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2年間かけて行った自己分析の過程を就活が始まる前に振り返ってみた

こんにちは、26卒の大浦美穂と申します

大学3年生になる前・就活が始まる前のこのタイミングで何か新しいことを始めたい!と思い立ち、noteを始めてみました。私の兄の職場で働いていたデザイナーの方のポートフォリオが「Redesigner」というポートフォリオサイトのポートフォリオ講座で紹介されていて、その方のnoteを覗いてみたらアウトプット量がとても多いことに感動したので、私も真似をして書いてみたいと思います!

今回の記事では、振り返りを兼ねて2年間かけて行った自己分析で得たものを綴っていこうと思います!

私はどんな人か

静岡県にある常葉大学という私立大学に通っている2年生です。大学ではイベント企画の設計の勉強をしたり、UI・UXデザインの勉強をしたりしています。大学外の活動としては、大学1年生の後期から今まで続けているコラボレーションスペースTaktの運営メンバー「Con-Takt」に所属をしていて、イベント企画チームとしてイベントを開催したり、1年生の頃は「\静岡発/学生が主役の地方創生」というプロジェクトに参加したりしていました。


また、1年生の後期から2年生の前期にかけて静岡時代という静岡県の大学の先生や静岡にいる学生に取材して、記事の執筆を行い、一つの雑誌を作るサークルに所属をしていました。今はお休みをさせていただいています。

大学2年生の前期は、コラボレーションスペースTaktでイベントを開催した際に参加者からご紹介いただいた選抜型コミュニティ「FUEKI」の13期生に参加させていただき、全国の学生との対話を通して自分の今までの活動を振り返ったり、自分の軸を考えたりしていました。

1年生の頃は、とにかく色々な人に出会いたい!という一心で、様々なコミュニティに飛び込んでいました。自分のキャリアに悩み出したのもこの頃です。自分の紆余曲折に関しては、後に詳しく綴っていこうと思います

誰に読んでほしいのか

✏️やりたいことがわからなくて悩んでいる人
✏️自己分析の仕方がよくわからない人
✏️自分のキャリアを真剣に考えている人

こんなふうに思っている人に届いてほしいなと願っています


そこまで自己分析にこだわる理由

なぜここまで自分が自己分析やキャリア形成にこだわっているのかというと、自己分析をすることで自分の特性を知って同じような失敗を防ぎ、自分の能力を知ることで他の人と比べることがなくなり、それによって自分の能力を最大限発揮することに集中することができるようになり、それが自信に繋がるからです。また、自分のことや周りのことで悩むことが格段に減るので、その時間を自分の成長に充てることができます。

このような結論に至ったのは、高校3年生に進級をしてから学校に行けなくなるという経験をした、ということが大きく関わっています。

高校2年生まではいつものように学校に通えていたのに、高校3年生の文化祭が終わった頃から、糸が切れたように学校に行けなくなった時期がありました。

それは、あらゆる出来事を自分で抱え込みすぎていたということが原因だったと思います。当時の私の頭の中はこのような感じでした。

・受験による自分のストレスで彼氏との関係性が壊れちゃいそう
・部活動の副部長としてしっかりしなきゃ、最後の文化祭で演奏大成功させたい!
・河合塾に入ってみたけど他の人と比べて勉強時間が少ない、どうしよう
・受験に対するモチベが上がらない、どうしたらいいの?

通っていた高校が大学進学に特化した高校であったこともあって、大学進学に関する悩みが多いです。また、部活動を本気でやっていたので、文化祭の演奏の準備に追われていました。他にも彼氏との関係性との悩みもありました。

このような経験を経て、私は2つのことを学びました。それは、

  • 自分のことは自分でしっかり考えていく必要がある

  • 自分と違う価値観や考えの人もいる

ということです。そんなの当たり前だよ、と思われてしまうかもしれませんが、私は本当に不器用な人間で、高校3年生までの私はこの考え方が身についていませんでした。このような学びから、自分を知りたい、自分の人生をしっかり考えたいと思うようになりました。このような考えに至った過程を1つずつ綴っていこうと思います。

自分のことは自分でしっかり考えていく必要がある

これは、「なんとなく」や「雰囲気」で志望大学を決めてしまっていたという自分の経験から学びました。大学のパンフレットを取り寄せても、研究内容を見ずに「私は理系の生物選択だから、農学部とか理学部系かな?」と、雰囲気と感覚・自分の学力的に目指せそうなところ・有名な大学などで志望大学を決めていました。

