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【書評】 信じ切る力 生き方で運をコントロールする50の心がけ

信じ切る力 生き方で運をコントロールする50の心がけ


【奇跡をよぶリーダー論】栗山英樹「信じ切る力」:勝利を導く、最強の思考法

「信じ切る力」こそが、勝利を導く最強の思考法である!

本書は、元プロ野球監督の栗山英樹氏が、WBCや北海道日本ハムファイターズの監督時代のことや、自身の選手時代のことなどを振り返りながら、選手たちのパフォーマンスを引き出すための考えを語ったものです。

「信じる」と「信じ切る」の違い

栗山氏は、「信じる」と「信じ切る」の違いを明確にしています。

「信じる」とは、単に可能性を認めること。一方、「信じ切る」とは、どんな結果が出ようとも、自分が納得できるまで相手を信じ抜くことです。

「信じ切る」ためには、「信じる」よりも深いコミットメントと覚悟が必要です。

「信じ切る力」こそが、チームを勝利に導く原動力となるのです。

本書から得られる3つの学び

本書から、以下の3つの学びを得ることができます。

  1. 相手を信じ抜くことの大切さ

  2. 常識にとらわれない思考の重要性

  3. 「なる」と決意することの力

1. 相手を信じ抜くことの大切さ

栗山氏は、選手たちを信じ抜くことの大切さを強く説いています。

選手たちを信じ抜くことで、選手たちは最大限のパフォーマンスを発揮することができます。

2. 常識にとらわれない思考の重要性

栗山氏は、常識にとらわれない思考の重要性を説いています。

常識にとらわれると、新しいアイデアや可能性を見逃してしまう可能性があります。

3. 「なる」と決意することの力

栗山氏は、「なる」と決意することの力について語っています。

「なる」と決意することで、人は目標達成に向けて努力することができます。

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本書を読んだ感想として

本書を読んだ感想は、一言で「感銘を受けた」です。

栗山氏の話は、どれも非常に説得力があり、共感できるものばかりでした。

特に印象に残ったのが、「信じることと信じ切ることは違う」という言葉です。

私たちは、つい「信じる」だけで満足してしまいがちです。

しかし、真の結果を出すためには、「信じ切る」ことが必要です。

「信じ切る」とは、どんな状況でも相手を信じ抜き、最後まで諦めないことです。

栗山氏は、選手たちを信じ抜き、最後まで諦めなかったからこそ、数々の勝利を導くことができたのでしょう。

本書は、リーダーやコミュニケーションに携わる人だけでなく、すべての人におすすめしたい一冊です。

「信じ切る力」を養うことで、人生をより豊かに、より成功したものにすることができるでしょう。


本書を特におススメしたい人

  • リーダーシップを発揮したい人

  • チームを成功に導きたい人

  • 常識にとらわれずに新しいことに挑戦したい人

  • 目標を達成したい人


本書とあわせて読みたいおススメの書籍

これらの本は、ポジティブな思考や行動の力を信じ、自己実現を目指す方にとって、インスピレーションを与える内容となっています。ご興味があれば、ぜひチェックしてみてください。


本書のまとめ

本書は、元プロ野球監督の栗山英樹氏が、自身の監督時代や選手時代の経験を振り返りながら、選手たちのパフォーマンスを引き出すための考え方を語る一冊です。

特に「信じ切る」というテーマを中心に、人と人とのコミュニケーションや関係性において重要な要素を解説しています。

栗山氏は、どのような結果が出ようとも、自分が納得するためには相手を信じ切ることが重要であると述べています。

まずは信じることから始め、そしてそれを言葉にすることが大切だとしています。

WBCの侍ジャパンの代表選手たちにも「信じている」と伝えたのは、本当にそう思っていたからであり、その言葉が選手たちにしっかりと伝わると信じていたからです。

ただし、信じていると言っても不安になることはあります。勝負ごとにはその日の調子も影響するため、最終的に信じ切れるかどうかが問われると栗山氏は考えています。

例えば、WBCの準決勝メキシコ戦では、9回裏で日本が負けている状況であっても選手たちを信じ切り、若手の村上宗隆選手に賭ける判断をしました。

その時に重要だったのは、「最後は誰でやられたら納得がいくか」という基準でした。

栗山氏は、自分で見て感じたことを信じることも重要だと述べています。

常識に縛られず、大谷翔平選手の「二刀流」に対しても疑わず信じ続けた姿勢がその典型です。

批判が多くても、信じ切ることで道が開けると信じていました。

信じることと信じ切ることの違いは、「なりたい」と「なる」の違いに似ています。

選手が「なる」と決意した瞬間から、練習や日常の過ごし方が変わり、具体的な目標に向かって努力を重ねるようになります。

そのスイッチは自分で入れるしかないと栗山氏は強調します。

また、信じることは相手を変える力がありますが、見返りを求めずに信じることが大切です。

信じる側が本気で信じ切ることで、相手もその信じられていることに気づき、全力を尽くすことができます。

本書は、信じることの大切さを実体験を交えて説くとともに、信じることで人を育て、結果として素晴らしい成果を生み出す方法を具体的に示しています。

栗山氏の深い洞察と実践的なアドバイスが詰まった一冊です。


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