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映画の記録

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見た映画に関する記録です
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2021年10月の記事一覧

エリック・ロメール『クレールの膝』『モード家の一夜』

高田馬場にある名画座、早稲田松竹のエリック・ロメール特集上映で見た2本立てについてです。 …

伊藤聡
2年前
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『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』『ビルド・ア・ガール』

『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』 映画化された、過去の『G.I.ジョー』シリーズは好きで…

伊藤聡
2年前
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『ロン 僕のポンコツ・ボット』と、注意経済にあらがう方法

子どもにも伝わる注意経済の危険性子ども向けCGアニメ映画『ロン 僕のポンコツ・ボット』は、…

伊藤聡
2年前
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『キャンディマン』と、黒人コミュニティの守護者

映画の内容に触れているため、未見の方はご注意ください。 黒人コミュニティが抱える危機感 …

伊藤聡
2年前
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『最後の決闘裁判』と、"He Said, She Said"

内容について触れています。未見の方はご注意ください。 フェミニズムに対する明確な意識と視…

伊藤聡
2年前
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『DUNE/デューン 砂の惑星』と、フィルムの質感がいかに重要であるか

ストーリーや結末については言及していません。未見の方が読んでも、鑑賞の楽しみを妨げない内…

伊藤聡
2年前
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『チョイト姐さん 思いで柳』と、二度と戻らない愛

シネマヴェーラの特集上映「秋の新東宝祭り」で上映された、1952年のモノクロ作品。関千恵子と高島忠夫(高島は本作が映画初主演だとのこと)が若い恋人どうしを演じる歌謡映画。 愛を誓い合った若いふたり 『チョイト姐さん 思いで柳』(1952)は、芸者の豆千代(関千恵子)と、彼女と幼なじみでいまは恋人同士の信一(高島忠夫)の愛情を描いた作品です。本作には、芸者がお座敷で披露する歌や踊りを映画館で追体験できるというセールスポイントがあり、三味線を弾き、歌う場面も多く盛り込まれていま

アメリカ映画を見ていて思うこと10連発

①落ちぶれた主人公が引っ越してくる安アパート、日本人視点だとメチャ広くて全然落ちぶれて…

伊藤聡
2年前
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『キャッシュトラック』と、あんまりチャラくない先輩

無敵の警備員ステイサムの大暴れ ガイ・リッチー監督の新作は、彼との共作が多い俳優ジェイソ…

伊藤聡
2年前
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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』と、悔やみ続ける男

シリーズから離れるダニエル・クレイグついに『007』シリーズから離れることになったダニエル…

伊藤聡
2年前
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『娘十六ジャズ祭り』と、夢のようなアメリカ文化

渋谷シネマヴェーラの特集上映「秋の新東宝祭」にて鑑賞。ジャズを基調とした和製ミュージカル…

伊藤聡
2年前
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