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この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 『愛季、こんな所で…
――そこは篠生という山岳地帯。 赤い巨大な岩がいくつもあり、とてもではないが生物が生…
櫻共和国領南東。建造物も何もない大地にて。 「……この辺りですよね? 愛季の信号が消失…
「……っち。どこ行きやがった」 帝国兵士、ライリー・スクワイトは苛立ち混じりに指示を出…
「――凪紗! 凪、ッ!?」 オペレーターへと交信を試みながら、谷口愛季は咄嗟に横へと自…
後方支援基地に辿り着いたシオン・グラスフォード。 補給のために立ち寄ったはずが、思わ…
シオン・グラスフォードが向かっている先――菖蒲と帝国のちょうど中間あたり、そこが指定された後方支援基地である。 「この辺りか……ん――なんだ?」 近くから銃声が聞こえてきた。 おかしな話だ。もはや帝国領土と化した地で、未だに抗う者がいるというのか。 ただ位置としてはだいぶ前線とは外れた地域であるから、敵部隊が襲撃を仕掛けるにはもってこいともいえる……とシオンは考えた。 「っち」 思わず舌打ちをする。 (俺は補給に来ただけだっていうのに……) などと言
『帝国による三ヵ国同時侵攻』 北東のソマリワ公国と、それに属するいくつかの小国を打倒し…
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 格納庫に佇む人型…