小説を楽しむには共感力が必要だと気づいた話
フィクションを楽しむというのは、他人の人生に興味をもつこと。それは、自分とは異なる価値観や境遇の人を受け入れられる寛容さの表れだと思う。実際、小説を読むと共感力が高まるという研究があるらしい。
私は昔から小説が苦手だ。漫画やドラマもあまり観ない子供だったし、今でもそう。共感力が乏しくて、自分とは異なる考えや立場の違う人への興味や理解を示せないからなんだと気づいた。だから、友達も少ない。身の周りの他人にすら関心が薄いのに、作り話の人間のことなんてなおのこと関心をもてない。