カンパネルラ

クリエイター。詩人、哲学者。 自分のための人生哲学の記録ですが、 お役に立てたら嬉しい…

カンパネルラ

クリエイター。詩人、哲学者。 自分のための人生哲学の記録ですが、 お役に立てたら嬉しいです。 無言フォロー大歓迎です。

マガジン

  • 生きるチカラ[散文集]

    僕が生きるために必要だった戯れ言を集めた散文集です。

  • 俺の名言

    俺のために書き残す俺による俺の名言集、という名の屁理屈集。

  • 夢は終わりまた始まる

    写真集です

  • 詩集 真夜中の星

    僕が書いたnoteから、詩だけを集めてみました。

最近の記事

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詩集[俺の詩]

[駅のホームにて] 俺は駅のホームが好きだ ホームのベンチに座っているとき 俺は許されているから そこが誰の場所でもなく そこに俺が居ても良いということを 知っているから 喉が乾けば自販機の珈琲を飲み 腹が減れば売店の菓子パンを噛る 何本もの列車を迎え入れ 何本もの列車を見送り 勿論気が向けばいつだって乗ってもいい つまらない争いも 汚い言い訳も ここでは必要なく ただゆっくりと しかし正確に時は流れつづける 俺は思う 人間が最後に行き着く場所なんて こんなものか

    • 復讐のススメ

      誰かに何かをされたからと君も同じ行動をとれば、もうそれは君が相手と同じになるということだ。 もし相手が悪人なら、君も悪人になるということだ。 復讐を止めろと言っているのではない。 復讐は大切だ。 ただしこの先君は 自分も悪人だということを認識して生きていかなければならい。

      • 他人が気になって仕方がない君

        「他人の行動が気になって仕方がい」という人がいる。 君がそうだ。 口には出さないが、他人が何をやっているのか常に見てしまう。 これが恋の話ならばそうなっても仕方がないが、ネガティブな方向に思考が働く場合には君に問題がある。 なぜそんなに気になるのか? それはずばり「他人が自分より得をしているのが許せないから」であり、 言い換えると「自分が他人より損をしているのではないか?と常にビクビクしている状態」なのだ。 つまり君の頭の中には損得勘定しかないのだ。 だから誰かが自分より楽を

        • 対岸の景色を語る人間

          生きていること自体が辛過ぎてもうもたないから死を選ぶ人間の気持ちが、普通に日々を暮らしている人間に理解できるはずがない。 その人間が何を言っても、夜には普通の暮らしに戻りテレビを見て笑っているのだ。 僕たちの世界は、普通の人間にとっては、対岸の景色を語るに等しい。

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        詩集[俺の詩]

        マガジン

        • 生きるチカラ[散文集]
          35本
        • 俺の名言
          11本
        • 夢は終わりまた始まる
          20本
        • 詩集 真夜中の星
          34本

        記事

          人間の性格は他人が変えることはできない

          人の性格は他人によって変わらない。だから誰かに「あんたのせいで私はこんなふうになったんだ!」と言われてもそれは違う。 その人は元々そういう気質で、自分で抑えきれなくなったから、君のせいにしたくて君にそう言っているのだ。 もし本当に優しい人間なら、何があろうと他人のせいにはしない。 だからその人間の言葉を正しく使うのならきっと「あんたのせいで、私は本当の性格を抑えきれなくなったんだ!」だろう。 どちらにしても、こういう自分の不機嫌すら人のせいにするような人間の言葉を君が気にする

          人間の性格は他人が変えることはできない

          短気なバカの対処法

          いつもイライラしている人は、自分の能力が把握できていない。 自分は出来るという思い込みから、高い結果を想定するからその多くが思い通りにならない。そしてそれを自分の能力の至らなさが原因だと受け入れられないから、なんとか他人のせいにする。 さらに他人が悪いと言葉に出して主張することで、それが現実であると自分や相手に言い聞かせ、自分を正当化する。 だからいつも他人を攻撃する。 しかし、他者からみれば、 単純にその人間が自分の失敗にイライラして、怒鳴ったり八つ当たりしているようにしか

          短気なバカの対処法

          シン・蟻とキリギリス

          「僕にとっては、長く生きることは重要じゃない。毎日がどれだけ楽しいかが重要なんだ!」 日差しが輝く夏の日に、バッタ仲間と遊び、心のままに歌うキリギリスが、働き詰めの蟻に言った言葉でした。 その頃の蟻は、やがて訪れる冬に備えて、来る日も来る日も無我夢中で働いて、ただただ食糧を貯めることに必死でしたから、遊びほうけているキリギリスの言葉を聞いて「遊んでばかりいて無計画なやつだ。後悔したって知らないぞ」と思いました。 それからも蟻は毎日毎日働いては食糧を貯め、その間、キリギリスは思

