フランス暮らしの思い出 教会で雨宿り、ぺこぺこのお腹とスパイスの香り
初めての海外はフランスでした。
東京に行くのでさえソワソワしていた大学生の私が、フランスのボルドーへ留学したのは2003年のこと。
それはちょうど、フランス人のお財布の中身がフランからユーロに変わったときでした。
私にとっての見知らぬお金はフランス人にとっても新しく、「フランならいくらだっけ?(C’était combien en franc ?)」という会話が聞かれるような時代。初めて手にしたユーロは、使う度に楽しかったのを覚えています。円とは大きさも手触りも違う、おもちゃみたいに感じちゃうけど、本物のお金。カラフルなお札に、しっかりとしたコイン。
スーパーのレジでお金を払うとか、郵便局で切手を買うとか、そういうひとつひとつにドキドキしていたあの頃。もちろん、癒しの時間もありました。今日は、フランスならではのほっとする時間についてお話します☕️。
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心が軽くなる、かもかも🦆🌲🌲🌲✨
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おいしいもの好きな主婦そよそよの暮らしにまつわるエッセイです。月2回以上更新◎ 赤ちゃんがやってくるということ、子どもとの暮らし、夫婦の…
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