『アダルト・チャイルドが自分と向き合う本』
Amazonでレコメンドされたので、タイトルの本を読んでみました。
この本は、子供の頃の環境やその時感じたことから、自分がどのような歪みを身に着けたのか考えるための幾つかのワークが載っています。
ACの人は自分に厳しくなりがちなので、セルフコンパッション(自分を癒やす)考え方も必要で、そういった要素も盛り込まれていました。
内容としてはとても良い本だと思うのですが、1点だけ疑問に感じたワークがありました。
「環境に振り回されて不安で泣き出しそうな幼い頃の自分をイメージして、抱きしめて安心させてあげる事と、その時の感覚をイメージする」というワークです。
自分は弱くて無力な自分をイメージして怒りが湧き上がりました。
その怒りを言葉にするとこんな感じです。
「弱さを強調しても獲物とみなされるだけで誰も助けてはくれない。状況を変えて立ち向かえるかどうかは自分次第だ、甘えるな!」
これまで、助けを求めても見当外れな助力や何の役にも立たない助言しか得られなかったので、「周りは全て敵」という考え方が染み付いてしまったようです。
…たとえ得られた助力、助言が、自分が望んだものではなくても、その人が出来ることで協力してくれたという気持ちに着目して、その気持に感謝した方が自分も幸せになれるのですが… どうしてそのような歪みが身についたのでしょう。
また今まで、その考え方でよくやってこれたと思いました。
なぜか助言は非難に、助力は余計なお節介に感じてしまうという歪んだフィルターを持っていたのでした。
本には、「環境に振り回されて不安で泣き出しそうな幼い頃の自分」は可愛そうで思わず抱きしめて上げたくなる存在としてのみ書かれていました。
自分以外の人は、どれくらいの比率で「幼い自分」を可愛そうだと思い、また怒りを感じるのか興味が湧きました。
読んで頂いた方は、ぜひご意見をお聞かせください。
📸日本郵船の自動車輸送船
8/6~7に横浜の大さん橋でイベントがあり、大きな船が横付けされていました。
ネットで調べるとNYKは日本郵船の頭文字らしく、3年ぶりの入港だったようです。
自分は夜間の散歩で見かけたので、乗船は出来ませんでしたが昼間は乗船出来たようです。
最近、島旅行を楽しんでいる関係で船に興味があったので、見慣れない船が停泊していることが気になって写真を撮りました。
いくら船旅が好きでも、船員の仕事は無理だなと感じています。
なぜなら、狭い船の上で数ヶ月~数年の間24時間生活をするので、人間関係が不満、森が見たい、いつもと違う景色が見たいと言っても無理な過酷な仕事なのです…
アメリカの原子力空母にいたっては、何十年も燃料の補給を必要としないので、乗組員はどのくらいの期間連続勤務になるのか、想像するだけでも吐きそうになります… 船酔いはほぼしないのですがw