マルチ商法をおちょくっていたら、とんでもなく危険な集団の真相に迫ることになった話 ～事業家集団（秋葉原）編①～

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最初から読む:マルチ商法をおちょくっていたら、とんでもなく危険な集団の真相に迫ることになった話 ～ライ○バンテージ編①～

今回の体験をベースにした小説（応援よろしくお願いします！）：マルチ商法女と戦っていたら、もっととんでもないものと戦うことになってしまった件

前回までの事業家集団（新橋）編では、昔出入りしていた新橋の某スタンディングバーについてググったことをきっかけに、僕が「事業家集団　環○」という組織の巣窟に出入りしていたことを知り、調査した結果をほぼ全て記載した（実際には書けないところがあったので伏せ字にしている）。仕組みを知ると完全にカルト集団であることが分かり、感じた恐怖をそのまま書いたのが良かったのか、反響はそこそこあった。バズとまでは言えないけれども、「いい子」が多くてマルチ商法をぶっ叩くようなネタには馴染まないnoteではまあよく頑張ったほうだと思う。

僕の記事は完全にフリーなので、いくら読まれようが1円も懐に入らないのだけれども、投げ銭して下さった方が2名おり、とても嬉しかったです。この場でお礼申し上げます。

また、小説家になろうでこの体験をベースにした（というか情報を元に検索したらモデルに辿り着けるレベル）小説を連載しているので、もし良ければそちらの共有や応援も是非よろしくお願いします。

さて、前回の記事で「現在進行系で怪しい人物と関わっている」と書いた通り、一ヶ月ほど更新を止めていたのは、今まさに事業家集団の構成員と関わっており、懲らしめたいと考えていたためだ。進行状態を書いて万が一読まれたら台無しになってしまうため、一応更新を止めていた。しかしそれも最終決戦を経た今となっては無問題。

お待たせしました！

新章、事業家集団（秋葉原）編、開幕！！

○オタク飲み会を主催する男、U

その男と初めて会ったのは、あるプレゼン系の勉強会だった。以前にも書いたが、僕はもともと新興宗教マニアであると共にサブカルチャー評論が好きで、この二つの知識を組み合わせたネタとして、ニューエイジという宗教潮流と、オカルトや戦後アニメとの関係をまとめたネタを持っていた。例えばガンダムのニュータイプ、あれは「宇宙に行くことで人類の真の力が目覚める」という、ニューエイジの考え方の一つに影響されているというのは昔から言われている（興味のある方は拙ブログを参照）。これが一時期オウム真理教の信者に影響を与えたのではないか（実際、説法の中で「君たちはニュータイプなんです」と言っていたらしい）という話もあったため、普通にアニメの情報を見ていても出てこない情報ではあるのだが。

そして、この話に興味を持った方が「３０分で自分の持っている知識や技術をシェアする」という勉強会に呼んで下さり、上記画像の説明をしに出向いたというわけだ。勉強会は懐かしの学校の怪談ネタやUFO、超能力といったオカルトネタをぶちこんだためか大盛りあがりで大変好評であった。

その後打ち上げで近づいてきた男がUだった。彼は僕よりも一つ歳上で、世代がほぼ一緒なだけに「僕も学校の怪談とか好きだったんですよー、オカルトも好きなんですよ。」と言っていた。

軽く話した後、「僕、オタクの飲み会やってるので是非来て下さい！」と言われ、LINEを交換した。僕はどちらかというとサブカル（新興宗教、自己啓発セミナー、悪徳商法などが好き）に近いのだけれども、コスプレもやっているので行ってみることにした。

その会では、勉強会で何度も「オカルトは全然信じてないです。」と言っていたのにも関わらず、Uが「幽霊信じてない子がいるんですよ、教えてやってくださいよ。」と女性を連れてきたりして、

こいつ、僕の話聞いてたのか！？

と、ちょっとした違和感があったものの、飲み会自体は楽しかったので何度も通っていた。

また、Uは男同士なのに何度もサシでの食事に誘ってきた。ところが食事に行ってもオカルト話は全く出てこず、職場の不満はないかとか、将来どうなりたいかの話ばかりで面白くなかった。さらに、エンジニアとして働いているという割に技術の話が全くできない（※大仏もIT系のエンジニアです）のもあって、サシの食事はほぼ断っていた。

そんなある日、僕はUから、オタク飲み会の別の主催、Tも来るからといってお茶に誘われた。Tは別の飲み会で知覧の特攻隊の話で盛り上がったこともあり、第二次世界大戦の話でもするかと、この誘いには応じることにした。ところがこの後、秋葉のベローチェで僕をブチ切れさせる一件が勃発するのだった……。

to be continued...

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