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私のコーヒー時間。家の中で煮詰まってシャキッとしたい!氷ジャカジャカ、ぽとぽ。アイスコーヒー。

春の足音が聞こえてくる。

それでもまだ外が寒い日もある。

もくもく加湿器をたいて
ぬくぬく

おやすみなのに、お兄ちゃんは用事以外は外に出たくないと言う。おうち遊びは慣れたものだ。
1歳のちびすけは、玄関から靴を取ってこない。散歩に行きたい時は靴を持ってトテトテ歩いてくるのに。

夫もでかけてワンオペのおやすみの日。
どうも家の中の空気が停滞している。

掃除機をかけて換気をして、
子どもたちにお茶を飲ませる。
お兄ちゃんと将棋をしたり、
ちびすけと歌を歌ったり、
私も楽しくのんびり過ごす。
こんな休日はきらいじゃない。
Amazonプライムで映画やテレビシリーズを観ることもある。

そんな、ぐーたら過ごすおうちタイムには私のお楽しみがある。

ぐふふ。

ホーローのコップに氷をガザっと入れて。
その上にドリッパーを置いてしまう。
コーヒー豆をひいてふつうにコーヒーを入れる。

淹れたらもう飲める。
アイスコーヒーの出来上がりだ。

キッチンから子どもたちの様子を見ながら
ごくごくごく

ぷはー!おいしい!
隠れて飲むアイスコーヒーは最高だ!

キッチンからリビングが見える。
ガス台のほうにズレると、リビングから私は死角に入るのだ。
こっそりビスケットもかじって残りのアイスコーヒーもごくごくごく。

子どもたちに見つかる前に束の間の休息を得る。

暖房であったまった部屋では
案外と体が乾いている。
アイスコーヒーが少なくなるとホーローのコップに氷がタプタプ揺れてカランコロンと当たる音も心地いい。

短い私のコーヒー時間のあとは、またちびすけと戯れたり、うつ伏せになってお兄ちゃんに背中を踏んでもらったりして過ごす。

この時間がずっと続けばいいのに…
そんな休みの光景だ。

考えるのは食事のことだけ。
あとはぼーっとする。

夜ご飯を冷蔵庫に相談する。
昼にまとめてご飯を炊くからお米は炊かなくていいし、春雨サラダがまだあるし、お味噌汁の具はすぐにあたたまるあれとコレと、焼くだけの餃子があったな…と調理時間が最も短くなるメニューを思い浮かべ、キッチンへと立ち上がる時間を逆算して決めておく。

暇な週末に自分のために入れるアイスコーヒが、また私のお気に入りに加わった。

お兄ちゃんが小学生になると土曜日に学校がある日もある。となると特に日曜は貴重な家族時間になりそうだ。お兄ちゃんに背中を踏んでもらえるのはいつまでだろうか?ちびすけはまだ軽すぎる。

1人でゆったりと飲むコーヒーがいいのは言うまでもない。

そして、子どもたちの目を盗んでごくごく飲むコーヒーも悪くない。

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