sa_wa

広島県在の40代です。幼少期から文章を書くのが癒し。40代女性目線のつれづれごとを書いていきます。旅するように生きていきたい。Instagramにて錆びてるものを収集中です。

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マガジン

  • 80年代歌謡曲名詞集

    80年代の歌謡曲を中心に、言葉のセンスにグッときた歌詞たちについて、私的考察をあげています。曲の音楽性については、聴いてもらうしかないので多く語りません笑。今ほどコンプラ重視ではなかった昭和の歌詞、自由で尖っていて遊びも満載、楽しいです。気楽に読んでいただけたらうれしいです。

  • note企画への投稿記事

    色々な記事を書けるようになりたいので、note企画への投稿をできるだけしています。考えたこともないテーマについて書くのは楽しい。

  • 映画レビュー

    映画への感想文です。 映画でしか表現できない領域ってありますよね。言葉の及ばない感動がある。わかってるけど、そこに言葉で追いつきたい。そう思って書いています。

  • 日々の湧いたきもちの記録

    雑多な内容で、忘れたくない気持ちや、書きたくなったことを書いています。

最近の記事

昭和歌謡曲名詞集   『秋には秋の色をした 男を見つけて恋をする』

『女はそれを我慢できない』 アン・ルイス 作詞・作曲 加瀬邦彦 1978年5月にリリースされた、アン・ルイス14枚目のシングル。 歌詞がまぁ過激。 悪女の高笑いが聴こえてきそうな、なんとなく気分がスッキリする大好きな曲です。 季節ごとに男を変える恋女が、 春の男、夏の男、秋の男をたぶらかし それぞれに『お前なんかもう飽きた』と捨てるのです。 はい、無慈悲。 『秋には秋の色をした 男を探して恋をする ヤボだね おまえはいつまでも 私を追いかけついてくる バカバカしいのよ

    • 昭和歌謡曲名詞集  『男なんてシャボン玉』

      『バスルームから愛をこめて』  山下久美子 1980年日本コロンビアよりリリース 作詞 康珍化 作曲 亀井登志夫 山下久美子さんの1枚目のシングルレコード、同時に同名のファーストアルバムもリリースされている。赤とグレーのおしゃれな配色のジャケット、お茶目な山下久美子さんの笑顔に目を奪われる。 恋人の浮気が発覚した夜。 傷ついた女心。 バスルームで涙を流しながらも、この恋を吹っ切って、もっともっといい女になってやる…という切なくも前向きな気持ちを歌っています。 ジャンルと

      • 昭和歌謡曲名詞集『青春はね 心のあざ』

        『タッチ』岩崎良美 1985年3月リリース 作曲 芹澤廣明  作詞 康珍化 言わずと知れた、超有名アニソンである。 イントロだけでみなみちゃんの顔が思い浮かぶ、という方も多いはずだ。 一度聞いたら耳に残る楽曲。 80年代邦楽は名曲ばかりだが、知名度としてはトップクラスであろう。 しかし、原作、アニメともに『タッチ』という作品が名作であるがゆえに、この主題歌の歌詞のディテールが掘り下げられていないような気がするのは、私だけだろうか… 特にグッとくるナイスな名歌詞について語ら

        • 映画感想文「市子」

          好き嫌いの分かれる作品かもしれない。 しっかりネタバレを含むので、これからネタバレなしで観たい方はご注意下さい。 [あらすじ] 恋人の長谷川が市子にプロポーズした翌日、市子は突然姿をくらました。 途方にくれる長谷川のもとを刑事の後藤が訪れる。 市子が多くを語らなかったとはいえ、3年間同棲していたにもかかわらず、長谷川は彼女の素性をほとんど知らなかった。 市子の行方を追うなかで、長谷川は初めて「市子」の人生を知ることになる。 本当の彼女を誰も知らない 新年度を迎え、この

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        • 80年代歌謡曲名詞集
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          1本

