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時間の不思議。ひとつのことに集中した方が達成できるとは限らない、人もいる、場合もある。

この世は多様性の渦ですが、どんな人にも等しく与えられてるのは時間です。

どう使うか、何を生み出すかはそれぞれですが、1分の長さはみんな一緒。

人生の総時間も人それぞれですが、時間には限りがあるということもみんな一緒。

そんな時間にフォーカスし、時間について突き詰め、時間を語り、時間を余すことなく使うnoterさんがいらっしゃいます。

BenBenさんです。
記事を愛読させていただくなかで、こちらの記事が目に留まりました。

あちこち手を出しても結局何も得られないという「二兎を追う者は一兎をも得ず」について異論を唱えております。

これ、すごく、共感しました。

ウサギと野原で格闘した時代と今は環境も異なりますし、今私たちが得たいものは長いプロセスを要したり長年の積み上げが必要なものもあります。

恋愛など、特定分野においては、まだ二兎を〜の格言は健在かもしれませんが…。

話は戻り、得るまでの準備期間が長かったり複雑だったりするものは同時並行しないと、どうにも時間が足りないのです!!!それに、相乗効果というのもあると思います。

あくまで私の頭で思いつく範囲ですが、例を挙げます。

子どももほしいし仕事もほしい人は、仕事で成功の基盤を固める間結婚相手探しを全くしないと、仕事で成功したとき子どもを持てない年齢になっているかもしれません。

タフなプロジェクトを仕上げたいけど体力がなくてどうにも馬力が足りない人は、体を鍛えるのとプロジェクト獲得の努力は同時にしないとチャンスをものにできないかもしれません。

やりたいとき、始めたい時が、その人にとってのベストタイミング。何かが終わるまで待てば成功確率が上がるとは限らないです。
人生はいつ終わるか分からないし、いくらでも時間があった頃と違いリミットは迫るばかり。

そう、いくつもの料理を同時並行で仕込んでいるような。

秘伝のタレを作りつつシチューを煮込み、揚げ物を揚げつつ、サラダの野菜の水切りをする。

そんな風に、並行していろんなことが進んで行く気がします。

私も、2人の子宝に恵まれる間に異動したり昇進したりMBAを取りました。どれも時間は人よりかかったかもしれません。今更遅いとか、みっともないとか、かっこ悪いと陰で言われていたかもしれません。

とは言え、いつ終わるか分からないなかでやってみたから結果になったと思います。例え実らなくても、やるべき時が過ぎてからやらずに後悔するよりはましだったように思います。

昔、不妊治療を長年して子どもを授からずに終了した夫婦をテレビで見ました。その時の女性の言葉が忘れられません。

その方は、「私は子どもに恵まれなかった。けれど、幸せになることを諦めなかったことを納得している。」とおっしゃっていました。

その言葉は、今も私の人生になくてはならない杖のような存在です。

特に、人生の残り時間が気になり始めたら。

いくつでも、やりたいことは、いつやってもよいと思います。

そこから、いつどんな花が開くかは全然わかりません!

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