知らないことに興味を持つことはできない。
「今好きなこと、やりたいことはありますか？」
この質問に答えることができますか？
私は数年前まで「旅行、お酒、美味しいご飯、カフェ」など、よく見かけるようなことを挙げていました。
でもなんとなく「好きではあるけど熱中しているわけではないし、日常的にできることではない」と感じており、やりたいことではない気がするなと思っていました。
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このときに気づいたのが、”自分が好き、やりたいと思えることは自分の知識の範囲内にしかないこと”です。
「みんなが言ってるし、実際に楽しかったから好き」程度のことをつらつらと並べているだけでした。
興味を持つことができるのは、【知っていること】
好き、やりたいと思えるのは、【やったことがあること】です。
知っていることを増やすためには、たくさんの情報に主体的に触れてみることです。テレビのつけっぱなしやYoutubeの垂れ流しでは、せっかくの情報が右から左へ流れていってしまうので、【知っていること】として蓄積していきません。
【知っていること】として知識を蓄積していくためには、読書や資格取得の学習、自ら選んだセミナー参加など、主体的に動くことが必要です。
そして、知識の蓄積と同時に進めていきたいことが、【やったことがあること】を増やすことです。知識が増えてくると、自然と多くのことに興味が湧いてくるものです。
ただ、「今の年齢じゃ遅いかな」「新しいことは緊張する」「一人だと不安」「やっぱりめんどくさいな」と様々なマインドブロックが障壁となって進めない人が多いです。
誰にとっても、知らなかった世界のことをやってみることは、不安であり、大変なものです。
あなただけ特別に抱く感情ではなく、多くの人が同じ感情を抱きます。その”壁”を超えて「とりあえずやってみよう！」と思える人が、結果としてたくさんのことを知っていき、【好きなこと、やりたいこと】がたくさんある素敵な人になっていくのです。
つまり、多くの人から素敵だなと思われるためには、たくさんのことを知り、たくさんの行動経験を積むことです。
ちなみに今の私の好きなこと、やりたいことは【読書、インスタ、note、新しい人に会うこと】です。
昔は「趣味と言えるものはありません」と語ることもありましたが、継続していると、自然と趣味として語ることもできるようになりました！
本を通して自分の中になかった考え方に触れたり、新しい人に会って、”知らない業界、職種、仕事” や その人の経験談や好きなことの話を聞くのは、ものすごく楽しいです！
自分自身のやりたいことが少し落ち着いた頃には、自らそういう場を作ることができたらいいなと考えてもいます。
「自分の知らないことが多すぎる！」と頭で理解して危機感を覚えると、日々の習慣や行動・考え方が変わり、結果として周りの環境も変わっていくものですよ。
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