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疲労回復の時間を経て~後日談~

ほんじつのおもひ
備えあればうれいなし・ヘルスプロモーションという考え方

読者さん、フォローをしてくださったかたがた、ありがとうございます!(/_;)
おひとかた、おひとかた、ゆっくり丁寧に繋がっていきたいと感じています.


けふは、さまざまなかたに読んでいただいた「要支援者に向き合う疲労」のその後について、記そうと思います.
※該当記事の概要
【自分の精神不安定などの理由から、親族である要介護者Aさんに対して被害妄想(Aさんにころされる)を抱くようになったわたし(支援者).
Aさんに恐怖を感じて、病院送迎などの介護行動が取れず、一度、Aさんと関わる事すべてを中断した.
自分が不調な時に、他人を支援(介護、育児、ヤングケアラーなど広い意味)するのはたいへんだ.】

被害妄想が落ち着いてくると、「自分はなんてひどいことをしてしまったんだろう」「こんなこと世間に公表するなんてはずかしい」という気持ちが出てきます.
ようは隠したいのですが、後日談を書くまでが大切だなんていう謎の使命感もありまして(笑)、記事をぽちぽちしますφ(..)←謎の使命感と打ち込んでなぜかツボに入って笑ってしまった

けふも長文です.
嗚呼。
もっとさくっとクッキーのような読みやすい文章を書きたいものです(-_-;)

はい。
該当記事に追記した部分から入ります.


◆該当記事の追記より

記事を書いたのが確か12月27日.今日は年明け、1月5日.
この期間、徹底的に関わりを避けて、ようやく少し余裕ができました.
まだ面と向かい合うことはできませんし、Aさんがくれたゆでたまごすら「毒物の入った液体で煮込んだんだろう」と邪推しますが、介護用品を買ってきたり、Aさんが食べる食事を作ったりする余裕ができました(持っていくのは家族に依頼).
遠くから視認するなら大丈夫なような、気がします.
少なくとも、「ライフル銃を持って狙い撃ちにしようとしている」という観念が常に出る事は減りました.
なにを申し上げたいかというと、「いったん対象者と離れる事の重要性」です.
わたしはあんまし好きでない表現ですが、「時間が解決してくれる」というあれですね.
いうて、これができる困っているひとってどれくらいいらっしゃるんだろう.

わたしはたまたま、住む場所やAさんの自立度が高いことから、「距離を置く」事ができましたけど、どしてもこしても距離を置くのができないひとは、どうしたらいいんだろう?
このあたり、手厚くなったらいいなぁ.
どの場面においても.介護も育児に限らず、向き合うのが苦しいひとに.

わたしの場合は、前回被害妄想が出たときも、一人の時間と休息を経て、「Aさん元気ー?」「Aさーん背中流すよ♪」となりました.
多分今回も、時間をかけて徐徐に.

疲労を癒やす時間は必要なんです、と、がんばっているひとに伝えたいです.


◆さらにその後

記事を書いたのが12月27日
追記の状態(↑先述)になったのが1月5日.
だいたいもとの状態に戻ったのが1月17日.

りんから要介護者Aさんに話しかけることができました.
「ごはんなんか食べた?」の問いから、「お風呂入る?」「病院どこか行かないといけないところある?」と尋ねることができました.
表情は柔和とは程遠かったのですけども(たはは;;).
「お風呂に入りたい」と応じたAさんの入浴介助ができました.

りんが再びできたこと(゚_゚)
・脱衣手伝い
・洗髪
・背中流し
・場を離れ、時間を見ながら声をかける※1
・お風呂から早くあがるよう促す※2
・着衣手伝い

※1……浴槽内で寝て溺れかけたことがある
※2……声を掛けないと1時間以上も湯船にいつづける

17日から2日経過して、りんから話しかけることはできるようになりましたし、病院や買い物の送迎はできるようになりました.
でもまだ、目をまっすぐ見ることはできていません.


◆休息・徐徐に・小さな階段から

……あ、そういえばふれていなかったですね、被害妄想を誘発した原因のひとつ、「自分の精神状態不安定はどうなったのか」.
これは客観視しづらいのですけど、年末年始ほど苦しくはないように思います.
病院受診で主治医にいろいろ聴いてもらえたのもあるかなぁ.


自分の事例を考えながら一般論にいけば、休むこと、徐徐にやっていくこと、小さな階段からやっていくことって大切なんだなぁと思います.
他人に頼ることも.
育児も、介護も、支援が要る家族のお手伝いも、家族内だけで完結しないような人間関係・公的機関との関係の構築ができるのがいいなぁと思います.

今この瞬間つらいんだってひとはもちろん、「いや別にわたしだけで・わたしたちだけでできているし」というひとも、他人との関係は早めに築いておいたほうがいいと、わたしは思います.
なぜなら、いつなにが起こるかわからないから.
それに、ヘルスプロモーションという考え方もありますよね.
健康な状態をより健康にするために、という考え方.
家庭をひとつの身体として見たときに、健康な状態(家庭内に問題がない)をより健康(家庭内でしあわせに暮らせる)にするために、ひととつながっていく、いかがでしょうか.
たとえがへたっちょですかね(苦笑



 もういやだ
   子どもがかわいくない
 さっきおしめかえたばっかりじゃない
  さっきご飯食べたじゃない
     なんで言っても分かってくれないの?
 どうしてパパもママもいるのにわたしがきょうだいの面倒をみないといけないの?友だちと遊びたいのに
    逃げたい
          楽になりたい
  あんたなんかいなくなってしまえばいいのに

「疲れていませんか?」
がんばっていたら疲れます.
疲れたら、こういう気持ちにもなります.
こういう気持ちになってもしかたがないです.

……と、読者さんの中に、今つらい状況にいるかたがおられたとして、わたしにはここまでしか言えません.
なんとか、とっかかりが見つかればと思うばかりです.

ご興味を持ってこの長ったらしい記事を読んでくださったみなさまに、お礼申し上げます.
ありがとうございます.

寒い日と少し暖かい日の差が激しいので、みなさまご自愛くださいねm(_ _)m


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