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#D2C

D2Cの販売戦略を激変させる?他社製品を自社ECで販売できるコマースプラットフォーム「Canal」とは

Shopifyを利用している、数え切れないほどのD2Cブランドたち。彼らが自社のECで他のブランドの商品も紹介し、クロスセルを生み出すことで手数料まで得ることができるとしたら──。 これまで「直販」のイメージが強かったD2Cブランドだが、GlossierのようなD2Cを代表するブランドたちは、すでにECを通した直販のみならず実店舗や卸売をはじめている。しかし卸をはじめるとなると各リテーラーとの交渉・契約が必要になるため、スタートアップにはハードルが高い面もあった。 そんな

アメリカで人気急上昇中のラグジュアリークッキーブランド「Last Crumb」を食べてみた

クッキー12枚入りのボックスが$140。日本円にして2万円近くもする高級クッキーが、今アメリカでなかなか手に入らないほどの人気を博している。 「Last Crumb(ラストクラム)」は、LA発のラグジュアリー・クッキーブランドだ。 HPにも「世界一のクッキーはお店では買えない(THE BEST COOKIE IN THE WORLD CAN'T BE BOUGHT IN A STORE)」と記載されているとおり、Last Crumbのクッキーはオンラインのみで購入可能だ。

ブランド価値を高めるSDGs時代のマーケティング|経営とマーケティングを結ぶ設計図

最近P&G APACフォーカスマーケット ヘアケアCMO・シニアディレクターを退職した、大倉佳晃です。本記事で、SDGs時代に企業・ブランド価値を高めるマーケティングの考え方について、私の13年のP&Gキャリアでの多くの成功と失敗から培った経験をベースに語りたいと思います。 本当は、キャリアの一区切りの備忘録として書籍を書き上げるつもりだったのですが、出版となると時間もかかってしまうため、あえて今の時代に合わせてnoteで一冊の本のようにまとめて公開することにしました。その

お客様をファンに変える。熱エネルギー型のブランド論

こんにちは、ファクトリエ代表の山田(tocio_yama)です。 ファクトリエは、「語れるもので、日々を豊かに」をミッションとしています。日本各地のこだわりを持った工場と一緒に、語れる(=ストーリーのある)洋服を作り、心の温度を高めるブランドです。 長く使って頂くために・・・ ①トレンドではなく普遍的なベーシックなデザイン ②ずっと愛用できる高い品質 ③誰かに話したくなる、ユニークな技術による機能性 ④作り手の温度を感じられる安心感 を大切にしています。 あり

D2Cブランドの99%はプロダクトで決まる

こんにちは、ファクトリエ代表の山田(tocio_yama)です。 ファクトリエは、「語れるもので、日々を豊かに」をミッションとしています。日本各地のこだわりを持った工場と一緒に、語れる(=ストーリーのある)洋服を作り、心の温度を高めるブランドです。 長く使って頂くために・・・ ①トレンドではなく普遍的なベーシックなデザイン ②ずっと愛用できる高い品質 ③誰かに話したくなる、ユニークな技術による機能性 ④作り手の温度を感じられる安心感 を大切にしています。 前回

海苔屋が越境ECのテストを"Square"(スクエア)でやってみた話。

皆さん、こんにちは。 今日は越境ECに向けたテストとして、海苔屋が"メール受注+Square決済"で海外発送をはじめた話です。 「海外から受注・発送は大変なんじゃない?」 「コストや手間がかかるでしょう?」 と思いがちですが、"Square"決済を導入していれば予想以上に簡単にできてしまいます。 ※下記にもありますが、ぬま田海苔のWEBサイトは一定期間反応を見た上で、Shopifyストアを多言語化して本格的な越境ECをスタートさせようと思っています。 ご興味ある方は、

D2Cの派生系「P2C」ビジネスは、どうスケールさせるのか?

どうも、マーケターのエルモ(@elmo_marketing)です。 今日は、みんな大好きD2Cの派生系、「P2C(Person to Consumer)ビジネス」について。 2020年は、P2Cビジネス元年と言われています。インフルエンサーが影響力(と資本力)をつけ、個人でプロダクトを作り、直販で売っていくケースがちらほら出てきました。 D2C(Direct to Consumer)と飛び越え、P2C(Person to Consumer)に商売の形が変わってきているわ