異国に神社?
日本には、教会やモスクなど、異国の宗教施設がたくさんある。
けれど海外旅行に行って、神社に参拝してきたという日本人の話は聞いたことがない。
信心深くないせいか、疑問に思ったこともなかったが、言われてみれば何だか納得。
先日の某新聞記事より…
イタリアに囲まれた世界最古の共和国、サンマリノという小さな国に、日本の神社本庁から正式に認められた神社があるという。
このヨーロッパ唯一の公認の神社を、サンマリノ人たちは自慢にしているとか。
毎年6月には、御神輿を担いだり、神楽が披露されたりと、日本文化を紹介し楽しむお祭りが開催されるという。
神社建立のキッカケとなったのは東日本大震災。多額の義援金の代わりに慰霊となるものを作りたかったのだそうだ。
サンマリノは、大田区とほぼ同じ面積の小さな国。
不思議な繋がりに思いを馳せ、行ったこともなく、よく知りもしない国なのに、不思議と懐かしさを感じる。
『日本はもっと自信を持って!』と背中を押されたような気がした記事。
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