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キャリア、起業の基本的な知識と考え方について学んだ事を解説してみた

昨日、建築関係で働いている方とお話をする機会がありました。


学生から見える世界と現場から見える世界のギャップを再確認できたり、自分が知らない世界を知れてとても勉強になりました。


そこで、特に印象に残った言葉は


「ワードに左右されない」
ということ


「起業」「転職」「副業」「独立」「個人で生きる時代」など


今のこの日本や世界で、このようなワードをよく目にすると思いますがこの言葉で動かされていると自分を見失うと。


大切なのは自分がどういうGOALを掲げるか。
GOALは何でも良い。
馬に乗ってユーラシア大陸横断する、サッカーの観戦に週5日注ぐ、海外で暮らしながら世界の人とおしゃべりするなど。
何でも良い。


それから、自分の人生のGOALを決めた上でどういう歩み方をすればそのGOALに近づきやすいかを逆算する。
その過程で必要な行動が俯瞰すると、転職や起業が必要になってたという感じで。


その意識を持ったうえで今回はキャリアや起業の事で話を聞いたり、学んだ事をアウトプットしていきます!


僕の場合だと、僕は一人で何かをしたり、一人でいることが好きではない。
みんなと何かをしたい。
それは人と動物でも関係なく。犬となにかするでも良い。

僕が一番没頭できたのは、みんなとゼロから何かをつくること。
映画をつくったり、川の水をみんなで端から端まで石で敷き詰めて川を堰き止めたり、部活を全力で取り組んだり、犬を連れて田舎の町を一日かけて一周したり。


今は基本一人で行動してるけど、それは一人が好きではないことを知っているから。将来のキャリアで一人になりたくないから。
仕事をする時に一人にならない為に必要なことを今している。
その結果今は一人が多いけど全然大丈夫。GOALの為ならなんだってする!
今はそんな感じ!

ではいきます!


キャリア、起業について


ビジネスとは


ビジネスとは、物やサービスを提供する組織のこと。

公共機関のサービスなどはビジネスとは考えない。
公共機関が行うサービスを民間機関が行うとビジネスになる。
両者の違いは、お金の仕組み。

公共機関は税金という形で支払われいる。
民間機関は自分の意思で選択したものにお金を払っている。

民間でも製品やサービスを提供してお金を貰っても教育、医療はビジネスとはみなされない。

比政府組織は政府の仕事の補完になりそうなサービスを提供する。

医療、教育は公共とサービスの両方を提供する分野。
経済全体でみると25%をしめるがビジネスとみなされることは殆どない。


組織の仕組み


一番単純な形式は「個人事業主」
個人でビジネスを行うということ。人を雇っていないということではなく、ビジネスを所有するのが一人ということ。

法人の手続きを行わずに個人でやるビジネスは法律上すべてが個人事業主となる。デメリットは個人とビジネスで財務上の区別が存在しないので、個人の問題からビジネスを守ることも、ビジネスの問題から個人を守ることもできない。住宅系のローンはとても厳しくなる。

そのため、個人とビジネスの責任を分ける

「有限責任」「無限責任」という形式ができた。

この両方の形式を組み合わせた「リミテッドパートナーシップ」というのもある。最低一人が無限責任を負い、その他のパートナーは有限責任を負うという仕組み。

代表的な有限責任組織が「会社」
法人化した会社は人間として扱われる。
その会社の人格で、契約、資金の調達などを出来るが、裁判に起こったりもする。

会社が行うビジネスは、オーナーである株主が有限責任を負う。
個人の資産から会社の借金を返済する必要はない。


決算書


会計の基本的な知識が必要になる。

経済学者のマックスヴェーバーは会計を理解しないと資本主義が機能しないとまで考えていた。会計の知識は一生の財産になる。

すべての資産からすべての負債を引いた額が

「純資産」となる。

その記録表を「バランスシート」という。

「借方」は資産が増えたほうのことで
「貸方」はお金などが減った方という意味。

バランスシートは短期的なものだが期間を延ばした中での利益などを知るための書類になるもの、それが「損得計算書」です。
株式を公開している企業は3カ月に1回公表する義務があります。