でも、高校3年生の頃、本当に自分がしたいことって何だろう?と真剣に考えるようになり、幼かった頃から工作をしたり絵を描いたりすることが好きだったことを思い出し、今所属しているコースとは違いますが、アート系のコースがある常葉大学に進学を決めました。⁨⁩また、常葉大学はキャリア教育がしっかりしていることをパンフレットで知ったことも進学を決めた理由の1つです。入学する前に目的をしっかり持っておくことや、大学で何を学びたいのか?をしっかり考えておくことが、後々の大学生活にも活きてくるというのは、大学3年生になろうとしている今、身に染みて感じています。自宅通いも頑張ればできる範囲にいましたが、親にお願いをして入学と同時に1人暮らしをさせてもらいました。自分で考えて自立をするという感覚を得たいという気持ちがあったことが大きいです。

自分と違う価値観や考えの人もいる

これは、高校1年生の頃から今もずっとお付き合いしている彼氏から学びました。この文章を彼氏に読まれたら恥ずかしいのであまり詳しくは書けませんが、高校生の頃、2年生までは順調に付き合っていたのに3年生になってから喧嘩っぽい感じが増え、あまりお互いにとってよくないことが多く続いてしまった、という経験をしました。何かお互いにとって嫌なことがあった時に、私は私の感覚で相手に話してしまうことが多く、相手は相手で自分の感覚や考えがあって、それに対してなんで私の考えをわかってくれないの?と悩んだり、怒りをぶつけたりしてしまう時期がありました。

でも、この状況をなんとか打破させたい!と自分で調べたり考えたりしていくうちに、自分と相手は育った環境も違うし、考えや価値観・興味関心も違うし、それを尊重して受け入れていく姿勢が大事なのかもしれないと考えるようになりました。(実際に私と彼氏の性格が真逆で、今流行りのMBTI診断の結果もアルファベットが全て逆で、たくさんぶつかり合っていたことが腑に落ちました笑)

今ではお互いのことを尊重しながらお付き合いできるようになったので、自分に気付きを与えてくれたこともそうですが、ずっと付き合ってくれている彼氏にはとても感謝しています。(筋トレが趣味の彼氏から筋トレを常に進められていて困っているのは最近の悩みです😂)

このような学びから、色々な価値観や考えを持つ人に出会いたい!自分をもっと知って行きたい!自分の人生を真剣に考えていきたい!と考えるようになりました。

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2年間でやった自己分析

前振りが長くなってしまいましたが、早速本題の自己分析について綴っていこうと思います。私が2年間を通して行った自己分析はこちらです。

👉とにかく色々な人に出会ってみて、人との違いから「自分」を知る
👉自己分析を目的としている人達の輪に入って、客観的に自分を見てもらう
👉自己分析のやり方が載っている本を参考にしながら自分で分析をする

これらについて、1つずつ詳しく説明をしていこうと思います。

とにかく色々な人に出会ってみて、人との違いから「自分」を知る

大学は、自分の行動次第でなんでもできる期間だと思っています。そんなありがたい環境をどんどん生かしたいと思い、私は大学1年生の頃はとにかく視野を広げるために「色々な人と出会って自分を知る」ということを目標にして行動していました。

学生団体に所属をしてみたり、ボランティアに参加してみたり、近くの個人経営のラーメン屋さんに行ってみたり…とにかくビビッときたものには手をつけていました。

たくさんの人と出会ったり話したりしていくうちに、自分とは興味や関心が全く違う人が多くいることが分かってきます。私にとってはつまらないことでも、誰かにとっては夢中になってしまうほど好きになることがあるし、自分が苦手だと思っていることを簡単にこなしてしまう人もいる。逆に、自分が簡単にできることなのに、他の人にとってはつまらないし難しいと感じる、みたいな場面をたくさん見てきました。そういった世界をたくさん見ていくことで、人って本当に十人十色なんだなと感じると同時に、人との違いから自分の苦手や得意、興味関心を知ることができるようになりました。

