、ということ。そして元気な姿をお互いの親に見せられて良かったということ。形式的なイベントとならず、夫婦がやりたいことを尊重してくれるお互いの親で良かったと改めて感じた。これからも子供の成長をみんなで見守っていってほしい。



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