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日頃していないのにうまいなんてことはない

 えー、料理研究家の土井義晴先生の言葉に「『焼きそばは私に任しとけ』とか言う人が、たまにいますよね。日頃料理していないのに焼きそばだけがうまいなんてことはないんですけどね・・・」というのがあって。「なるほどなぁ」と思う・・・ということは逆説的に言えば「焼きそばを上手に作れるようになれば他の料理も上手になるのではないかいな?」と思い付き、月に何度かは焼きそばを作るようになって。

 で、その土井先生の焼きそばの作り方が、ホント〜〜〜〜〜・・・においしい!って、そんなに力んでいうことはないですね・・・。最初にこの土井方式で作ったときにびっくりしました。あのー、やっぱり焼きそばは「焼きそば」なんで「焼く」んですよね! 蒸してはいけない。その発想に目からウロコ、耳からうどん、歩く姿は由利徹。チンチロリンのカックンです。カックンルンバです。「この作り方を僕が独身だった若かりし頃に知りたかったなぁ」と思いったけど、あぁ、青春は一度だけ。俺たちに明日はない。キャッシュカードに残がない・・・。


「焼く」から「焼きそば」


 てなわけで、僕が撮る写真には焼きそばが多いです。まぁ、ただ単に、焼きそばが好きなんですけどね・・・今日のお昼はカップ焼きそばを食べました。カップ焼きそばは焼いてはいないですけど、あれはまた「カップ焼きそば」という別料理としておいしいと思います。「カップ焼きそば」でユネスコに世界遺産として登録申請しても良いと思います。なので今度、国会の青島幸男に言っておきます。ヨネスケを世界遺産に!


「カップ焼きそば」という料理を世界遺産に!

 あー、こうやって写真で見ると、やっぱり焼きそばに紅しょうがは映えますね! 焼きそばには赤がよく似合う。焼きそば好きの僕には焼きそばに飾られた赤いリボンに見えました・・・あ、このフレーズ、いいですね! 「紅しょうがっていうのは焼きそばに送られた真っ赤なリボン」・・・何言ってんだかこの人は。グダグダ言ってないでサッサと食べちまいなっ!

 これらの写真も13年前のコンデジで撮っております。今から13年前の平成23年生まれ。撮像素子は1/2.33型CCD、画素数は約1,600万画素。性はPENTAX、名はOptio。以後、面体お見しりおかれまして、向後万端引き立って、よろしくおたの申します〜。

 で、土井先生から「日頃写真を撮ってないのに、焼きそばの写真だけ上手いなんてことはないんですけどね」なんてなことを言われないように、できるだけ他の料理の撮影をするようにして心がけておる身でござんす。13年前のコンデジでも撮影の勉強になります!

ラーメンのチャームポイントはナルトのピンク


家でグラタンが食える世の中になるだなんて・・・。


カツオの刺身はシラフで食べたい!


菜の花スパには春の間にもう一度出会いたい


高級料理より、こういう写真に出る唾液


 ・・・僕のお里が知れてしまいますが「舌ビラメのムニエル」とか「フォアグラのソテー」とか「赤ニシンのトチメンボー」とかよりも、こういう名前も何だかわからない丼の写真の方がヨダレが出ますね・・・胃に悪い。けれど料理を撮影して、見る人にヨダレが出させたら、撮影者としてあなたの勝ちです! 解像度の高さやイメージセンサーの大きさは関係なし! 見る人のヨダレを出せさる写真がいい料理写真です! てなわけでございまして、お腹が空いたハラペコだってことで、今日はこれにてドロン! 次回を刮目相待!!

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