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他人が気になって仕方がない君

「他人の行動が気になって仕方がい」という人がいる。
君がそうだ。
口には出さないが、他人が何をやっているのか常に見てしまう。
これが恋の話ならばそうなっても仕方がないが、ネガティブな方向に思考が働く場合には君に問題がある。
なぜそんなに気になるのか?
それはずばり「他人が自分より得をしているのが許せないから」であり、
言い換えると「自分が他人より損をしているのではないか?と常にビクビクしている状態」なのだ。
つまり君の頭の中には損得勘定しかないのだ。
だから誰かが自分より楽をしているのが許せない。
自分ががむしゃらに働いているのに、遊んでいる人間がいるのが許せない。
自分よりも良い思いをしているのが許せないのだ。
しかし本当にそうだろうか?
その気になる人物は、本当に自分と比べて楽で良い人生を送っているのだろうか?
その人間の見えている部分だけを見て、そう思い込んでいるだけであり、実は見えていない部分では一般の人間と比較にならないほどの苦労をしている可能性はないだろうか?
よし、それじゃこうしよう。
その楽をしているように見える人間の人生と、君の人生をまるごと今この瞬間から入れ替えることができるスイッチがここにある。
一度しか入れ替えることができないスイッチだ。
さあ、押したまえ!
なに?押したくない?なぜ押したくないのだ?君はこの人間に嫉妬していたのではないのか?
え?むしろ軽蔑していたって?
軽蔑する人間のことが気になって仕方がない?つまり君はその人間を裁こうとしていたということか。
なんて傲慢な人間なんだ。だって君にだって裁かれるべき罪がいくつもあるだろう。
自分の罪は周りの人間から許してもらっているというのに、なのに君は他人は許せないというのか?

まあ、妬みにしろ許せないにしろ、君の心が勝手にその判断をして、勝手に苦しんでいるに過ぎない。
自分の現状に常に満足していれば、足るを知れば、そんな気持ちも起きないだろうに。

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