        記事

          新社会人さんへ、ささやかなエール

          #会社員でよかったこと 桜の開花宣言が始まりましたね。 新社会人の方々にとって、この時期は不安と期待の混じった、そわそわした季節ですね。 働き方が多様化してきて、フリーランスで働くとか、パラレルワークとか、組織で働く以外の選択肢が当たり前になってきました。 素晴らしいことです。 全体主義、事なかれ主義の日本の悪しき風習は、働き方の多様化によって打破されるのかもしれませんね。 そんな世の中の流れは汲みつつも、私は、会社員として働く経験はやはり実りの多いものだと思っています

          新社会人さんへ、ささやかなエール

          映画感想文 after sun

          本作を観終わって、疑問がわいた。 自分が「思い出」として振り返った脳内映像のいったい何%が、真実と一致しているのだろうか。 2023年、映画好き界隈で話題になっていた本作を、最近ようやく観た。 新しい衝撃があった。 個人の脳内にある「思い出」の映像スクラップ を観たような。 子供の時分の懐かしさと、大人になって解る父の感情。ソフィの私的な思い出が、普遍性を持って観る者の思い出とリンクする、不思議な映像体験だ。 この映画は、11歳のソフィと31歳の父カラム、父と娘の夏の

          映画感想文 after sun

          広島ふらふら喫茶店めぐり【ボラボラ】

          春分の日の午後15時。 外は雨が降ったり止んだり、この時期の空模様は読めません。 広島市中区立町。 喧騒からすこし離れたところにある、喫茶店ボラボラにお邪魔しました。 南国の雰囲気を感じるお店の外観ですが、店内は予想よりもクラシックで、緑を基調としたレトロな重厚感ある雰囲気です。 モーニングや軽食のセットもあり、セットのコーヒーは、ブレンドコーヒー以外の種類も選べるようです。 私はグラタンのセット(1000円)を注文いたしました。 パンは良い感じにバターが染みていて、

          広島ふらふら喫茶店めぐり【ボラボラ】

          初めてのひとり映画、今はない映画館

          2000年。 初めてひとりで映画鑑賞をしたのは、高校3年生の夏だった。 夏が始まる少し前だったような気もする。 16:00くらいだった。 空調があまり効かない映画館だった。 そんな、夕方の生ぬるい空気の中で。 「石巻東宝映画劇場」にて、ソフィア・コッポラ監督の「バージンスーサイズ」を観た。 なぜその映画だったのか。 それは単に、おしゃれな映画を観るおしゃれな子に憧れていたからだ。 生まれ育った街が、好きになれず、こんな何もないところから出て行きたい、なんて思っていた。高

          初めてのひとり映画、今はない映画館

          家事分担から、お互いをわかりあう

          家事というのは不思議なものだ。 どの世帯でもしていること。 それにもかかわらず、なぜか絶対のフォーマットが存在しない。 「うちはこうしている」とか、「俺はこのやり方がいい」とか、それぞれに細かいこだわりがあり、他人と共有するのが難しい。 靴下の干し方ひとつとっても、足首側をピンチではさむとゴムが伸びるから嫌、という人もいれば、つま先側をピンチで挟むとピンチの跡がつくから嫌、という人もいる。 どちらも間違ってはいない。 ここで選択肢はいくつか出てくるだろう。 どちらかが折れ

          家事分担から、お互いをわかりあう

          ネパールの餃子、モモの思い出

          #餃子が好き 餃子というと、日本人に馴染みのある半月にくしゅくしゅとフリルをつけたような、あの形の焼き餃子がメジャーかと思う。 もしくは皮がもっちりした水餃子、蒸し餃子は知名度も高いし、ファンは多い。 どんな調理法であっても、それぞれの餃子の個性が愛おしく、食べるたび、その後のご機嫌を約束してくれる。 まぁとにかく、餃子が好きだ。 そんな餃子の世界の中でも、私の思い出に強く残り、いまでも見かけると必ず食べることにしている餃子がある。 ネパールの餃子、モモである。 モモ

