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無職独身うつ病アラフォー、プレ伯母の憂鬱

来月、弟夫婦に子供が産まれる予定。
プレママ、プレパパとか言うんだよね?
その前からプレ花嫁とか。

まぁ、昭和生まれの私からしたら、なんとくだらないネーミングだろうと思う。

私には、更に下に妹がいるが、今は彼女も独り身なので、70歳を超えて、ようやく初孫との対面を果たそうとしている両親はプレ祖父母だ。

だから、私も今は実はプレ伯母である。
それで、先日、冠婚葬祭費の記事を書いたわけ。


年齢と関係性考えたら、出産祝いは少なくとも5万円かーって。
双子や三つ子じゃないかも確認した。
ぶっちゃけ、自分の金の算段のこともあって確認しているなんて実に浅ましいことだ。

月7万円程度の収入から5万円!

でも、がんばって捻出しておいた。
痩せたし、肌も荒れた。
捻出できるまでは、美容院は行かなかった。
通院と日用品の買い物以外出かけていない。

更に再来月は友人の出産祝いが予定されている。
引越し祝いも機会がなく、まだ何も渡せていない。

友達は本当に大切だし、おめでたいことだし、お祝いはしたいんだけど、都心のちょいおセレブとなった友人夫妻と付き合うのがちょっと大変なのも本音。

プレ祖母の母は出産準備金をいくら渡すべきかを私に相談した。
とりあえず30万、適宜フォローとのことに纏めた。
一応一般的なことはアドバイスできる。
出産準備金を用立てることは大賛成だ。

だが、こんな相談を年収80万程度の人間にするなんて、馬鹿げていると思う。
私の入院費はいつでも出せないと言い続ける親だ。


弟の奥さんが好きじゃないとか、嫉妬!とかそんなことはまるでない。
弟の奥さんって感じで義理の妹って感じもしないくらい他人行儀の付き合いだから、嫌いも何もない。

とても落ち着いていてしっかりしているし、ステータスの高いご家庭育ちながら努力家な素晴らしい方だ。

今時、奥さんなんて言葉でここで伝えるのも良くないのか?とか色々考えちゃう。

ただ、妊娠、ことに出産は時代が変われど命懸けだから、力になれることがあればと思っても距離感が全然わからない。
出産までもなんのフォローもサポートもできずに今に至る。

もちろん、母子共に順調に無事に出産に至ることをずっと切に願っている。

ただ、近居の部類だが、弟夫婦が各々の実家そのものから絶妙に距離をとっていることが、実は私にはわかっている。

子が産まれてみないことには、弟夫婦自体もわからないことが多いだろうが、社会的マイノリティーのプレ伯母も何をどうしていいのかもわからずに、悩みつつ今も過ごしている。


自分のことでいっぱいいっぱいなのかと思っていたが、実はそうでもないようで、働けないほどのうつ病なのに本当に厄介だ。

ただ、誰に対してもお祝いする気満々であることだけは、私の憂鬱とは別のところにあることは伝わるとうれしい。




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