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植物学者・牧野富太郎博士のふるさと佐川町で、ほっこり味わう「緑茶ヘイジー」

2023年6月に佐川町にできた「まきのさんの道の駅・佐川」が、今年で1周年を迎えました。こちらで、TOSACOのビールが味わえるのをご存知でしょうか?
今回は、まきのさんの道の駅・佐川」オリジナルビールとして醸造した「緑茶ヘイジー」をご紹介します。

佐川町や仁淀川流域の美味しいものが揃う「まきのさんの道の駅・佐川

道の駅があるのは、佐川町の東寄り。高知市方面から国道33号線に沿って進んでいると、左手に現れます。

敷地内には、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士を思わせる仕掛けがいろいろ。
ベンチに牧野博士が植物採集する際に被っていた麦わら帽子や、採取した植物を保管するための「どうらん」というカバンが置いてあったり、花壇のお花が「MAKINO」になっていたりと、思わず写真を撮りたくなるスポットをあちらこちらに見つけることができます。

道の駅の店内には、新鮮な野菜や加工品が並ぶ産直コーナーや、佐川町をはじめとする仁淀川流域の産品が数多く揃っています。

そして、お酒コーナーも地元の酒蔵「司牡丹酒造」の商品を中心に、充実のラインナップ。

この一角に、TOSACOのビールも並んでいます。

地の食材を活かした、この場所にしかないビールを造る

道の駅がオープンしたのは、2023年6月25日。
その少し前に、駅長の宮中さんからオリジナルのクラフトビールを作りたいとTOSACOにご相談いただき、ビール造りがスタートしました。
「この場所にしかないビールを」という思いに答えるために、TOSACOでは2種類のビールを製造。佐川町の素材を活かした自信作「佐川さくらエール」「緑茶ヘイジー」が誕生しました。
その中から、今回は「佐川茶」のパウダーを使った「緑茶ヘイジー」について取り上げてみたいと思います。

この日お話を伺ったのは、道の駅の営業企画担当で、お酒コーナーを担当している大黒さん。

ご自身も大のお酒好きということで、商品ラインナップには自信があるそう。どれを買おうか迷ったときに相談できる、心強い存在ですね。

お酒が好きな大黒さんですが、実はビールは唯一苦手なのだとか。それでも、TOSACOのビールは美味しく飲んでくれています。

大黒さん:いい意味でビールっぽくないですよね。食中酒というより、食後などに楽しむような「飲むことを楽しむビール」という感じ。甘いものとの相性が良いので、デザートなどと一緒にいただいても良いですね。私のようにビールは苦手という人にも、おすすめしたいビールです。

瀬戸口:今回のビールには「佐川茶」の粉末と、道の駅で製粉された「生の米粉」も使っています。これにより、マイルドな口当たりやまろやかな味わいを実現できています。薄く緑がかった色味も楽しんでほしいですね。
 
お店では、お土産や贈答用にと購入される方も多いそうです。
道の駅にお立ち寄りの際には、ぜひ手にとってみてください。

緑茶ヘイジーを飲む時のポイントとレビュー

【飲むときのポイント】
①     開栓前にゆっくりと上下を返して、底に沈殿している美味しさの素を全体に行き渡らせるのがポイントです。
②     香りを楽しむため、グラスで飲むのがおすすめです。グラスに注ぐときには、一本すべて注ぎきってください。

ヘイジー(濁った)な見た目で、色味はやや緑がかっています。
苦味は全体的に控えめですが、口に含んだ瞬間から後味までの間にその柔らかな苦味が変化していくのが特徴のように感じました。最初はホップの苦味を感じ、それからお茶の持つ苦味に変化していく。後味は、お茶の香りも楽しめるようなまろやかな味わいです。
飲み口はシルキーで、食べ物を合わせるなら、食事ではなくお菓子がおすすめ。中でも、あんこなどの和菓子との相性が良さそうです。休日の午後に、または夕食後に、ゆったりと甘味と楽しんで欲しいビールです。
 
次回の記事では、緑茶ヘイジーに佐川茶のパウダーを提供してくださった村田園芸さんをご紹介します。生産者の減少などお茶を取り巻く厳しい現状や、お茶の今後を見据えて取り組む新たな取り組みなどを取材しました。

▼▼▼緑茶ヘイジーを購入できるところ▼▼▼
まきのさんの道の駅・佐川

住所:高知県高岡郡佐川町加茂2711-1
営業時間:午前8時〜午後6時
※12月・1月は午後5時閉店
※テナント・施設ごとに営業時間が異なります。
定休日:1月1日、2日


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