今こんな気分。あなたがしていることは、当たり前なんかじゃない!
あれ、Ubereatsですよ
うー?ば?
🍕
当時、仲良しの派遣社員さんと、ランチをしてオフィスに戻るときそんな会話をした。
オフィスビルの最上階は、マンションで、住人用の玄関がオフィス入り口の反対側にある。
マンションの住人は地下の駐車場も利用していて、芸能人も住んでいると噂があった。
その頃、まだUbereatsに庶民はアクセスしていなかった…のだと思う。
アメリカの出張で、空港を出たとき周囲の人たちがタクシーをUberと呼んでいた。
ウーバーが日本でビジネスを始めたという話も小耳に挟んだ。
🍝
時を経て。
いまUber eatsに頼りながら生活している。
家の冷蔵庫になにもないとき。
息子と留守番の日に。
食事の時間まで用事があり外食するには疲れすぎてる時。
お店に行かなくてもお店のご飯が食べられるなんてありがたい。
私がご飯作りを放棄する時大概その役を買って(買われて)出るのはUber eatsである。
🍛
古くからの友人のうちに遊びに行った。
「Uberでなんか頼もうよ!初めてやってみたい。」
?!
友人は、うちから電車と徒歩で40分ほどの場所。
Uber対応の店ならある。
うちと同じ2児を抱えてUberを利用したことがないとはこれいかに!
会って聞いてみた。
「ひとりのときも、おにいちゃんとふたりのときも、ごはん作ってるの?」
「うん」
えええええええ!
腰を抜かしてしまった。
しかも聞くと彼女は、ワンオペの日の方が多いと言う。
ほんとにほんとにー?
「自分のは納豆ご飯が多いけど」
納豆ご飯は、あるあるである。
でも、ほんとにすごいと思う。
すごいすごいと100回くらい連呼した。
なぜ、人は、こんなにもすごいことを当たり前にやってのけながら毎日を送っているのだろうか?
私は、幼い頃から家を出るまで、母が朝に晩にと米を研いでご飯を炊くのを見ながら「こんなこと私にはむり」と思っていた。
でも、それが当たり前の人たちはいる。
☕️
友人といろんな話をした。
私が在宅勤務しつつ、息子の宿題を見てやり荷物を確認し、習い事の練習までさせていることを話したら随分と驚いていた。
すごいね、すごいねー、いやーすごい!
そうか?
そうかな。
確かに、大変な時もあったけど、やってたしなあ。
彼女は、学童から子どもが帰ったらご飯を食べさせて寝かすだけだと言う。
(うちは特殊な状況が重なっただけだけど)
私の当たり前もまた、他の人から見たらすごいこともある、のかもしれない。
寝る前の絵本の読み聞かせを長年続けてる人、子どもの縄跳びや鉄棒の練習に付き合う人、学校で使う巾着や鞄を手作りする人、毎日お弁当を作る人。
どこにでもいる、凄い人たち。
当たり前は、当たり前じゃない。
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