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私のコーヒー時間。散歩とおひさまとスタバのカフェラテと。

幸せな週末ってどんなだろう。

☕️

私のお気に入りの週末の過ごし方のひとつに、上の子がパパと出かける時ののんびりタイムというのがある。

なんてことはなく、上の子とパパが習い事に行っている間に、私が下の子をベビーカーに乗せて散歩に出かけるだけの話。

下の子の散歩はたいてい近所の公園。
大好きなブランコや滑り台を延々とリピートする。

たまに、歩いて行ける大きな公園へ繰り出す。

途中でスタバに寄り、ホットカフェラテをマイルでゲットしたモバイルペイで支払ってベビーカーのカップホルダーに入れて歩く。

ベビーカーで歩いているうちにチビすけは寝てしまうことがあった。

そんなときは、私は公園のベンチに座りベビーカーを見守りながらカフェラテを飲んでぼーっとする。

これじゃ、誰の散歩かわからない。

カサカサと葉っぱが踏まれる音。
噴水のキラキラした水の玉。
ぽかぽかした空気に、どこかの子どもたちのはしゃぐ声。

子どもがいて、コーヒーがある。 

平和そのもので、悩みも忘れてしまう。

上の子が小さかった頃にも、同じ公園によく2人で来た。その頃はカフェラテ片手にぼんやりする余裕はなかった気がする。
小さな背中を追いかけてたくさん歩いた。
あどけない顔が脳裏に蘇る。
どんぐりを探したこともある。
かくれんぼをしたことも。

なつかしいなあ。

育休中に上の子の手を引いて下の子を抱っこしてきたこともある。そういえば下の子がまだ小さくて泣き出しちゃって、みんなですぐ引きあげたこともあった。

思い出の扉を閉めて立ち上がり、ベビーカーを押して家まで帰る。

上の子が帰ってきたらごはんの支度だ。

こんな、なんでもない時間が、
きっと私の幸せを形作っている。
過ぎ去ればもう二度と戻れない。 

だいじなだいじな思い出だ。

子どもたちが習い事や塾、お友達との約束で忙しくなる週末がきっと来る。親とは出掛けてくれない週末がきっと来る。

そしたら、夫と2人でスタバに寄って公園散歩もいいなと思う。

前に夫と2人きりで同じ公園を散歩したのは随分と前で、上の子の0歳の、慣らし保育初日のたった1時間ほどの待ち時間だった。心配でソワソワしてベンチにも座らず歩き続けたっけ。

この公園に来ると子どもの幸せな時間ばかりを思い出しそう。

幸せになりたいと思って生きてきたけど、幸せな思い出ができるたびに切なくなるのはなぜだろう?

抱きしめるのに幸せな切なさというものがあると誰かが言った。

切なさの詰まった公園にまた思い出を重ねに行こう。

できたら晴れた日に、スターバックスのカフェラテを買って。

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