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マルチ商法をおちょくっていたら、とんでもなく危険な集団の真相に迫ることになった話 ~事業家集団(新橋)編⑧~

前記事:マルチ商法をおちょくっていたら、とんでもなく危険な集団の真相に迫ることになった話 ~事業家集団(新橋)編⑦~

最初から読む:マルチ商法をおちょくっていたら、とんでもなく危険な集団の真相に迫ることになった話 ~ライ○バンテージ編①~

今回の体験をベースにした小説:マルチ商法女と戦っていたら、もっととんでもないものと戦うことになってしまった件

このシリーズは、大仏がとあるマルチ商法女をおちょくり撃退したことから、それと知らずにとんでもなく危険な集団と接触していたことを知り、その真相に迫るという、ハイパースペクタクルファンタジックサスペンスロマンである!

前回の記事では事業家集団が送り込んでいる自己啓発セミナーについて書いた。今回は事業家集団関連店舗について書きたいと思う。脱会者の情報から漏れ出てきたものを上げただけなのでごく一部だが、新橋の店のような事案の際に「ここは危ないんじゃないか」と判断する参考になればと思う。
事業家集団関連のお店は、特にダイニングバーの場合に特徴があり、情報を調べていてピンと来ることがある。それは以下のような条件だ。
・店名が地名や一般名称になっている(検索避けのため)
・土日祝の営業が貸し切り予約のみになっている(勧誘パーティーをやっているため)
勿論、これに当てはまるからと言ってそういう店だとは限らない。また入店したからといって勧誘されるとも限らない(僕も1人で4年ぶりに新橋の店に入ってみたが特に声は掛けられず何故か少し残念だった)。
このリストは脱会者からの情報を少しずつメモしたものだが、唯一ある程度まとまったリストもあった。それは脱会者の情報を元に格言が送られてくるWというメールマガジンに登録した時のこと。何気なく会員サイトを見ていた僕は、クーポンタブを発見した。メルマガでクーポンとは珍しいなと思いつつ開いてみたところ、そこに映っていたのは...

新橋の店だった。


少し余談が入ってしまったので早速本題に入ろう。さすがに店名をそのまま書くわけにはいかないのでヒントを書く。店によってはGoogle口コミに書かれている場合もある(何故か食べログでは一切言及されていない、多分消されてるんだろう)。

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1. 新橋のダイニングバー、H

2. 五反田のダイニングバー、A

3. 品川のダイニングバー、A

4. 東五反田のCafe & Dining、F

5. 目黒のダイニングバー、M

6. 秋葉原の肉バル、M

7. 神保町のカフェ&ダイニング、J 

8. 八丁堀のダイニングバー、T

9. 大阪福島のカフェ、C

10. 大阪のカフェ、B

11. 神田のダイニングバー、F

これでもごくごく一部のはず。何しろ5,000~7,000人はいる組織だ。知らないうちに彼らの店を使っている可能性は結構高いのではないだろうか。まるでヤ○ザのフロント企業のようだ。

これらの店を調べるうちに、僕は久しぶりにMに連絡してみたくなり、LINEを送ってみた。久しぶりなので心暖まるメッセージが良いだろうと思い、こんな文章を送ってみた。

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どうせ返事はないだろうと思いきや、案外すぐに既読になり、返ってきたメッセージがこちら。

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さすがに4,5年前なのでこんなものかと思いつつも、「答える前に」というあたりが実に怪しい。若干とぼけたコメントにイラッとしてしまい、また急いでいた僕はこんな具合に返信した。

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すると返ってきたのはこれ。

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いやいや、絶対やってる(orやってた)だろうお前。

この後しばらく煽ってみたものの、Mから返事が返ってくることはなかった...。これは答えを急ぎすぎてしまって失敗したな、いや反省反省。

これだけではつまらないので、彼についてもう少し調べてみることにした。僕がやるのは勿論

特定作業である。

当時は界隈の人のほとんどがニックネームで呼び合っていたので、名前というよりは断片的に聞いていた出身地や出身大学から探したが見つからず、またニックネームを色々変換してTwitterやInstagramを探したが収穫はなし。更に記憶を辿っていたところ僕の脳内にある光景が蘇ってきた。

あれ?そういえばポロッと名字を漏らしてたことがあるような...。

記憶にある名字とニックネームの由来から氏名を仮定し、FBを検索したところ...

あっさり特定。

当時使っていたLINEのプロフィール画像と全く同じ画像のアカウントだったのですぐ分かった。さらに出身地や出身大学も当時聞いていた内容と合致。写真を辿るとあの憎たらしい顔が写っていた。4,5年越しで特定されるとは脇が甘いですなあ。

せっかくなのでMの投稿を辿ってみたところ、不思議なことに2013年に公開投稿が行われた後一気に時期が飛び、今年から再び投稿が再開されていた。事業家集団の構成員は「ネットは便所の落書き」と教えられ、SNSも積極的には利用しないという。

仕組み変わったからやめちゃったのかな?

投稿を見る限りは特に起業をしたような感じでもなかった。まあ随分前の話だし、このことは時効ということであまり追求するのもやめておこうと思い、僕はFBの画面を閉じてこれまで調べた情報をまとめるのだった...。

ー完ー

...と、行きたいところだが、今回もこれでは終わらない!

Mの事案をきっかけに事業家集団について調べていたところ、僕は現在進行系で怪しい人物と関わっていることに気づいてしまったのだった。

次回、「事業家集団(秋葉原)」編開幕!乞うご期待!!

to be continued...

次の記事:マルチ商法をおちょくっていたら、とんでもなく危険な集団の真相に迫ることになった話 ~事業家集団(秋葉原)編①~

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