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絵本紹介。子育てで弱った心に効く絵本「かみさまからのおくりもの」

今朝は、小学生の息子が出る直前にうんち!と訴え結局出なかったり鼻血が出たりして…
早く起きられて準備も順調だったのに最後の最後にバタバタする事態に陥りました。

パパと保育園の弟コンビに置いていかれ、目には涙が。

私はまたこの子をチャリに乗せて送ってあげることにしました。

こうして、朝ギリギリになると子どもに当たりがちになります。

私は朝からあれもこれもして必死にやってるのになぜ!
パパは出勤に間に合わないからと家を出てしまうけど、結局最後まで付き添う私は遅れても仕方ないってあんまりだ!
なぜ、息子は着替えにせよ、準備にせよ、こんなにモタモタしていて、いつも同じことの繰り返しなのに指示しないと動けないのだろう!

など、次々に負の感情に追い立てられます。

おまけに、いつぞやか、夫に「母親の知能は息子に遺伝する」と、ため息混じりに残念そうに言われたことを思い出して、怒りが湧いてくる始末です。

息子はただ、便意と鼻血に襲われて、時間が経過してしまっただけで、行動がとろいのはいつものことなのに、いつも以上に怒られる、そんな朝がたまに来る。
しかも、今日は月曜日。

私はだんだんと息子が気の毒になってきました。

要領が悪く、手先も不器用。
全体的に反応も鈍くて、行動も遅い。
さぞかし、学校でも苦労しているでしょう。
私は学校で怒られた記憶はあまりありません。
通知表に心配になることが書かれていたこともありません。
(思い出は美化されているだけかも?私も親には常に怒られていました)

「なぜ、こんなことができないの?」

そう我が子に言いたくなる瞬間もかなりの頻度で訪れます。

それでも、息子には、息子にしかない良いところがたくさんあります。
私や夫を遥かに凌ぐ能力を鮮やかに見せつけることもあります。

私は絶対に息子をばかにしたりしないと決めました。(当たり前ですね😂)

「遅くても、難しくても、諦めずにがんばろうね」そう言って励まします。

どんなにひどい有様でも、何度でも何度でも、励まします。

そして、「◯◯くんに神様がくれた贈り物を探そうね」と勇気づけます。

ひぐちみちこさんの「かみさまからのおくりもの」という絵本があります。

1984年に出版されました。

かわいい天使が神様から赤ちゃんへの贈り物を届ける絵が表紙にあります。

お話は、それぞれの赤ちゃんに、神様はひとつずつ、その子にぴったりのおくりものをくれるというシンプルなもの。

かみさまからのおくりものをもらった子どもたちはそれを生かして、自分らしく輝いていくと思います。

息子にも、必ず、きらりとひかる、かみさまからのおくりものがあるはず!!

すでに私はその片鱗を幾度となく見ているのです。

それを、息子に共有して、褒めて、そして、大切にしてほしいと願っています。

「かみさまからのおくりもの」は、息子が2歳頃にうちに来た本だったと思いますが、私たち家族の中に強く根付いています。

特に私はこの本を心の支えのように感じています。

息子へ向ける笑顔が曇ってしまったら、ひとり家でこの絵本を本棚から出してページをめくります。

きっと、これから先も私はこの絵本に救われると思います。

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