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お仕事の元気玉。ツンケン社員の「子どもが発熱して欠席します」に思うことと共働きのやることリスト。

子どもが発熱したら、
やることがいろいろある。

焦る。とりあえず再度測って再確認。
保育園に欠席の連絡をする
兄弟の保育園送迎に支障がないよう夫婦で相談
かかりつけ医の予約をとる
自分の仕事の調整をする
場合により仕事を先に片付ける
熱を定期的に測り、記録する
かかりつけ医に連れて行く
場合により、小児科から耳鼻咽喉科へはしご
薬局でお薬をもらう
併せて出ている症状を観察する
機嫌が悪ければあやす
水分をこまめにとらせる
取りやすい食事を作る、買う、食べさせるなど
薬を飲ませる、または座薬(時間管理)
指定された感染症なら保育園に連絡する
翌日以降の仕事の予定を立てる

翌日以降の病児保育やシッターを予約する
流動食などのストックを補充する
兄弟への感染リスク低減策(消毒など)
子どもが発熱したときのやることリスト

書いてみて、びっくりした。
こんなにあるの??と思ってしまう。
でも、熱が出るたびこれをやっているわけだ。

熱があると聞いた瞬間から、これらをこなす。
戦慄が走るのも無理はない。
その証拠に、解熱して保育園に復帰した日は力が抜けてしまう。

多くのご家庭において、発熱だ!と危機管理体制が敷かれてからこれらのタスクをこなすのは母親なのではないかと思う。可能なら一部が父親に業務委託される、または分担される。

もちろん、父親がオーナーシップをもって舵を取るお宅もあるかもしれない…

とにかく、夫婦のどちらかが「どうしよう?さて、何からしよう?」と焦りながら動き始めるのに対して、もう一方は「あらら、対応は相方にお願いしよっかな。大丈夫だよね、いつもやってもらってるし。手伝うことがあるか聞くだけ聞こう。」と、引いて行く様に思う。

そんなことを常々考えていた。

職場にやや、ツンケンした男性がいた。
仕事はテキパキ。イケメン。
仮に、佐々木さんとしよう。

「佐々木さんが今日欠席するかもしれないです」そう同僚からメッセージをもらってなぜか画像貼り付けされた佐々木さんのメールを見てみると…

「今朝子どもが発熱したので欠席するかもしれません。申し訳ありません」

と書かれていた。

会議は夕方。
子どもが朝に発熱して、夕方の会議に欠席するかもしれないということはつまり。

時間的に、上に書いたリストのうち太字で書いた部分はやっていると予想される。

これをイクメンだ!すごい!などと言ってしまうと、「母親は同じことをやっても何も言われない」という闇に突入してしまうので、言わない。

かと言って、父親だって、親なのだから当たり前だ!と言ってしまうと、簡単にそうはならない現実に辛くなるので言わない。

ただ、佐々木さん(仮名)に関しては、心の中で驚いた。なんというか、仕事でのイメージとギャップがすごくあったからだ。

お熱で苦しそうなお子様をあやしつつ、小児科に行ったり、薬をがんばって飲ませている姿を想像したら(具合の悪い子に薬を飲ませるだけで大変。まずい薬だとより大変。座薬は慣れないと大変。)、そこはかとなく親近感が湧いてきた。

そして、佐々木さんとともに私もがんばっていこう!!!(何を?)と、私もなぜかやる気がみなぎってきた。

その日の会議で佐々木さんは姿を現さなかった。佐々木さんに変な宿題が残されない様に、一層気合いが入ったのは言うまでもない。

4月は新入園児が入り、保育園で病気が流行るのは避けられない。子どもたちにおかれましては、どうか、病気なく、元気に過ごしてほしい。それでもどうしても、小児科のお世話になることは予想される。未就学児のいるご家庭のみなさん、ともにがんばりましょう。(涙)

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