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マルチ商法をおちょくっていたら、とんでもなく危険な集団の真相に迫ることになった話 ~ライ○バンテージ編①~

全体の目次とあらすじはこちら

長いシリーズになるので概要:
このシリーズは、大仏がとあるマルチ商法女をおちょくり撃退したことから、それと知らずにとんでもなく危険な集団と接触していたことを知り、その真相に迫るという、ハイパースペクタクルファンタジックサスペンスロマンである!

この件をベースにした小説:マルチ商法女と戦っていたら、もっととんでもないものと戦うことになってしまった件

著者の属性:
九州出身のコスプレイヤー。小学生の頃からのオカルトマニア、新興宗教マニアで、特に小学生の頃オウム真理教ごっこにハマる。さらに黎明期インターネットサブカルにハマったため、極左暴力集団、暴力団、ドラッグ、悪徳商法などのサブカル・アングラネタはほぼカバー。このため「サブカル」と「サブカルチャー」は違う派である(面倒なので解説はしないぞ!)。バリバリの理系出身エンジニアである。
一方、親が労働組合の委員長、さらに浄土真宗本願寺派の仏教徒であり、選民思想≒「自分達は○○だから優れている、人に優劣を付けて良い」という考え方がとても嫌いなため、意識高い系と相性が悪い。人間はすべからく弱い存在であり、従って平等であるというスタンスである!

第1章 ~ライフバ○テージ編~

それは今年の7月、ある暑い日のことであった。。。FBにも普通にアングラネタを書き込みまくる僕は、いつものように悪徳商法ネタということでマルチ商法を嫌う投稿をしていた。すると知人女性S(学生団体のイベントか何かで知り合った、あまり面識はないレベル)からこんなレスが付いた。

こんな考えもあり、私はこっち側の人間です☆
宗教やMLMを無分別に批判して誰かを傷つけたい人に対して

どんな記事かなと思い読んでみたところ、こんなことが書いてあった。

少なくとも、宗教でしょうがマルチでしょうが、「自分と仲間たちの幸せのため」に、システムを構築して試行錯誤している人の方が、そういう批判ばかりのヒマ人よりも、よっぽどたくさんの幸せを生み出しています。
「じゃああなたは、どれだけのコミュニティを作ってきたんですか?」
「じゃああなたは、どれだけ稼いできたんですか?」

・・・(#^ω^)ビキビキ

大仏の嫌いなもの:選 民 思 想

「宗教マニア歴20数年の僕に宗教で喧嘩を売るとはいい度胸じゃないか、オオン!?大体、宗教とクソマルチを一緒にするんじゃねえ!!」と思い、レスバトルを楽しみながら知人Sについて調べていたところ...こんなイベントを主催しているのを発見。

お金セミナー

あッ!、こいつッッッ!「やってる」奴だ!!

説明しよう!キャッシュフローゲームとは、マルチ商法の勧誘に使われまくったせいで数々のボードゲーム会で持ち込み禁止になり、「ボードゲームに興味がなくとも、悪徳商法マニアなら知っている」ボードゲームなのだ!
※キャッシュフローゲーム会の全てがマルチ関係というわけではありません。

さらにレスのやり取りを続けたところ、「私が関わってるところはNASDAQに上場していて~」との発言が飛び出し、これはもうマルチ確定となったわけである(海外のMLM企業はNASDAQに上場している場合があり、勧誘の際によく使われる文句)。

ところが彼女のプロフィールを見たところ、前職までは名前を出しまくっているのに今の職場について言及はなし。うーむこれは怪しい。マルチの人に多いのが、「普段はひた隠しにしている」パターン。何で堂々としないかねえ(その割にレスバトルで熱くなって漏らしちゃうとは脇が甘すぎる)。

ここで僕は方針変更をする。「レスバトルで退治する」から、「彼女のマルチ業者を特定する」へと。

既に3時間以上レスバトルをしており、また友人から「面白い奴と戦っているじゃないか、俺にも一枚噛ませてくれや」とメッセージが来ていたため、一旦睡眠を取り、翌朝から特定作業に取り掛かることにしたのだった。。。

to be continued...

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