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#89自分軸の作り方 折り紙は愉し

最近、折り紙をする時間が増えた。

週に数件、ベビーシッターをしていて
依頼の半分は、「学童保育から塾まで」「保育園から習い事の教室まで」というような、電車を乗り継いで塾などに通うお子さんの送迎だ。

全然知らない大人と、電車に乗ること

人見知りの激しかった私の子ども時代を考えると
そんなシチュエーション、
けっこう緊張するものなのではないかと思うのだけれど

子どもたちの方が慣れていて
「いつもはこの道を通るよ」
とか、いろいろ教えてくれたりして
すごいなあと思う。

こどもの幼少期にベビーシッターを頼む。なんて、
考えたこともなかったけれど
今どきはわりと気軽にベビーシッターを利用しながら
自分の仕事を充実させる保護者の方が増えていて
時代の流れを感じる。

子どものわがままに見える行動に戸惑う若いママさんに
ちょっとだけ先輩ママとして、そっと励ましの言葉をかけることもある。
自律神経の話をすると、
すこしだけ ホッとされる様子が見られる場面もあって、
学んでいてよかったなあと思うことが、けっこうある。

少し話がそれるけれど


浅井咲子さんのセミナーを受けた時に
オポッサムの死んだふりの画像を見せてもらった。


オポッサムって、こんな動物。

オポッサムしんだふり (2)

下の写真が、死んだふりをしている状態。

オポッサムは、生命の危機を感じると、身を守るため
背側迷走神経の働きで
こおりつく現象をおこす。
やろうと思ってやってるのではなくて
無意識でそうなる。

死んだふりしている時には、
なんと 死臭を放つそうだ。
そのため、ハイエナなどから身を守ることができるとのこと。



わたしはひとつ、浅井先生に質問をした。

人間も凍り付き現象をおこすことがあるけれど
それによる周囲への影響は、ありますか?


浅井咲子先生の返答はこうだった。

人間も、1.5mくらい周囲の人に影響を及ぼすといわれています。
なので、セラピストは
クライエントさんの気持ちにひっぱられないように、気を付けないといけませんね。


自分の気分が半径1.5m以内の人に影響を及ぼす。

それを知ると
子育て中は、ママの気持ちを穏やかに整えることが
とっても大切だと本当に思うし
仕事中だって、パートナーに向かう時だって、
自分の平常心を保てるように気をつけることが
お互いのために、大事だなあと思う。


話を元に戻そう。

慣れているように見えても
全然親しくもない大人と一緒に電車に乗って移動する、というのは
子どもさんなりに緊張していないようで緊張しているだろうな、と思うので

移動中、わたしは 折り紙を一緒にするとか
自分の折った折り紙を手渡して
すこしリラックスしてもらうように心がけている。

折り紙をはじめると、だいたいの子どもさんは
前のめりになって、自分の得意な折り紙を折りたがったり
折り方、教えてあげようか!?と教えてくれたり
私の渡した折り紙の折り方を教えてほしい!と目をキラキラさせて
いっきに心の距離が縮む。

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多くの女の子が喜んでくれるのは、
2〜3分で折れるドレス。

ウルトラマン好きな子には、
ウルトラマンの顔を。これも3分以内でできる。

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ポケモン好きな子には、イーブイを。
これは、自宅で作るバージョン。

電車内では、イーブイやピカチュウの顔だけ作る。結構喜んでもらえる😁



自分の持ちネタが出来ると、

シッティングするお子さんに向かう、
自分の気持ちに余裕ができて、
リラックスできるなーと思う。

それが初対面のお子さんにも よい影響を与えてる気がしていたので、
浅井先生の言葉を聞いて、やっぱりそうだなーと思った。


折り紙をコミュニケーションツールとして使い始めたのだけれど、

いつしか、無心に折り紙を折っている自分がいた。

「今、ここ」を愉しむ自分が、嬉しい😊

みなさんも、時間ができた時に
折り紙を愉しんでみませんか❓


浅井咲子さんについての記事はこちらです
よかったら、読んでみてくださいね。





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