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ホワイトバランスってRGB?

 はてさて、僕は撮影の勉強をしているのであります! ・・・が、撮影の専門用語がわからないのですよね・・・。ということでございまして、「ホワイトバランス」というものを調べておりまして・・・ホワイトバランスって、いったい何なのさ? 今までも何度か調べて書いたのですが・・・。

 ・・・これだけ書いてきて、やっとこ、ホワイトバランスが、おぼろげながらわかってきました。その僕に訪れた気づきは「ホワイトバランスってRGBの話なのではないかいな?」という仮説です。RGBというのは光の三原色のことで・・・以下引用・・・。

太陽の光をプリズムに通すと、さまざまな色の光に分解されます。人間が見ることのできる光の波長の範囲をおよそ3等分したときに得られる赤と緑と青の光を重ねると、白い色として見ることができます。この赤と緑と青の3色を光の三原色と言います。

 ・・・という文字の説明だと分かりづらいので図にしますと、こんな感じ・・・。

光の三原則はRGB!

 RGBはRedとGreenとBlueの頭文字なのですよね。光の三原則はRGB! で、この図って僕みたいな印刷を生業にしているデザイナー、「光の三原則の人」ではなく「色の三原則の人」から見ると、とっても興味深い図なのでした。

 まず、おもしろいのが印刷で必要なシアンのC、マゼンタM、イエローのYが含まれていること。それから、Rことレッドの色指定を印刷のキンアカ、M100% + Y100%だとして、Gの色指定をY100% + C100%だとすると、どちらにも含まれているY100%が重なった部分の色になるのですよねー。

 色の三原色だとM100% + Y 100%の色とY100% + C100%を重ねるとC、M、Yのすべてが100%になってしまい、結果、真っ黒のスミになってしまうのですが、「光」だと、どちらにも含まれる色が見えるっていうのが不思議です。「光」と「色」って真反対の関係に思えて・・・。あ、今、思い付きましたけど、カメラマンというのは「光の三原則で考える人」で、デザイナーというのは「色の三原則で考える人」なのかもしれないなぁ・・・。

 でもって、この図を見ていて思い出したのが、以前にホワイトバランスの白熱灯モードで設定して撮影したタコくんの写真です。その写真はこちら・・・。

ホワイトバランスの白熱灯モードは青い!


 ホワイトバランスモードをいろいろと試してみたのですが、白熱灯モードのときだけ写真が青くなるのですよね・・・。


 ちなみにホワイトバランスをオートのモードで撮るとこんな感じ・・・。

ホワイトバランスのオートモード


 ・・・で、「なんで白熱灯モードで撮ると青くなるのだろう?」と謎だったのでした。その疑問をいろいろと調べてみると・・・まず、僕の勘違いが発覚しました! それは・・・「白熱灯」って名前だから、蛍光灯みたいな白い光だと思っていたのですが違うんですね! 電球みたいな赤いような黄色い色を「白熱灯」というのだそうで・・・「白熱灯」って名前なのに、光は白くない!! まぎらわしい!! ・・・ということでごさいまして、以上の理解を踏まえまして、撮影をしなおしました! まず、タコくんに「白熱灯」という赤いような黄色いような光を浴びせまして・・・。

ボクシングの試合前の控室のようなタコくん

 このタコくんをカメラのホワイトバランスの「白熱灯モード」で撮ってみますと・・・。

白くなりました!

 ババーン! 白く写りました!! そういうことなのかぁ〜・・・ということは・・・白熱灯の光は、光の三原則でいう「Y」の状態なのだと思います。で、その状態で白をちゃんと再現するために、カメラ自体が「B」の光をすでに入れている状態にして(ホワイトバランスの白熱灯モード)撮影し、写真を白っぽくしているのだと思われます。

 ということでございまして「ホワイトバランスとは何か?」と問われましたら、「それは光の三原則です!」と答えてほぼ間違いない・・・と思います・・・おそらく・・・こんなこと言ってるの僕だけかもしれないので、えーと、各自ググってください・・・間違っていたらスイマセン・・・。

 とりあえず、うまくは説明ができませんが、ホワイトバランスについては、わかったような気がしております。てなわけで、次のわからない言葉「RAW現像」か「測光方式」か「露出」か「パンフォーカス」か・・・いっぱいあるなぁ、わからない言葉・・・えーと、それら、ひとつひとつを、昭和の刑事のように、アンパンと瓶の牛乳を飲みながら、地道に調べようと思いまーす! てなわけで、今回はここまで! 次回を刮目相待!!

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