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「7文字でタダものじゃないなと思わせてください」ってお題に対しての「6文字で十分」って回答を見て「7文字じゃないじゃん」って感想を抱く人とは仲良くなれない

「7文字でタダものじゃないなと思わせてください」ってお題に対しての「6文字で十分」って回答を見て「7文字じゃないじゃん」って感想を抱く人とは仲良くなれない

大喜利でとにかく面白い芸人を決める大会IPPONグランプリ。10年以上続く番組の歴史で数々の名解答が生まれたが、一番好きな解答は?と聞かれたら、僕は迷わず「7文字でタダものじゃないなと思わせてください」というお題に対する千原ジュニアさんの「6文字で十分」を挙げる。

「6文字で十分」には面白さだけではなく

「7文字で答えてみろ」に対して7文字使わないカッコよさ

お題に沿った上でお題に歯向かえる

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頼みごとができない

「自分みたいな者が…」

人生で何度思ったか分からない。

「自分みたいな者が発言していいのか?」、「自分みたいな者が行ってもいいのか?」、「自分みたいな者がここにいていいのか?」、などなど、スペックも自己肯定感も低いので、「自分みたいな者がシチュエーション」に何度もぶち当たってきた。

自分みたいな者がシチュエーションで特に苦手なのが、「自分みたいな者が頼みごとをしていいのか?」。相手に労力や時

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屈辱

中学生の頃、クラスの一軍の奴に当時ブレイク中だった「小島よしおをやれ!」と雑なフリをされた。

ここで「そんなの関係ねぇ!」と叫んでも、ウケるわけがないし、ウケたとしてもそれは嘲笑だろう。そんな敗戦処理の試合でも登板拒否出来ないのが当時イジられキャラだった自分のクラスでのポジションだ。

僕は、小島よしおの代名詞の「そんなの関係ねぇ!」ではなく、「ラスタラスタピーヤ!」を選択した。みんなが「そんな

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大人がてんやで泣きかけた話

大人がてんやで泣きかけた話

マイナンバーカードの申請をしたら国から2万円分のポイントをもらった。

「現金で2万くれや!」とはちょっとだけ思ったけれど、ありがたい話である。せっかくの臨時収入なので、外食をすることにした。

駅前に繰り出し、自分がチャージした決済サービスに対応している飲食店を探すことにしたのだが、これが中々見つからない。キャッシュレス決済ってsuicaぐらいしか使ってこなかったので初めて知ったのだが、PayP

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怒り

6秒ルールをご存知だろうか?

感情のピークは長くても6秒だといわれており、この6秒を我慢することで怒りは収まるというもの。腹が立った時、心の中で1から6まで数を数えると怒りがゆっくり沈まるという神システムらしい。

いや、ウソ過ぎる。そんなわけがないって。「6秒我慢したら怒る気なくなったわー!」ってなるわけないだろ。

僕は、今まで自分に投げかけられた心ない言葉も、理不尽でおもろないイジりも、「

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友達が0人になった日

友達が0人になった日

学生の皆さん、友達はいますか?

社会人になると遊ぶ時間も減って交遊関係も薄くなるので友達がいない人もいるかもしれないけれど、時間もあって常に誰かと行動してる学生なのに友達がいないってことはそうそうないと思います。

そのそうそうないケースにぶち当たったのが高校生の自分。半月ぶりのnoteですが、その間で何も起こらない生活だったので今日はその話を書きます。

高校一年生の自分は、バンバン発言しクラ

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打ち上がらない

高校時代の文化祭にはろくな思い出がない。

一年生の時は展示会の店番を本来30分でいいところを二時間やらされ、二年生の時は展示物の制作が自分の班だけ期間内に間に合わず班長(無理やりやらされた)だった自分が責められた。

中でも三年生の文化祭は特に辛い思い出である。

飲食の模擬店をやることになったのだが、クラスのリーダー的な存在の奴が「俺達で成功させよう!」と言ってクラスを鼓舞させていた。非常に陳

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冴えない中学生だけで祭りに行った話

冴えない中学生だけで祭りに行った話

中学一年生の夏、暑い日差しがジリジリと照りつける中、僕はAくんという子の家でゲームをしていた。

お金持ちのAくんの家でクーラーをガンガンに効かせジュースを飲みながらスマブラ三昧。十数年前の話だが、当時の僕は今よりよっぽど良い夏の過ごし方をしていた。

僕が操るルイージのファイアパンチが炸裂したところでAくんはある提案をしてきた。

「なぁ、今日祭り行かん?」

それを聞かされた僕は、「いやいやい

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誰のせいにもできない

イマイチな人生を送っている。

恋人ができたことがない。恋愛が全てではないけれど、やはりこの事実は虚しい。学校帰りに女の子とサイゼに行って異常な安さのピザを分け合ってみたかった。

恋人だけじゃない。僕には喜びや感動を分かち合えるような友達もいない。どん兵衛を開けたらハート型のきつねが入ってても「ヤバい!」とLINEを送れる相手がいない。

おまけにお金もない。同世代では家庭を築いてマイホームの購

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危機ウィー髪

大学二回生の頃にバイトしていたスーパーでの話です。

現在進行形の僕がバキバキ童貞なので、当時の僕も当然童貞なのですが、そのことは隠していました。そりゃそうです。同僚達は同年代、二十歳そこそこの多感な時期の連中に童貞なんてことがバレたら、地獄の童貞イジりの日々の幕開けですから。なので、それとなく彼女がいる(いた)感じを匂わせていました。

ある日、出勤前に更衣室で着替えていると、同僚達がラブホテル

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