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念願の、TOSACOジェラートが販売開始!

こんにちは!TOSACOの代表兼note編集長の瀬戸口です。ようやく準備の目途がたち、TOSACOの新サービスをお伝えできる日が来たことを嬉しく思っております。きたる4月6日(土)から、TOSACO TAP STANDでは、ビールにならぶ商品カテゴリーとして、ジェラートの販売を開始します!

TOSACOジェラート!

◎ジェラート提供に至る経緯

このTOSACOジェラート案は、まだ工場も立っていなかったとき、TAP STANDの構想段階だった約2年前に急速に浮上しました。店舗店長の求人に、まだ当時イタリアのミラノ近郊でジェラート店を営んでいた山田から応募があり、それだけでも十分サプライズでしたが、旦那さんはイタリア人ジェラート職人だとお教えいただきました。

2年前のTAPSTAND構想時に浮上。懐かしいなーー!

まったく後付けではなく、店舗の目指すべき姿として、ビールを楽しむ大人だけでなく、子どもも、アルコールを飲まない大人も一緒に楽しめる場所を目指していて、それこそジェラートやソフトクリームのような商品を元々想像していました。そこに舞い降りた応募だったので、あくまで店長の求人だったのですが、ジェラートのことも一緒に話を進めたのを思い出します。

イタリアと高知、時差を乗り越えてたくさんメールしあったことを思い出します。

◎TOSACOジェラートのこと

TOSACOは「おいしい高知のおいしいビール」ともご説明してきたとおり、あまり知られていないけどキラリと光る、でも元々この場所にはあった地域資源(素材や生産者)のようなものを、醸造家の視点から捉えなおすことをコンセプトとしてきました。
このコンセプトは、ジェラートでも活きると考えています。ジェラートは素材がそのままに活きる食の国イタリアの伝統的な氷菓です。ビールではお伝え出来ない方々にTOSACOの想い、コンセプトを届けることがジェラートならばできるというのが、推進の大きな理由でした。

ビールだけでなく、ジェラートでもストーリーや思いを届ける。

ここからは、TOSACO TAP STAND店長の山田に、今の進捗状況や、ようやくスタートとなるうえでの想いなどを話してもらおうと思います。

◎「TOSACOの求人を見つけたから」イタリアから高知県香美市へ。

どうも!店長山田です。瀬戸口編集長の上記序章。読んでいて何だかグッとこみ上げるものがあります。私たち家族が香美市香北町へ移住してきた経緯、それは「TOSACOの求人を見つけたから」というのがシンプルで本当の理由です。

高知県香美市のTOSACOとイタリアの山田が、縁を結ぶ奇跡。

イタリアから日本への移住を検討していたときに、地元名古屋以外の移住先として、私の兄に勧められたのが高知県でした。日本へ移住後も、もちろん今までの生業「ジェラテリア」を夫婦で続けるつもりでしたが、夫婦二人三脚の店舗運営と子育ての両立に難しさを感じていたこともありました。

イタリアに行く前、神奈川でのジェラート店を営んでいたころ。

誰も知らない新たな地でゼロから事業を始めることにも少々の不安があり、まずは仕事を探そう、と、「高知 求人」とグーグル検索していたのが2022年の夏です。

高知県が、日本での移住先の候補に。

ちょうどその頃、イタリアで私たち家族が愛し通っていたビアパブがあり、そのお店にはお酒の飲めない子供たちをも虜にするアットホームな雰囲気がありました。そんな中で見つけたクラフトビールメーカー、高知カンパーニュブルワリーの新規事業「TOSACO TAP STAND」の求人。

アットホームな雰囲気が大好きなイタリアのパブ。

◎TOSACOのビジョンに共感、メールする。

どんな会社なんだろう、とインターネット上に取り上げられていた瀬戸口さんのこれまでの歩みや取り組みを読み漁りました。会社が掲げる「豊かさの循環」や、「生産者の想いを届けるものづくり」のヴィジョンに共感し、こんな場所でジェラートがつくれたら、、、と、勝手に期待を膨らましながら、夫に「見つけたよ!」と、興奮しながら話をしたのを鮮明に覚えています。

TOSACOの想いがイタリアまで届いた瞬間でした。

直ぐに送ったメールには、履歴書と共に、私たちが営んできたジェラテリアのこれからについて書いたお手紙も添えて送りました。瀬戸口さんからのお返事の中で、TOSACO TAP STANDでジェラートを販売する構想があったことを聞き、まさに運命の出会いだと思わずにはいられませんでした。

イタリアで営んでいたジェラート店でのメニューもそえて。

◎ついにたどり着いたTOSACOジェラート。

そして今、ようやく皆さんにジェラートをお届けすることができる日を目の前に、とても感慨深い気持ちでいます。夫のマティアも、最近どことなくテンションが高いのは、間違いなく私と同じ気持ちでいるからだと思います。

運命の出会いから約1年半、ようやくSTART、です!!

先週は店内にショーケースが設置され、スタッフのジェラート盛り付け練習も開始しました。慣れれば簡単な作業ですが、これが結構難しい!見た目も大事ですが、量を正確に盛ることも大事なので、感覚をつかむまではそれぞれしっかり練習していきます。

すくう重さや形を意識しながら、真剣に練習!

◎ジェラートは6種類を予定。

そしてジェラートショーケースには6種類のジェラートが並ぶ予定です。
これからもビールと同様たくさんの高知の素材とコラボしていく予定ですが、中でも特におすすめなのが「雪ヶ峰牧場のジャージーミルク」。

雪ヶ峰牧場のジャージーミルク。他とあわせて6種並びます^^

ビールの製造過程で必ず出るモルトの粕は、創業当初より雪ヶ峰牧場の牛たちの飼料として今も再利用して頂いています。モルト粕を美味しそうに食べる牛たちの姿は、また別の機会に皆さんに紹介する予定でいますので、そちらも楽しみにしていてください。

ちらっと、雪ヶ峰の牛さん。いつもありがとうございます!

TOSACOの工場から車で5分ほどの丘の上にある雪ヶ峰牧場のジャージー牛は、広大な敷地内を365日、朝も夜も、のびのびと放牧している山地酪農。牧場の自然の草と、TOSACOのモルト粕を食べた牛たちから絞った牛乳で作るジェラートは、やっぱり特別に美味しいのです。濃厚な乳質でコクのある味わいのジャージーミルク。気持ちの良い環境でいきいきと過ごす牛たちのおすそ分けを、ジェラートで是非召し上がってみてくださいね。

めっちゃ濃厚で美味しいので、本当にお楽しみに!!

◎ジェラートでも、おいしい高知を届ける。

今まで通りビールを通して、更にこれからはジェラートを通して、この「おいしい高知の魅力」をより多くの方々へお届けできればうれしいです。ビールにジェラートと、ご家族同士、ご友人同士などで、TOSACO TAP STANDにて新しい形の乾杯をお楽しみください!

ビールもジェラートも楽しもう!

次週は、TOSACO代表の瀬戸口から、ようやくスタートした周年イベントと、新工場の竣工から1年の出来事、思い出をテーマにお話させていただきます。

いよいよ来週からイベントスタート。ワクワクドキドキが止まりませんが、みなさんとお会いできるのを楽しみにしております!読んでいただき、ありがとさこです!!

第9回 輝け!世界に伝えたい日本のビアカルチャー2024 「ブルワリー・インポーター部門」に、高知カンパーニュブルワリーが選ばれました!


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