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変化を恐れるな【超訳】自省録32日目

・今日の超訳

変化は恐れるものではない。むしろ宇宙にとってはごく当たり前の自然である。生きていくうえで必要な事柄のうち、変化なしで果されるものはないと心得よ。

・引用原文(第7巻18章より)

「変化を恐れる者があるのか。しかし変化なくして何が生じえようぞ。宇宙の自然にとってこれよりも愛すべく親み深いものがあろうか。君自身だって、木がある変化を経なかったならば、熱い湯にひとつはいれるだろうか。もし食物が変化を経なかったならば、自分を養うことができるだろうか。そのほか必要な事柄のうちなにが変化なしに果されようか。君自身の変化も同様なことで、宇宙の自然にとっても同様に必要であるのかがわからないのか。」岩波文庫 神谷美恵子訳 自省録より

・ちょこっと解説

・小生は変節漢とよく言われる。昨日と言っていることが違うと、よく非難される。申し訳なくは思うが、一晩、ある事柄について真剣になって調べ、考えたら、そりゃ考えの一つや二つぐらい変わるだろうと言いたい。

・浅学であることや思慮が浅いことは認める。しかし、小生自身は、小生自身にとっても人にとっても昨日よりは確実に良い解決案や考えを示しているつもりである。当初の話から反れることが嫌なら、何のための話し合いや意見交換なのか。

・ようするに、朝令暮改過ぎるのはあれだが、熟考したうえでの変化ならば歓迎すべきものなのではないか。と自己弁護の戯言を述べてみる。

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