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お客様との会話のなかで気づいたこと


TOSACO TAP STAND店長の山田です!
新緑が美しい季節がきましたね!^^ お店にお越しいただくまでの道路脇には色とりどりのアジサイが花を咲かせてまさに今が見ごろという風景です。屋外テントから見える場所にも咲いていますので是非ご覧くださいね!

さて、今日はTOSACOのNOTE編集長の瀬戸口からも依頼されました、TAP STANDにお越しいただいているお客さんとのかかわりの中で、私が店長の立場で気付いたあれこれについてお話させていただきます。


◉「とさみさん」とのはなし

先日それこそTOSACOがまさに「こんなお客さんにお届けしたい!」とイメージしているようなお客さんがご来店されました。(以降このお客さんを「とさみさん」としますね。)

とさみさんは大阪出身で妹さんが現在高知にお住まいで、ご自身は東京在住の方です。TOSACOに出会ったきっかけは、妹さんから届いた高知のビールの贈り物。今回も、高知に住む妹さんを訪ねてこられたことを機に、一緒にご来店下さいました。飲んでみて、「こんなに飲みやすいビールは初めて、もっと飲みたい!」と思ったとお話してくださいました。率直に「嬉しい」のひと言です。

◉TOSACOはクラフトビールの入り口を目指す

昨年の秋、高知工科大学に留学中のチェコ人の学生さんがお友達を連れて来店してくれた際、彼は「毎週末ビールを7リットルくらい友達と飲むのが日課だった。日本に来て飲む量はかなり減ったけどね。僕はとにかく苦いビールが好きなんだ!」と話してくれました。

日本で長い間親しまれてきた一般的なビールは、ピルスナーと言われるスタイルのビールですが、こちらはキレのある爽やかなのど越しと、ホップの苦みが特徴のチェコ発祥のビールです。

「苦いビール」とイメージされている代表ピルスナーを基準に「ビール=苦手」と認識されている方々に、苦いだけがビールじゃない、色んなスタイルのビールがあるんだよ、とお伝えしたい。TOSACOはクラフトビールの入り口的な場所で、まずはビールの楽しさに気づいてもらう、そのきっかけとなる立ち位置であれば、と私は考えています。

とさみさんも元々ビールは苦手で、クラフトビールのブーム到来で色々試してみたけれど、それでもまた飲みたいと思える好みのビールはあまりない、と仰います。

◉「飲みやすさ」を意識して

TOSACOのビールは「飲みやすさ」を意識して造られています。高知県の素晴らしい食材をふんだんに使用して個性豊か(言い換えると他にはない味わい)でありつつも、苦みはさほど気にならないビールたち。

その飲みやすさにこだわったTOSACOのビールの原点は、代表瀬戸口さんの「奥さんと一緒に大好きなビールで乾杯をしたい!」という「想い」です。

◉自分の好きなビールを選べる楽しさを大切に。

クラフトビールに詳しくなくても、好きなビールが見つかると、ビールを飲むのが楽しくなる。家族や仲間、大切な人との乾杯の瞬間が笑顔で埋め尽くされる、その空間にTOSACOがあったら、嬉しい。

その日、とさみさんは飛行機で東京へ帰られるとのことで、タップスタンドの配送サービスを利用し、お土産にTOSACOを購入してくださいました。

とさみさんが高知を離れた後、ご自宅に届いたTOSACOを気に入ってくださるだろうか、どんな風に楽しんでくださるだろうか…。
そんなことを想像して、嬉しくなった午後のお話でした。

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