見出し画像

-No.2- 自分のことは自分でやる意識をつける

このシリーズの中でお伝えしていくこと

【年中〜年長5月頃までに準備しておきたいこと】
■子どもが練習をすること
1 自分のことは自分でやる意識をつける

■大人が準備しておくこと
2 学校の種類を知る
3 就学までの流れを知る

【年長の4月〜9月ころまでにやりたいこと】
■子どもが練習をすること
4 学習準備(書く力・予定を把握する・運動面)
5 自分で準備をする

■大人が準備をしておくこと
6 学校見学、就学相談
7 新年度に向けて学習環境を整える

【年長の10月〜3月ころまでにやりたいこと】
■子どもが練習をすること
8 学習準備のレベルUP
9 新しい環境になれる準備

■大人が準備をしておくこと
10 放課後の過ごし方

このシリーズでは、小学校に向けて今できることについて発信していきます😊

まずは1つめ【自分のことは自分でやる意識をつける】💡

どれくらい自分でできますか??

実際にチェックして見ましょう💡

・脱いだ服は子どもがカゴに入れることができていますか?
・帰ってきた荷物は子どもがしまっていますか?
・遊んだおもちゃは子どもが片付けていますか?
・食べ終わった食具は子どもが片付けていますか?
・次の日に園に持っていくものは子どもが準備をしていますか?
・朝きていく服は子どもが決めていますか?
・着替えは一人でできていますか?

Noが3つ以上ある時は、まずはYes!を増やせるように取り組んできましょう❗️

学校に上がると、保育園や幼稚園の先生のように先生が察してサポートすることはほぼ0です。
そういったサポートを希望する場合は加配の先生をつけてもらう必要があります。

そして、加配をつけて欲しい場合、他の子よりもサポートが必要と感じている場合は、加配の相談をしてみるのも一つの手です。

ただ、必ずしも加配がつくとは限りませんし、専門の先生などではなく、お近くに住んでいらっしゃるボランティアの方である場合も多いです。

このような状況を考えても、小学校に行く前に一つでも「困った」「大変」「できない」と感じるPOINTは減らしていきたいところです。

「困った」「どうしよう」「できない」 という気持ちが多いと、自信を無くします。
自信がなくなると挑戦する気持ちが芽生えにくくなってしまいます。

では、どうしたら良いのでしょうか?

▽こちらをご覧ください▽

Q.やって欲しいんですが、自分でやってくれないんです。どうしたらいいでしょう?


A  やらない理由はなんだと思いますか?

・やらなかったら結局大人がやってくれるから?
・やらなくても困らないから?
・求められていることが難しいから?

「やらない」という子どもの行動から考えられることはなんでしょうか? 理由が見つかると答えが見えてきます。

●やらなくても大人がやってくれるから「やらない」

だとすると、大人が絶対手伝わなければいずれやるようになります
癇癪を起こしても、いつまで経っても手伝ってくれないと、必要と理解していれば必ず自分でやります。

それでもやらないという時は「やる必要がある」ということを理解していないことがわかりますね!
そうだとすると「何をしたらいいか」「どうして必要か」ということを伝える必要が出てきます。

●やらなくても困らないから「やらない」

例えばよく相談いただく片付けですが、自分で片付けないのであれば捨てましょう。
「片付けて」と言われる→気にせず遊ぶ→大人が片付けてくれる=自分で片付けなくても片付けてもらえるという学習につながります。

食べないのであれば勿体無いですが、食事を捨てましょう。
そしてお腹が空いたと言ってもおやつは出てこないということを伝えましょう。

食事を摂らずに、遊び始める→食事を片付ける→お腹が空いたと癇癪→おやつが出る=食事をしなくてもおやつがあるという学習につながります。

これらの2つの行動は子どもが誤学習をしているかもしれません。
だとすると、その表現方法では思いは叶わないというルールをもう一度伝えていく必要があります。

●求められていることが難しい「やらない」

子どもに伝わる方法で伝えていますか?
何個も同時に伝えていませんか?
感覚的に受け入れられないこともありますがどうでしょうか?

実はやらないという行動を一つとってもいろいろな見方をすることができます😊
そして、その行動の理由は人それぞれ違うので、育児本に書かれている通りにやっても上手くいかないことも多いのです。

子どもが困った行動をした時にはどうしてそうしたかという行動の理由に着目して解決方法を考えていきます💡

発達障害、神経発達症を持つ子どもは、
・感覚の取り入れ方
・記憶
・発達の偏り
・表現の方法
これらに特性があり、学習スピードが他のお子さんよりもゆっくりな場合があります。

その子に伝わる伝え方で、理解できるように伝えることで学習サポートをすることができるようになります。

▽スタートコースで学ぶ▽

次は、小学校に向けて大人が準備しておきたいことをご紹介していきます!


頂いたサポートは、活動費・より知識を深めていく為に使用させて頂きます。