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へっぽこOLのお先真っ暗転職日記 4

これは結婚式を挙げるためにお金を稼ぎたいOLが、頑張って年収を上げるために転職活動をするお話。

前回はこちら


もしかしなくても焦りすぎ? 

転職したいけどこれといった実績がない、転職キツイから異動したいけど異動できる実績もない、とりあえずやったことから文章をこねくり回して実績を捻り出す心の余裕もない、人生ツムツムどん底OLはどう生きていけばいいんですか?先生の次回作にご期待ください!



落ち着いてもろて。

…まぁまぁ、一旦落ち着こうじゃないか。
転職をするにせよ何にせよ、とりあえずメンタルを建て直さないことには始まらない。
仕事はともかく転職は自分のペースで出来るのだから、一旦落ち着いて考えてみることにした。


そもそもなんで転職したいんだっけ?

そりゃ、給料を上げたいからある。ここに書いててよかった。結婚と新生活にかかるであろう費用に対して今の給料に不安があるから、とりあえずドンと上げておけばいいだろうという思想である。
…考えてみれば、今の職場に対する悩みはそこまでない。まぁ、キャリアパスが見えない悩みはあるけれど、そこまで緊急性の高い悩みかと言われればそうでもない。忙しいけどそれで辞めたいとか、そういうのはない。


つまるところ、本当は給料が低いのが不満なのではなく、新生活で困窮しないかが不安なのでは?

今は記録的な円安である。そして不景気である。毎日戦争の報道はあるし、この世はどこまでも暗くなっていく。知らず知らずの内に、自分の中で不安がかなり蓄積していた可能性は否めない。
そんな暗い世の中で結婚して生きていくにあたり、このままではいけないと自分の中でキツく思い込んでしまったのではないか?なんとなくそんな気がした。


閑話休題、HSPについて

心を落ち着けるためにビジネス書を買い漁っているときに、なんとなく手に取った本の中に「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」についての本があった。

最近嫌に心が疲弊しているので、もしかしてという疑念を持ってその本を手に取った。

この本。


かくれ繊細さん…HSS型HSPという、外交的でHSPではないように見えるけれども敏感で困っている人たちは、どのように自分の本心と向き合ってやりたいことを探せばいいかが書かれている。

この本曰く。
かくれ繊細さんは、感受性の幅が広すぎる。
そのため色んなことが他人とズレており、色んな不具合を今までの人生で経験してきた。その恐怖と反省によって、やりたいことや好きなことを自分で封殺してしまっていることが多いらしい。

いやこれめっちゃ自分〜〜

びっくりした。自分めっちゃこれじゃん。当てはまりすぎて一気に3回くらい読んだ。

目的のために頑張るのは何か嫌で、頑張っている自分そのものは好き。
自分で創意工夫するのが好きで、言われたことをそのままやるのは無意味に感じる。
人の顔が曇るのを見るのが怖いので、他人にものを頼んだりするくらいなら自分でやるし頼まれたら断れない。


このへん全部、かくれ繊細さんがもつ特性を発揮してしまった結果の生きづらさらしい。心当たりがありすぎて目眩がしてきた。


それならまぁ、それはそれで。

そんなわけで、自分はどうもHSS型HSPらしい。

残念ながら持っている特性の多くが、組織に所属する会社員に向かない。でも繊細なので不安定な生活はストレスで辛い。厄介な人間だ。
でも、今の仕事がなんだかしんどい理由がだいたい全部これのせいと分かって、ちょっとだけ気が楽になった気がする。

世の中の情勢と新生活の不安に強く影響を受けていること。
向いてないけど会社員を今まで頑張れていたこと。
そのあたりを念頭に置いて、もう少し生きやすい道を探すのもありなんじゃないかなと。

そう思ったOLの転職活動記は、ここから第二章に続くのである。



読んでいただきありがとうございました。色々と考えた回でした。かくれ繊細さんは人口の6%程の存在らしいです。まじ?
次回、自己分析編になりそうです。

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