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ランカウイ3泊4日旅行 2日目 マングローブカヤックツアー
今回のランカウイ旅行のメインイベント、カヤックツアーです。
カヤックは数年前に沖縄本島で体験して以来、石垣島・西表島・宮古島・奈良の山奥、そしてカナダでも体験してきました。
魅力は自然への没入感と普段見れない視点から自然を感じることができることでしょうか。
川面を進み涼しい風を切る感覚もとても心地よいです。
初心者でもガイドが付いていれば危険はありません。
ランカウイ島は全土が東南アジア初のユネスコ認定を受けたジオパークで、太古の自然や地形を残した貴重な島だそう。
今回のツアーは島北部に位置するKilim Geoforest Park。
豊かなマングローブの森に加え、岩山、洞窟など見どころ沢山のジオパークです。
ネットで調べると色々なツアーが出てきますが、我々はLangkawiGoというツアー会社から申し込みをしました。
2人で200リンギットのデポジットを支払い予約完了です。
決め手は、旅程上午前中出発のツアーが良かったのと、プロモで1人170リンギット(約4600円)とお安くなっていたからです。
4時間のツアー、ランチ付でこのお値段だったら日本の半額くらいでしょうか。
(ガイドブックで調べたツアーは午後出発で7時間、夜ご飯付きで350リンギットというものもあり、それだと丸一日楽しめそう)
多少の不安は感じたものの、事前のwhatsupでのやり取りもスムーズで丁寧で一安心。
前日にガイド本人から連絡が入り、潮の影響があるので、10時出発を9時出発に早めますとのこと。
近くのホテルにしておいてよかった!
、、にもかかわらず、朝バタバタとギリギリの時間にホテルをチェックアウト。
静かで自然豊かなホテル、もう少しゆっくりしたかったなあと後ろ髪を引かれながらの出発でした。
1日目の内容はこちら。
ホテルから20分ほどでKilim Geoforest Parkに到着。
割と広い駐車場があり、建物の前でガイドのRoyと待ち合わせです。
我々のほかに2組シンガポールからの参加者がいました。遅くなりごめんなさい。
トイレを済ませると、桟橋からモーターボートに乗り込み、水上の拠点へと向かいます。
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レストラン兼ツアー拠点のようで、到着すると生簀に案内されます。
中にはグルーパーやスナッパー、伊勢エビ?などがおり、レストランのお兄ちゃんが説明してくれます。
カブトガニはお触りOK。
頭にかぶってもいいよと言われたけど、このお腹をみると、、ねえ。
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Royから一通りのツアー説明がされ、準備を整えます。
防水バッグとペットボトルの水が渡されました。
我々は念のための着替えやあれやこれやをバッグで持ってきてたので、必要最低限を防水バッグへ入れて、残りは水上拠点で預かってもらいました。
結果的には濡れてもすぐ乾く格好をしていたのと、着替えができそうな場所はなかったので、持ち物は少しでよかったなーと反省。
みんなの準備が整ったところで、カヤックの漕ぎ方注意説明があり、いよいよカヤックに乗り込みます。
いつも浅い岸に接岸してる状態から乗り込んでいたので、水上真上から乗り込むのに少し緊張したものの、Royの説明が上手で両足でスクワットのような感じでバランス取りながら乗り込み成功。
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しばらくは川幅広い場所を漕いでいきます。
観光用のモーターボートが沢山行き来しているので、その波がたくさん押し寄せます。
ボート側もカヤックに配慮しスピードダウンし距離を置いて航行してはいるものの、過去のツアーでこんなにモーターボートが行き来する場所で漕いだことがなく、結構緊張しました。
ジオパークというだけあり、周囲の景観は素晴らしいです。
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石灰岩の切り立った岩山、その麓の熱帯雨林、そして汽水域にはマングローブの森。
特有の自然を水上から眺めることができます。
この日は薄曇りで風も穏やか。絶好のカヤック日和!
しばらく川の本流を進んでから、マングローブの森の細いチャネルに突入します。
森に入ると波もなく水深も浅いので、後ろの人だけ水面を浅く撫でるように漕ぐよう指示されます。
前方の私はオールをカヤックサイドに固定してマングローブの根に引っかからないようにします。
ゆっくりゆっくり進み…
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果たして訪れた静寂、木漏れ日、鳥の囀り…
この自然に会いたかった!!
