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「イラッ」とした時に使える、2つの考え方

コントロールできない感情

人間は、感情のある生き物なので自分で悲しくなろうとして悲しくなれないですし、怒ろうと思って突然ブチギレできませんよね。

でも、その逆もしかりです。咄嗟に相手の発言や行動にイラッとしたり、泣かないぞと思っていても、勝手に涙が出てきてしまったりします。
今回は、「イラッ」とした時に私が使っている2つの考え方をご紹介します。

個人的にはこの考え方のお陰でだいぶ人のことが気にならなくなりました。

「かわいい」という視点で見てみる

今、あなたの上司がイライラして物や人に八つ当たりしているとします。
あなたはどう接しますか?
なるべく話しかけずに機嫌が良くなるまで避け続ける、という人が多いのではないでしょうか。
ある意味正解です。自ら突っ込んでいく必要はありません。
でも、もし話しかける必要があるとしたら。。。想像しただけでストレスですよね。

そんな時、私は「あ、この人、自分の感情がコントロールできてないんだ。かわいいな」と思います。
自分の上司を「かわいい」って思うなんてあり得ない、と思うかもしれませんが、意外とやってみるとできます。

「私より上の立場の人間なのに、セルフマネジメントできていないのか」、「イライラしてて嫌だなー」と思うと、こっちがイライラしてしまいます。
上司ではなく、そういうかわいい生き物として見てみるんです。

そうすると感情に振り回されてしまっているかわいい存在に見えてきます。

「かわいそう」と思ってみる

「かわいい」の次は「かわいそう」です。

「この人は、感情をコントロールできないせいでみんなから避けられてる、かわいそうな人」と思ってみるんです。

プライドが高すぎて相手の話を全然聞かない人や、マウントをとってこようとする人がいた時も、私はこの視点を持ってきます。
「きっとこの人、自分が偉い立場でいたいから周りの人が離れていって孤独なんだろうな、かわいそう」って思います。
そうすると、「私は話を聞いてあげよう」と思えたり、たとえムカつくことを言われても、そこまで腹立たしくなくなります。

目的は「自分のため」

私は元々短期で、ものすごく人に影響されやすい人間でした。
こういう視点を培った背景としては、「自分がイライラしたくなかったから」です。
昔はよく、イライラして一人で勝手に泣いたりしてました(笑)今考えたら、感情がコントロールできていない人の典型です。

そんな中で、どうしたら人に影響されてイライラせずに過ごせるか、を超冷静に考えてみました。
そんな中で、八つ当たりをする人や嫌味を言ってくる人、接客業で出会ったクレーマーの方など、人にストレスを与えてくるタイプの人を冷静に見つめると「かわいい」か「かわいそう」で処理できる、ということに気付いたんです。

決してその人のことを馬鹿にしているわけではなく、あくまで自分のストレスを軽減させるために、私が大事にしている視点として飲み込んでいただけると嬉しいです。

みなさんも、「うわー、この人やだな」と思うことがあったら、ぜひ使ってみてください。

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