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【書評】 心を安定させる方法


心を安定させる方法

心の安定を手に入れる極意!心臓外科医が40年の経験で培った「メンタルフラット」のすすめ!


本書『心を安定させる方法』は、40年間にわたり約1万件の手術をこなしてきた心臓外科医である渡邊剛氏が、その経験から導き出した「メンタルフラット」をテーマにした実践的な書籍です。

「心臓外科医が、なぜ“心の安定”を?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、心臓外科手術は一つでもミスをすれば命にかかわるため、常に冷静な判断と集中力が必要不可欠です。

本書では、そんな極限の状況で培われた「メンタルフラット」の考え方や習慣を、仕事や日常生活にも活かせるように分かりやすく解説しています。

特に、本書で重要なキーワードとなるのが「メンタルフラット」です。

これは、緊張しすぎず、いつも通りのパフォーマンスを発揮できる状態を指します。

心臓外科医にとって、手術中にプレッシャーを感じて手が震えてしまうようなことは致命的です。

だからこそ、常に冷静で安定した精神状態でいることが求められるのです。

しかし、本書では「常に冷静でいる必要はない」とも強調しています。

人間は誰でも感情的な生き物であり、不安や焦りを感じることは当然です。

大切なのは、そのような感情に振り回されずに、自分の軸を持って行動できることです。

そのためには、自分の「心の声」に耳を傾けることが重要です。

周囲の意見に流されることなく、自分が本当に何をしたいのか、何を目指しているのかを明確にすることで、ブレない心を手に入れることができるのです。

本書を読んだ感想

本書を読んだ感想としては、まず「実践的な内容」に驚きました。

多くの自己啓発本では、抽象的な言葉ばかりで、実際にどのように実践すれば良いのか分からないことが多いのですが、本書では具体的な方法論が示されています。

例えば、「違和感を感じたらスルーしない」という考え方です。

朝起きたときになんとなく「今日はいつもと違う」と感じた場合は、その違和感の原因を探ってみることが大切です。

もしかしたら、体調不良や仕事でのミスなど、何か問題を抱えているのかもしれません。

また、「流行を追い続ける必要はない」という考え方にも共感しました。

流行を追いかけることは悪いことではありませんが、常に周囲に流されていると、自分の芯が失われてしまいます。

本書では、このように具体的な方法論や考え方を通して、読者が自分の「心の声」に耳を傾け、軸を持って行動できるようになることをサポートしています。

本書を特におススメしたい人

 * 仕事でプレッシャーを感じることが多い人

 * 自分の感情に振り回されやすい人

 * 周囲の意見に流されやすい人

 * 軸を持って行動したい人

 * 心を安定させたい人

本書は、心臓外科医という極限の職業で培われた「メンタルフラット」の考え方や習慣を学ぶことができます。

これらの考え方や習慣は、仕事だけでなく、日常生活にも活かすことができます。


本書とあわせて読みたいおススメの書籍

本書と一緒に読むとより理解が深まる書籍として、以下のものがあります。


本書のまとめ

本書『心を安定させる方法』は、心臓外科医が40年の経験で培った「メンタルフラット」の考え方や習慣を学ぶことができる実践的な書籍です。

「常に冷静でいる必要はない」、「違和感を感じたらスルーしない」、「流行を追い続ける必要はない」といった、具体的な方法論や考え方が示されており、自分の「心の声」に耳を傾け、軸を持って行動できるようになることをサポートしています。

仕事でプレッシャーを感じることが多い方、自分の感情に振り回されやすい方、周囲の意見に流されやすい方、軸を持って行動したい方、心を安定させたい方などに特におススメです。

本書と一緒に読むとより理解が深まる書籍として、『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健著)、『アドラーの心理学』(岩井勇著)、『マインドフルネスの練習帳』(枡野俊明著)なども参考にしてみてください。


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