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受動攻撃について

こんにちは。

受動攻撃について。

受動攻撃とは、受動的攻撃行動 : Passive aggressive behavior、怒りを直接的には表現せず、緘黙や義務のサボタージュ、抑うつを呈して相手を困らせるなど、意識的無意識的にかかわらず後ろに引くことで他者に反抗する行動、と言われています。

日本人に多い攻撃性の形態のひとつとも言われており、わざと受け身的な態度で相手に攻撃をする、意地悪、皮肉や嫌みだと感じるような類のものです。
直接的に意思を伝えず、間接的に行う行為。あからさまに不機嫌さを示したり、無視等…があります。

受動攻撃とは、アメリカ軍の兵士らが上官に対しての不満や振る舞いから、この概念が生まれたそうです。わざと、相手を困らせようとする行為、直接の対峙を避けて、言いたいことを言わずに間接的に攻撃をしかけることを意味しています。

意思疎通において、嫌な感じや不快が残り続けるイメージです。当然、意地悪であり、周囲からは嫌われてしまいますが、こういったコミュニケ―ションに慣れてしまうと、自覚がなかったり、益々認知がゆがんでゆくのが怖いところです。あえて相手をけなす等、あらゆる面で不機嫌さや嫌味さがにじみ出ている状態になってしまいます。

受動攻撃にあった場合の対処法は、相手は変えられないので、基本的には距離を置くこと、離れられる関係であれば離れましょう。

子供の頃から身につけたコミュニケーション術であったり、その人なりの成功体験としての認識であるため、そう簡単にしみついてしまった攻撃性は変えられない、とのこと。
受動攻撃がひどい場合には、直接こちらから本人に対し、「それはどういうことなのか、どう考えているか、なぜなのか」等を、直接丁寧に聞き、対応を明確にできるようにする等の対処法が推奨されています。

親からの受動攻撃を受け継いでいたり、支配欲からの攻撃なので、受けた側がとっさに相手の機嫌をとったりすることが多くなると、よりエスカレートし、試したりする行動が増えてくるので、冷静な返答が必要です。

また、受動攻撃を行う人は、相手を選んで攻撃している場合も多く、反撃しない、逆らわないと思っている人を選んで攻撃しているため、巻き込まれないように、きちんと意思を示すことが必要とも言われています。

受動攻撃に対し、自分も受動攻撃で返さないよう注意することや、相手の機嫌を取りやすかったり、評価を気にしすぎるあまりに、無意識的にも受動攻撃を受け入れやすい自分になっていないか、を気を付けることが対策のようです。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

今日もよい一日を。





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