          シン・蟻とキリギリス

          卑怯者に対して

          例えば、君が気にさわることを言ったからと言う理由で、他の誰かを攻撃する人間は、初めから誰かを攻撃したい欲求をはらすために攻撃していて、君をその言い訳に利用しているだけなのだ。 そして、攻撃すると決めているのはその人間なので君にはどうすることも出来ない。どうすることも出来ないことで君が悩む必要はないのだ。 他人が何をするかはその人間にしか決めることが出来ない。その結果を受け入れなければならないのもその人間だし、償うのもその人間なのだ。

          卑怯者に対して

          メメント・モリ

          生きていると時々「時間の無駄遣い」という言葉をききますが、そう言われても、正直ピンとこない人が多いと思います。 中には「もっと効率良く生きろってことですよね?」と答える方もいると思いますが、もし効率を求めるなら生まれてすぐに死ぬことがいちばん効率が良い人生です。 それでは本当の「時間の無駄遣い」とは何でしょうか? 実は死ぬことを前提に考えると簡単に理解できるのです。 「いやいや人間はそう簡単に死なないでしょう?自分が死ぬなんて実感できないよ」。 みなさんはこう思ったのではな

          メメント・モリ

          俺たち

          イメージしてみてください。自分は独りじゃなくて、全く同じ2つの精神が一体に宿ったものだと。それが出来たら、これから何かを考える時に「俺たち」って考えるようにしてみてください。「俺たちはどうする?」とか「俺たちは幸せだよな」とか。 それだけでかなり強くなれます。

          後悔はしなくていい

          あの時ああすれば良かったとか、選択を間違えたとか、後悔している人は勘違いをしている。 その時の選択は、それまでの細かい出来事や体験が積み重なり、その結果がその選択につながっている。なのにその選択に至る過程を忘れて、選択だけを記憶しているから、別の未来があったのではと考えるのだ。 例えもう一度やり直したとしても、まったく同じ選択をする。 だから過去のことは気にしないで、今の人生を良くすることだけを考えて生きていいのだ。

          後悔はしなくていい

          あと一年

          自分の人生があと一年だとすれば、これから先の毎日は、一度づつしか訪れないことになる。11月5日だってもう二度と来ない。 なんでもない景色だって、美しくみえる。 この季節、この日、この風や陽の傾斜さえ、もう一度しか感じることが出来ないのだから。

          真実と事実

          僕の言う真実と事実とは、 例えば どこかの子供が母親が真夏に家事をして汗をかいているのをみて、なにか冷たい飲み物をプレゼントしたいと考えたときに、たまたまテーブルの上に500円玉がある。それを握りしめて、母親にサプライズしたいからそっと家を出てコンビニに向かう、途中、事故にあって死んだとします。 事実だけみれば、親に黙ってお金を持ち出して、コンビニに行く途中で死んだ。 そういえばコンビニに立ちよった時に、欲しいお菓子を買ってあげなかったことがあった。と親は悔やみ。 世間からみ

          ひとのコレクションを笑うな

          人間が幸福を感じるのは脳内に神経伝達物質が分泌されるからだ。「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3種、これらが人間が感じる「幸福感」の全てだ。 中でも欲しい物を手に入れた時に分泌されるのが「ドーパミン」で、逆に言えばこの物質の分泌さえ促せば、手に入れる対象は何でもいい。 つまり、高級な外車をコレクションしていようが、プラモデルをコレクションしていようが幸福的価値に差はない。 どちらも、この広大な宇宙の片隅に生きるたった一人の人間の小さな脳にドーパミンを分泌させるだけ

          ひとのコレクションを笑うな

          完璧主義者のレクイエム

          完璧主義。 子供の頃、何かのドラマかアニメを見て知った言葉だが、そのキャラクターの容姿に引きずられて、何だか素晴らしい良い言葉として認識してしまった。 つまりそれは、何でも完璧に出来る人間をさす言葉だと思い込んでしまったのだ。 当然、僕はその日から完璧主義を目指すようになった。しかし当時の、小学生の僕にはそんな技量は無く、完璧にできることなどひとつもないままに月日は流れた。 26歳の時だった。 同僚から、君は何でも出来てスーパーマンみたいだと言われた。 実際、その頃の僕は、

          完璧主義者のレクイエム

          生きているだけで既に完成

          例えば携帯のゲームをしたり、玩具を集めることが生き甲斐だという人を鼻で笑う奴らがいるが、何故だろうか? 生き甲斐とは、人それぞれが自分自身の未来に楽しみや期待を感じることで起こる生存意欲だとすれば、逆にその生存意欲さえ手にいれることさえ出来れば、理由など何でもいいはずだ。 他人の楽しみを評価する行為は無意味であり、そんなことを言う奴は、自分の理解力の無さをアピールしているようなものだろう。 中には、働いていない人間を社会の不適合者と呼ぶ奴らもいるが、それも自分の知識の浅さを露

          生きているだけで既に完成