          ネパールの餃子、モモの思い出

          吸水サニタリーショーツがもたらす安眠

          #買ったわけ 買ってよかった&開発者のみなさんありがとう、という気持ちを届けたい商品があります。 UNIQLO、エアリズム吸水サニタリーショーツ だいぶ話題になり、後続品も色々なメーカーから販売されていますね。他社のものも使用してみたいですが、今回はUNIQLOに特化して、買ってよかった点をわたしなりに紹介したいと思います。 とにかく安心感があるうしろ漏れ事件が激減 経血量が多いと、就寝中のうしろ漏れ対策が大変ですよね。布団やシーツは汚したくないです。最も多い時用のナ

          吸水サニタリーショーツがもたらす安眠

          寝袋で終わらない寝袋 

          #買ったわけ ということで、今回は買ってよかったキャンプ用品を一点、ご紹介します。 商品はこちら↓↓ コールマン(Coleman) マルチレイヤースリーピングバッグ オールシーズン 封筒型 汎用性がとにかく高いみなさんは寝袋をどのように選んでいますか。アウトドアに慣れている方はともかく、これから寝袋を買う方、特に、ソロではなくデュオやファミリーでのキャンプを想定している方。こちらのColemanマルチレイヤースリーピングバッグはチェックされたでしょうか。 レイヤード

          寝袋で終わらない寝袋 

          広島ふらふら喫茶店巡り 【松珈琲】

          平日の13時前。 ランチ終わりの皆さんが行き交う、広島駅新幹線口近辺を少し歩くと、松珈琲さんがありました。 昭和50年から始められたお店とのことで、自家焙煎コーヒーがおいしいとの評判を聞きつけ、お邪魔いたしました。 軽食メニューはナポリタンとホットサンドを2大看板に掲げておられる様子。 自分のお腹の空き具合とよくよく相談… 松ホットサンドと松ブレンドのセット(1000円)を注文いたしました。 店内は老舗の重厚感とアンティーク感もありつつ、ほっこりと気取らない地元密着感があ

          広島ふらふら喫茶店巡り 【松珈琲】

          映画感想文「かそけきサンカヨウ」

          サンカヨウ(山荷葉)は、高原地帯で5〜7月に開花する花だそうで、開花の期間は1週間ほど。スケルトンフラワーとも呼ばれ、雨水などの水分を含むと花びらが透けてみえるそうだ。 画像を検索すると、そのガラス細工のような美しい様が見られる。 幼い頃に母が家を出ていき、父と暮らす陽(志田彩良)。高校生になる彼女は、父(井浦新)と二人分の食事を用意し、生活を整えている。 ある日、父が再婚することになり、再婚相手の美子(菊池亜希子)とその4歳の娘、ひなたとの4人の生活が始まった。 学校では

          映画感想文「かそけきサンカヨウ」

          映画感想 アンダーカレント

          劇場で11月末にこの映画を鑑賞した。 すごく好きな映画だなと思ったが、いつもながらうまく言語化できず、もやもやしていたところだった。 連続企業爆破事件で指名手配されていた桐島聡容疑者が、49年にわたる逃亡の末、末期癌で瀕死の状態で「自分は桐島聡だ」と名乗り出た。 列島に衝撃が走ったこのニュース。 私の脳内で、このニュースと映画「アンダーカレント」がリンクした。 人を解るって、どういうことなのだろう。 かなえ(真木よう子)は実家の銭湯を継ぎ、夫の悟(永山瑛太)と切り盛りし

          映画感想 アンダーカレント

          広島ふらふら喫茶店巡り【朝日珈琲サロン】

          日曜日の午後16時。 えびす通り商店街を入ってすぐの建物の地下にある、朝日珈琲サロンさんへお邪魔しました。方向オンチな私ですが、わりとすぐに発見に至りました。 地下にある、重厚感&レトロな雰囲気を味わえる素敵な喫茶店でした。 地下にある喫茶店、大好きなんですよね。 店内の様子がわからないので、ドキドキ感を味わいながら階段を下りていく感じが。 降りている途中に、店を出るお客さんとすれ違って、お互いに壁に寄って譲り合ったりしてね。今回も、20代くらいの女性2人組と階段ですれ違っ

          広島ふらふら喫茶店巡り【朝日珈琲サロン】