マングローブが作る濃い酸素が身体中に行き渡り、生き返るような気持ちに。
思い返せばマレーシア渡航以来コロナの影響で、長らく都会の室内に閉じ籠り、自然が遠かった、、、
しみじみとこの一年をカヤックの上で思い返してしまいました。
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ゆったりとした気分でRoyの説明に耳を傾けます。
あと1-2時間で、潮が引いてこのチャネルは干上がってカヤックが入れなくなってしまうそう。
ベストなタイミングでチャネルに入るために出発時間を1時間繰り上げました、と。なるほど。
しばらく進むと、Royからここは左側に寄って進んでとの指示があります。
見たところ障害物があるようにも見えなかったけど、言われた通り左寄りに行って停止。
「この中でヘビが苦手な人いる?」
はい。私です。いやーな予感。。
Royはにまっと笑いながら
「Ohhh. You are in the wrong island with the wrong guide.この木の枝にヘビがいるよ、毒ヘビです」
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分かるかなー。
オールが指す先にぬめっと枝に巻きつく緑色の…
このヘビは猛毒があり、なのでその下を通らないように左側に避けたのだそう。
うおー、、キモチワルイ。
キモチワルイが、見たい。キモチワルイ。見たい。
葛藤の中でなんとか写真に収めました。
ヘビ好きの旦那さんは興奮。
南国のマレーシア、都会でも大きなパイソンが現れるくらいだから、この大自然の中そりゃたくさんいるでしょう。。
「毒ヘビに噛まれるとパニックになって心拍数が上がりその血流で毒が全身に回って命を落とすケースが多いんだよ。だから毒ヘビに噛まれたときは、パニックにならないことが一番!」
といってまたにやっと笑うRoy
いやいや毒ヘビに噛まれてパニックにならない人はいないでしょ。
所々でこうしてRoyが生き物やマングローブの成り立ちや地形についての説明を詳しくしてくれます。
ランカウイ愛を感じる熱心な説明で、英語もわかりやすく、Royに当たって本当にラッキーだった。
途中宝石のような色をしたカワセミを見かけたり、空には大きなワシが舞っています。
いくつかのマングローブの細いチャネルを抜けて、また本流へ戻りワシの餌付けを観察後、水上レストランへ向けてカヤックを漕いでいきます。
レストラン直前で向かい風が吹き荒れ、ボートが作る波と相まって往きとはまるで別世界に。
2人で息を合わせ猛烈な勢いでカヤックを漕ぎながらなんとか生還。。
疲れたけど、ああ〜楽しかった!!
ランチは水上レストランでいただきます。
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チャーハン?の上にフライドチキンがたくさんのってます。
辛くなく、見た目よりも3倍美味しくて、運動後の腹ペコも相まって高校生並みにがっついてしまった。
あとトムヤムスープ、スイカ、ジュースも付いて、満足満足。
水上レストランなのでシーフードを期待したけど、まあ、美味しかったからいいか。
ごちそうさま。
水上レストランでそよ風に吹かれ、満腹感を味わっていると、Royがやってきて、これからBat Caveに案内するという。
そっか、危うく忘れかけていたけど、Bat Cave=コウモリ洞窟観光もツアーに含まれていたのでした。
潮の関係でカヤックが先になったのでした。
モーターボートに乗り込み、元来た桟橋を通り越して洞窟へ。
お猿さんが迎えてくれます。
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この子たちは蟹食い猿で、尻尾を蟹の巣穴に入れておびき寄せ噛んだところを捕まえて食べるのだそう。
想像するだに痛いのだけど…
さて、洞窟内は真っ暗。
Royが懐中電灯をつけると…
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いましたいました、たくさんいますね。
思ったより小さくて、もじもじしながら大人しくしてます。
しかし、やっぱり可愛いとは思えない不気味さですね汗
全部飛び立ったら怖すぎる…
洞窟内は広く歩道はきちんと整備されていて危ないところはありません。
大きな鍾乳石もたくさんあり、見事でした。
洞窟探検を終えボートに乗り込み、元来た桟橋に戻るとツアー終了です。
デポジットの残りの費用をお支払いし、Royに感謝を伝えて、ジオパークを後にしました。
Royは後からWhatsupで彼が撮った私たちの写真も送ってくれました!ありがたや!
見どころ沢山、説明も丁寧、安全面・費用面も大満足のツアーでした!
カヤックツアー愛に溢れるあまり、いきなり長々と書いてしまいました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
もっとたくさん写真撮ればよかったなあと後悔しつつ。
けど、カヤック上でスマホ出すの落としそうで怖いんですよねー。
こちらを買っていけばよかったと反省。
安いし次回は持って行こう。
この日はこの後パンタイチェナンに移動し、二軒目のホテルにチェックイン。
ナイトマーケット観光もしました。
その話はまた今度!
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