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転職活動の予定がなくても。キャリア変更を余儀なくされたときの備えとしてしたらよさそうなことを考えてみた。

今まで2回転職した。
初めての転職は、日系から外資系。
次の転職は、外資系から外資系だった。
全て同じ業界だ(広い意味では。分野は異動などで変わってきた)。

今の会社はとても居心地がよくできたらまだまだ勤めたいと思っている。子どもができる前はいつでも転職できるような体制を敷いていたから、良くも悪くも今はすっかり落ち着いてしまったということだ。

でもでも。

いつか急にクビになったら。
早期退職を勧められたら!?

そう思うと、転職目的でなくても、いつでも、キャリアの再出発ができるよう体制をゆるーくゆるーく整備しておいた方が良い気がした。

どんなことが出来そうか考えてみた。

Linkedinで簡便に情報入手

仕事仲間は外国の人が多くて、早くからLinkedinという社会人用Facebookのようなものを使っていたため、求人を紹介してくれるエージェントからのメッセージをよく受け取る。

エージェントのメッセージに対応していると、日中何もできなくなってしまうのだが、流し読みはしてもよさそうだ。例えば、良い求人は複数のエージェントがこぞって取りに行くため、出ると騒がしくなる。そのような求人をちらっと見て、興味が湧くものをピックアップしておくとよさそうだ。ポジションは塞がってもいずれまた開く。

情報を精度良く手に入れるにはLinkedinのプロファイルを更新しておく必要があるがまだやっていない。

信頼できるエージェントと情報交換

転職エージェントで付き合いの長い人や、過去お世話になった人と定期的に情報交換するのもよい。まだ転職したことがないなら、一度求人情報をもらって、それから定期的に情報交換するともっとよい。

私は育休をはさみ億劫になって怠ってしまったけれど…。優秀なエージェントは久しぶりに連絡してもきちんと対応してくれるはずだ。まずは手始めに、今やっている仕事を伝えて、類似の求人を出してもらうことから始めようかと考えてみたりしている(最後に転職してから若干、職種が変わっているため)。そうすれば、自分が強化した方がよい部分が見えてくるかもしれない。

離職や異動をしたかつての同僚や先輩後輩と情報交換

また同じ業界に勤める可能性が高いなら、すでに転職した知り合いと情報交換するのもよさそうだ。

そうすると、組織の構成や人手の足りなさ、離職率の高さといったことが見えてくる。辞めようと思っている人は後任を探していたりもする。

なかなか給与など、生々しい話はできないけど雰囲気を掴むのに参考になる。また、転職に限らず異動した人でも、キャリアチェンジをしている人がいたら、そういう進み方もあるんだな、と見識を広げることもできる。

私は単純に、子どもの成長についての話を聞くと参考になるので(進学や受験のことなど)、会社を離れても話ができる人はとてもありがたく感じている。

自分の経歴やスキルの棚卸し

本来真っ先にこれをやるのがよいはずだ。
ついつい後回しになって、腰が上がらない。
最後に書いた履歴書と職務経歴書に、続きを足しておくとよいだろう。
今後使いたい時ができたら、必要な部分は膨らませ、不要な部分は短縮すればよい。

声をかけられて出来レースで入社する場合を除いて、求人はタイミングと縁の要素もある。転職に意欲だったときはいつでもすぐに日英の履歴書と職務経歴書を出せるようにしていた。そこまででなくても、素材の部分だけでも用意しておこうかと思い始めた。

もしやってみたい仕事があれば、それに寄せて、履歴書や職務経歴書に載っていた方がよい内容をピックアップし実施できる。資格や経験の類だ。

社内でやってみたい仕事をやっている人を探す

社内公募制度があるのであれば、いまのポジションや組織が消滅しても退職しないで済む可能性が残る。

社内でやってみたい仕事をやっている人と繋がっておくのも良いと思う。どんなことをしているか、どんなスキルが必要か、など情報があると心強い。

実は、これは日常でも繰り広げられている会話だ。

例えば、私が産休に入る前に私の仕事をやってみたいという人から連絡をもらった。私の後任は決まっていたので似たような仕事が発生しそうなところを調べてお伝えした。

前にいた組織の人が今の仕事に不満があると聞けば、こちらの組織にはこんな仕事があってこんな人が働いていると紹介したり。私自身も、知り合いが異動するときに、後任がいるかを聞いてその人の上司にコンタクトしたこともある。

別に誰かにオープンポジションについて聞いたからといって失うものはないのが、人の移動がさかんな会社のよいところ。こういった水面下の活動を慎重に行わないと危険な会社もあることは理解できる。

まとめ

情報をあれこれ入手し、自分について振り返る。当たり前のことばかりだけど、どうも億劫になる。
転職に意欲があった頃はやはりエネルギーに満ちていたようだ。その分今は子育てにエネルギーが流出しているということだろう。

そんな時はベビーステップで取り組みたい。
さて。どれからやろう。まとめると。

Linkedinのプロファイル更新
久しぶりの知り合いと連絡
現状ポジションの類似求人を出してもらう
履歴書、職務経歴書を更新
社内のロールモデルとコンタクト

と、今日は考えるところまで。

決めるのはまた次のステップで…。

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