見出し画像

少子化爆進。女性の仕事と家庭の両立も大事だけど、「男性の」仕事と家庭の両立は?パパは家庭での出世を求む!

小1の壁に見事に砕け散っている我々夫婦。
かけらを集めて再起動しないといけない。

ここに来て私はあることに気がついた。

家の中で生活リズムを刻む役割は骨が折れるということに。これが案外、家庭と仕事の両立への意欲を精神的に蝕んでくる。

例えば朝のこんな作業、家では誰がしているだろうか?

朝カーテンをあける 
布団を畳む、ベットを整える
子どもたちを起こす
朝食準備、片付け
子どもたちの身支度
出すゴミの整理

今度は夜バージョン。
夜ごはんの片付け
お風呂
歯磨き
ねかしつけ
食器洗いや洗濯や部屋の片付け
カーテンを閉める

例え溜まった仕事があったり電話がかかってきたりしても、これらをやらないことには家族の1日が始まらないし終わらない。

だれか代わりにやっておくれー!
と思っても散らかった部屋と何も進まない子どもたちがいるだけだったりする。
これはかなり、精神的に負担だ。

子どもたちが自分でできることもたくさんある。
けれど、歯磨き粉を歯ブラシにつけるとか、体温計で体温を測るとか、全身の保湿とか、やはり単体では完結しない工程も多い。

ついでに、便利家電もタイマーセットや前後工程をやる人間のマネジメントはどのみち必要だ。

各人が工程の作業をできても、それがオンタイムで進んでいるか見て、進んでいなければ進ませるなどの指揮取りが必要だ。

我が家の場合は、私しかそれをしていないとハタと気づいた。仕事がてんこ盛りのとき、これが地味につらい。

仕事の時間を家庭に削られるのはパパもママも努力次第ではある程度同じになる(実際はかなりママに偏りがあるが…)。

しかしながら、それ以上に、よいこらしょっ!と気合をいれるこの生活のリズム刻みをママひとりでやるこの孤独。指示を出しても動かない人々への対応も、骨が折れる。もはや、気力だけの世界。

特に時間通りに動こうとしない夫と子どもを優しく見守ったり、イヤイヤ言われつつやる気を出させるにも、心の余裕が必要。もちろん、心の余裕を作り出すのには労力が要る。仕事でゴリゴリに削られた心の余裕を自前で補填。もう泣きそう。

生活リズムは健康の基盤。
家庭の中でいちばん手が抜けないことだと思っているのがまた、余計なプレッシャーをかけている気もするが本当にそう思う。

テレビを子どもたちと一緒に見ている(子守をしてくれている)パパへ、子どもと共に次のアクションを指示するときの虚しさ。

我が家では、ある程度自分のことができる上の子は、やることとその時間を書いた時間割を作った。

それを、家族全体に広げるのもよいだろうか?
でも結局、それをみて主体的に動くのは私なんだろうなと思ったらため息が出る。

家庭はどこかママ任せなパパの問題は、こうした「主体性のなさ」かなと思う。
と夫に提言してみた。
夫は、同意した。
しかし、係から係長に昇格する意欲はないそうだ。いや、意欲がないというより、できない、と。キャパオーバーだそうだ。

私は家庭の課長兼部長兼社長兼係だそうで。
しかも、子どもたちの顧客満足度ナンバーワンをキープしている。

いやいや、私もとうの昔にキャパオーバーですよ。

私の仕事と家庭の両立には、夫の家庭での出世が必要です。

いますぐに!!!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?