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自信を持つための考え方とは?|働きながらアメリカMBA卒業 終
フルタイムで働きながら子育てをしつつ、MBAプログラムで大量のインプットとアウトプットをした3年間。
この3年間は本当に長かった。仕事、家事、子育て、勉強で毎日の予定があっという間に埋まり、それが当たり前になっていた。
課題に追われなくて済む生活があるなんて想像ができなくなっていた。
最大の気づき
全てを終えて気づいたことは、
私の人生はやりたいことが何でもできる人生だったんだということ。
自分の生活の中にある何も予定がない時間というのは、こんなにもワクワクするものだったのかと気づいて驚いている。
やらなきゃいけないことに追われることもなく、こんなにも自由で、こんなに何でもできる時間が自分の人生に存在していたんだということに新鮮に感動している。
何でもできる自由な時間があるのに、今まで言い訳をしてやらなかったこともあった気がする…。そんなのはもったいない!
私の人生は無限大。
何でもできる。
それがMBAを終えてからの最大の気づきだ。
「自信がない」をついに卒業
そもそもMBAを始めた理由は常に不安があったから。
アメリカで管理職として働きながらも周りと比べて英語力の劣る自分、ビジネスの学位がない自分。もし仕事を失ったら外人としてアメリカで仕事を勝ち取れるのだろうか。
自己肯定感がなかなか上がらず、自信をつけたいと模索していた3年間でもあったような気がする。
卒業して思うのは、これ以上頑張りようがないほど限界までやり切ってみると、清々しいほどに満たされた自分がいる。
自分がやれることを全てやりきり、これ以上はできないし、できなくてもそれも自分なのだと受け入れられる。
今の自分で十分。
今の自分で最高。
今の自分だからこそMBAをやり遂げられたんだから。
自信とは今の自分でいいんだと認められることで、こうあるべき(ありたい)という自分の中の理想と、今の自分のギャップが少ない状態なのではないだろうか。
これが私が3年前に手に入れたかった自信の正体ではないかと思う。
* * *
何かを得ることで自信はつくのか?
ということに関しては、必ずしもそうだとは言い切れないように思う。
何かを得ても自分が望むものがもっと大きければ、決して満たされることがないから。
正直に言ってしまうと、MBAが終わった頃には私の英語は完璧になると思っていたし、それによって揺るぎない自信が得られると思ってた。
私の求める完璧とはネイティブと同等のことだった。純ジャパの私にとって、到底届かないところに目標設定を置いていて、勝手に落ち込んでいただけなのかもしれない。
いざMBAを終えてみたら、私が思い描く完璧にはもちろん全くならなかった。。。笑。
ここまでやって完璧にならないならもう何やったって無理だし、今の自分でやってやろうじゃないの!というポジティブなあきらめ=開き直りの境地を、3年間の修行で手に入れたんじゃないかとすら思う。
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そして今日、この清々しい気持ちで卒業式に出れていること、家族が一緒に祝福してくれることを心から幸せに思う。
5歳の息子もいつか情熱を注げることを見つけ、自分の道を突き進んでいってもらえたら嬉しいな。
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