代金を渡して商品を受け取るという取引を
「現金主義会計」と呼ぶ。

しかしビジネスでは、それが同時には起こらずに数カ月後に遅れることが多い。

この取引を「発生主義会計」と呼ぶ。

取引の記録はお金の支払い時ではなく取引が始まった日付から。

取引遅く入ってくる収入は「売掛金」、取引より遅く払う支出は「買掛金」と呼ぶ。

財務報告書に「キャッシュフロー計算書」というのもある。
これは対象のビジネスにどれくらい現金があるかが分かる書類で株主にも大事な書類になる。


事業計画について


起業で一番大切な「ビジネスプラン」
事業計画書ともいう。

「製品、サービス」
ビジネスが提供する製品、サービスについての説明。
どこに独自性があるか。市場のギャップを埋めるか。
なぜ必要なのか。
考えられるリスクは何か、などを検討する。

「マーケティング」
ターゲットとなる顧客、どのような動機で購入するか、どのようなニーズを満たすか、どう知ってもらうか、価格、広告、プロモーションはどうするか。

「競合」
競合相手、競合可能性がある存在、勢力図、差別化、比較した上での長所および短所は何か。

「物流」
製品、サービスを届けるまでの道筋を明確にする必要があります。
個人サービスから顧客に直接なのか、企業同士の取引なのか。

「資金調達」
出資者、家族、友人、ローンなどで集めた資金はいくらか。
投資をしてくれるエンジェル投資家ベンチャーキャピタル、金融機関の名前を出す。
いくら必要かいつまでに必要かどんな形で資金調達をするかを明確にする。

エンジェル投資家とは、起業して間もない企業に出資する資本家のこと。

ベンチャーキャピタルとは、未上場のベンチャー企業に出資して株式を取り、将来その企業が上場したときに株式を売却して、その差額を獲得することを目指す投資会社などをいう。

上場とは証券取引所で株式を売買される様に株式を公表することです。

「認可と規制」
自治体や国の規制を調べて、どんな規制があって、そんな認可が必要かを確認する。

「財務計画」
5か年の財務計画をつくり、起業から初期段階までの損得計算書、バランスシート、キャッシュフロー計算書も付ける。
出口戦略も考慮して行う。

「最後に」

「エグゼクティブサマリー」「ミッションステートメント」を作成する。

エグゼクティブサマリーはビジネスプランの各項目を一つか二つの分にまとめた一ページの資料。

ミッションステートメントはビジネスの要点を一つか二つにまとめたもの。

これはビジネスプランの最初に作成するが考えるのは最後になります。


フランチャイズビジネスについて


フランチャイズ
とは、本部に当たる「フランチャイザー」と加盟店の「フランチャイジー」が契約を結び、加盟金を支払うことで販売権を得られる仕組み。

フランチャイジーは、開業後もフランチャイザーから支援を受けられる。

フランチャイズに加盟するには費用が高い。
しかし、自分のビジネスを持ちたくてもまだ経験がない人には魅力のある仕組みになっている。


不動産について


人気がある領域の一つ。
理由は入手しやすい、理解しやすい、資金調達の方法が豊富。

業界は3つに分けられる。
住居用不動産事業用不動産産業用不動産となる。
住居用は一戸建てと集合住宅がある。
事業用はオフィスビル、ホテルなど。
産業用は工場、物流センターなど。