たくさんの人と出会うことで自分の小ささを感じるようになって、これだけ多種多様な人がいるのだから自分のやりたいことをやってもいいよね、という自信が湧いてくるようになりました。周りの目を気にしすぎて行動に移せなくなってしまうことが多かった自分にとっては本当に自信になり、たくさんの方から勇気をいただきました。

自己分析を目的としている人達の輪に入って、客観的に自分を見てもらう

これは、前振りの時に紹介をさせていただいた選抜型コミュニティ「FUEKI」での経験がこれに当たります。全国の学生と会って話す、という部分では前の「とにかく色々な人に出会ってみて、人との違いから「自分」を知る」と近い部分はありますが、これは私と同じように自己分析をしたい!と、目的を持っている人達で集まって対話をするという部分が前の項とは違うところです。

普段一緒にいる人にいきなり「私ってどう思う?」と聞いたら困惑されてしまうかもしれないし、引かれてしまうと思うけれど、自己分析を目的として集まっている団体なら、素直に「私ってどう思う?」と聞くことができます。前の項では自分の頭の中で人との違いを認識するような自己分析でしたが、これは直接自分の特性を他の人がハッキリ伝えてくれるというところが特徴になっています。他の人から見た自分を知ることで、より自分の解像度が高まります。いわゆる、他己分析がこれに当たります。

本当にこれは有効で、自分はこうだ!と思っていることでも、他の人からは全然違うように自分が映っている、ということがよくあって、自分の自分に対する思い込みをなくすことができます。

自己分析のやり方が載っている本を参考にしながら自分で分析をする

これは、書籍を参考にしながら自分の「自己分析ノート」を作る方法です。
私が参考にした書籍を載せておきます。

これは前の2つの項と違い、ノートにガリガリ書いて可視化をして、自分の取り扱い説明書を作るような形で自己分析を行いました。どのような流れで自己分析を行ったのかを載せておきます。

1.  まずノートを一冊用意する
2. ノートに名前をつける(私はMy vision ノートという名前にしています)
3. 自己分析に関する書籍を1冊しっかり読み込む
4. その後、その書籍に従って自己分析を行う

4つの項目について詳しく説明します。

1. まずノートを1冊用意する
これは、箱を作っておくイメージに近いです。あらかじめ自分の進路や真剣に考えていることなどを吐き出せるノートを作っておくことで、何か考えたことや学びになったこと、就活関連のことをいつでも書けるような状態にしておきます。

私が実際に使っているノート

2. ノートに名前をつける(私はMy vision ノートという名前にしています)
ノートに愛着を持たせるために私はこうしました。

3. 自己分析に関する書籍を1冊しっかり読み込む
全体像を把握するためです。

4. その後、その書籍に従って自己分析を行う
実際に、自分の心の中にあるものを吐き出すフェーズです。

ノートの中身
書籍を参考にしながら行ったマッピング

振り返り

2年間の自己分析で自分をしっかり見つめ直すことで、自分の生活が豊かになることは私自身よくわかりました。私が今やりたいと考えていることは、キャリアや教育に関する課題をデザインでアプローチしていくということです。

自分が高校2年生から大学2年生までの間に自分自身がたくさん進路に悩んできたという経験から、同じように自分のキャリアに悩んでいる人の力になれたり、価値を与えたりすることができるのではないかと考えています。また、私は社会的に弱い立場にいる人に優しく寄り添うことができるという強みがあるので、教育の分野でも何か価値を与えていける活動をしたいと考えています。

また、デザインでアプローチをしていくという部分は、私の強みである「共感」や、大学で学んだデザインの手法を手段に使うことができるのではないかと思い、考えました。

このことを両親に話してみたら、私の父型の親戚には教職関係者が多いこと・教職家系であるということを知り、校長先生が親戚に何人かいるよ〜と軽く言われてびっくりしました(笑)親との会話を通して自分のルーツを知ることができたのも良かったです!これも自己分析かな…?

これだけ自己分析をしておいて、分かったのこれだけ?と、思ってしまうかもしれませんが、真剣に自分と向き合うことで、一つ一つの言葉に重みが生じます。なんでそれをやりたいのかと聞かれてもすぐに答えることができるようになって、自分の方向性を定めることができ、自分の一つ一つの選択に根拠があるので迷いが無くなります。何より、嘘偽りのない自分でキャリアを歩むことができるようになると考えます。

ここまで読んでいただきありがとうございました🫶
皆さんも是非参考にしてみてください!


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