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わりとあっけなく

昨日は代休だったので実家の母とともに司法書士事務所へ行ってきました。
父が亡くなって唯一手続きが終わっていなかったのが不動産関係。相続登記の義務化とかいうのをテレビなんかで見て、うちはまだ3年以内なのであわてる必要はないんだけど、そろそろやっとこうか~ということになったのですな。

先週連絡しといた司法書士事務所は実家から徒歩5分。3階建てのビルの最上階。近所だからよくビルの前を通るけど入るのは初めて。エレベーターがあるので3階まで階段で上がらずにすんでちょっと安心。
事務所の扉を開けてみたら少々タバコくさかった。そして司法書士さんはお電話中。手振りで指示されてソファーの方へ。

「すみませんね、今日は事務員が休みでね」
電話を終えた司法書士さんもソファーの方にやってきた。年配の男性だけど気さくな感じで話しやすそう。
そして打ち合わせ開始。家族構成や所有する不動産について話し、まずは相続の割合を決定。うちは私と母だけなのでいたって単純であるらしい。当初はどちらかにするつもりでいたけれど、法定どおり半々でいくことにした。

持ってきた戸籍謄本などを手渡すとざっと目を通し、
「いいですね、これ全部使えますよ」
とのこと。足りないのは私の住民票くらいだけど、それも司法書士さんの方で手配できるとか。
「あとはこちらで手続きを進めますので、また来てもらう必要はたぶんないでしょう」
4月はあれやこれや(法務局の異動とか?)で若干時間がかかるかもしれないとは言われたけど、それでも1ヶ月くらいで終わりそうだ。

そんなわけで打ち合わせは30分でおしまい。当初はまた役所まわりをせにゃならんのか…と気が重かったのだが、そんな必要もなくなった。あっけなさ過ぎてびっくりしたけど、たぶんうちがシンプルなパターンだったからなんだろうなぁ…

午後は父が使っていた布団や毛布、古い客用の座布団などを車に積み込んで市のクリーンセンターへ。持ち込みで処分できる所なのだが、まずは受付で車輌ごと重量を測定。
それから指定されたスペースに移動して、でっかいベルトコンベアーが動いている空間にポイポイ投げ入れる。私のお気に入りだった毛布もさようなら。あの昔ながらの重さが好きだったんだけど、ふちがボロボロだったもんなぁ。再び受付に戻って車の重量を測定。30kgだったそうで300円をお支払い。意外と安かった。

ちょうど父の月命日だったので墓参りしてからお次は市のボランティアセンターへ。父が使っていた羽毛布団やダウンジャケットを寄贈するためである。羽毛が一定の割合を超えていれば引き取ってもらえるんだとか。
ついでに使わずに押し入れに溜め込まれてたタオルや父が使い切ることのなかった紙おむつ、私が会社からもらってきた使用済み切手も寄付。
「寄贈者として名前を掲載しますか?」
と聞かれたけど母が辞退。感謝状だけもらってきた。

ボランティアセンターのそばには桜並木があるので、帰る前にちょっと見物。3分から5分咲きといった感じかな?ランドセルを背負って撮影している親子もいた。いい時期に来れたなぁ。

散策にもってこい
羽越線

今日やるべきことを全部片付け、自分達へのご褒美ということで母とファミレスに寄ってサンデーを食べる。本当はがっつりパフェを食べたかったのだが品切れだった。残念無念。その後は普段どおりにスーパーで買い物をして実家へ戻る。

もっと大きいパフェが食べたかった…

夕方、実家から家へ戻る途中、福島潟へ寄り道。菜の花は見た目もよいけど香りもいいものですな。

逆さ菜の花もまたよし
歩けば香りも堪能できる

父が亡くなって必要な手続きはこの日で目処がついた。あとは再来週の年忌の合同法要とベッドの処分くらいかな。

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