最近、気付いた事がある。

「好き」についてだ。

人を好きになる、ってどういう事だと思う?

その人と居るとドキドキする
自然と目でおってしまう
気になって気になって仕方ない
今何してるのかな?と考えてしまう
妄想してしまう
夢に出てくる
一緒に居たい、抱き締めたいと思う
…etc.

何を持って好きと言うのかは分からないけど
(それを証明しろと言われれば理系なので数字や実験や色々と面倒な事になるのです。)

結局のところ
相手に対して他の人以上に興味が湧いて(知りたくて)仕方ない状態
ではないだろうか。

そして、自分は誰よりもこの人を理解し知りたいと思う。
するとどうだろう?

自分よりも知っている人が現れたり、自分の知らない部分を知っている人が現れたりしたら?

嫉妬
ヤキモチ
羨み

負の感情へと変わる。
若しくは、
好き過ぎるが言えに

誰にも渡したくない
今の状態であり続けたい
全てを知りたい手に入れたい

と深淵へと向かう。
そうなると、死への抵抗が無くなる。

好きが過ぎたら
死ぬ事が正しく見える。

こうして、メンヘラは生まれるのではないか。

メンヘラにならなかったとしても
自分の知らないこの人がいる事が許せなくて
もっともっと知りたくて
なんで?どうして?
としつこく質問を繰り返す人間になるのではないか。

好きという感情は
どんな刃物よりも危険である。
自分や他人を凶器に変えて
倫理を超越した正しさへと変える。

人とはどうしようもない生き物だ。