お金の面で不動産と関わる方法も3つに分けられる。
デベロッパー、オーナー、管理者になるか。

デベロッパーは土地開発から資金調達、実際の建設までを行う存在。

オーナーは投資家が多い。所有する不動産の運営での役割を担う。
管理者は人間か不動産を賃貸に出す事業体の場合がある。

人気の理由は物件選びに注力すれば、あとは基本的に手間がかからないこと。


資金調達について


ビジネスで使うお金は「資本」と呼ばれる。

資本の入手方法として「デットファイナンス」がある。
借金で資本を調達するという意味。
債権を発行して、決められた期日までに決められた利息をつけて返済する。
一般的には専門の金融機関にお金を借りる。
ビジネスへの融資を行うのは、銀行、金融会社、保険会社など。

もう一つ「エクイティファイナンス」がある。
会社の自己資本という意味。
この方法で集めたお金はすべて会社のものとなる。
出資者がお金を貰うのは、会社が利益を出した時の配当金だけ。

スタートアップ企業は開業資金を自己資金で賄っていることが多い。
自分の貯金や知人からの借金など。


景気の読み方


経済とは、金、ビジネス、雇用、支出、貯蓄、生産、投資に関わるすべてのことが現在どのような状態なのかを知ること。

良好な経済とは、生産、消費、貯蓄、投資のすべてが活発な状態を指す。

個人の単位でみると、労働者として働き給料を貰う、そのお金で物を買う、そしてすべてを使い切らずに貯蓄に回して、その貯蓄でビジネスを行う、
といった流れ。

国単位でみる時にはGDP(国内総生産)が一般的な数字として出される。
GDPとは国が1年で生産したすべてのサービスと製品の総額。
ただし、その数字には環境の質や、幸福度などについては記されていない。

例をだすとブータンは国内総幸福量(GNH)を重視している。

グローバルエコノミーとは、すべての国の経済の全体像や経済のかかわり方を意味する。

小規模ビジネスは海外ビジネスの事まで考えることはないが、どんな国であっても世界経済のつながりはこれからも強くなるだろう。
特にアジア圏の伸びは世界一。
どんな国でも外国の影響を全く受けないのは難しくなる。


景気が良い、悪いとは


国規模からみても成長がなく、現状維持の状態は満足できない。
そこで政府は毎年3%かそれ以上の成長を目指している。
一般的に経済が成長すると、雇用は増え、給料は上がり、将来の見通しを感じる。

景気の後退は、失業、給料が上がらない、借金が増える、党派の対立が激しくなるなどが挙げられる。

経済成長の一つの方法は生産性の向上。
生産性とはインプットに対して、どれだけのアウトプットがあるかということ。
例えば1時間かけて通勤していたのを引っ越しをして、
10分で通勤できる様にし、家族との時間を増やすことにするなど。
つまり、今自分が持っている資源を効率的に使って価値を生み出すかということ。

低成長という状態もある。
成長率が1~2%の状態を指す。
人口が増えている国では大きな問題になる。
理由は人口の増加と比較すると1%の成長は現状維持の状態と変わらない結果になるから。


国境を越えるビジネス


最近は二つの貿易システムが国家間である。
「保護主義」「自由貿易」だ。

保護主義は政府が国内生産を優先して、海外の製品などの輸入を難しくすること。

自由貿易は政府の規制をなくして輸出入が自由にできる制度のこと。

専門家の間では自由貿易が利益になるという結論に現在はなっている。
国を関係なく「比較優位」になる製品、サービスの生産だけに集中できるから。

どんなビジネスでも国境を超えるとなると、必ず外国為替の取引が必要になる。銀行以外の両替では手数料が10%になることも。
なので、世界でビジネス展開する企業はアメリカドルなど同じ通貨で取引をする。

同じ通貨を使うのは「為替リスク」を避けるため。
為替リスクとはもっている外国通貨を自国の通貨に両替したときに価値が下がること。

そのために「為替ヘッジ」を用いたりもする。
為替ヘッジとは為替リスクを減らしたり、またはなくすこと。
ただし、国際市場で取引となるとコストやリスクは避けられない。

以上です!!























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