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自分軸の作り方#91 「ゆるさない自分」を、ゆるす

「愛とは、赦すこと」

昔、わたしの友達が 結婚する他の友達への寄せ書き色紙に こう書いていました。
いいこと書いてるなあ なんてその当時は思っていました。
赦す、ってどんな意味か、調べてみました。


ゆる・す【許す】 の解説
[動サ五(四)]《「緩 (ゆる) 」「緩 (ゆる) い」と同語源》
1 (「聴す」とも書く)不都合なことがないとして、そうすることを認める。希望や要求などを聞き入れる。「外出が―・される」「営業を―・す」2 (「赦す」とも書く)過失や失敗などを責めないでおく。とがめないことにする。「あやまちを―・す」
3 (「赦す」とも書く)義務や負担などを引き受けなくて済むようにする。免除する。「税を―・す」「兵役を―・す」
4 相手がしたいようにさせる。まかせる。「追加点を―・す」「わがままを―・す」「肌を―・す」
5 そうするだけの自由を認める。ある物事を可能にする。「楽観は―・されない」「時間が―・せば」「事情の―・すかぎり」
6 警戒や緊張状態などをゆるめる。うちとける。「気を―・す」「心を―・した友」
7 高い評価を与える。世間が認める。「自他ともに―・すその道の大家」8 引き張ったものをゆるめる。「猫の綱―・しつれば」〈源・若菜上〉
9 捕らえたものを逃がす。「つととらへて、さらに―・し聞こえず」〈源・紅葉賀〉       ≪出典≫goo 辞書


《「緩 (ゆる) 」「緩 (ゆる) い」と同語源》
「聴す」とも書く。

この部分、私はちょっと感動しました。
ゆるさない状態って、緊張状態ですよね。
それをゆるめること、相手の声を聴くってことかあ・・・と、
感慨深い。

色紙に書かれた「赦す」は、2と3の意味です。

責めないでおく。咎めないでおく。義務や負担を引き受けなくて済むようにする。それはとても、大きな愛ですけれど

どうしても、どうしても赦せない人が存在することもあります。

「赦せない、と思っていると、自分の側がむしばまれるから
赦せないと思っていても赦そう。
赦す、と宣言しよう。」

私は、そんなふうに思っていました。
けれど この状態はすごい矛盾をはらんでいることに気づきました。

自分の中に、矛盾があると 苦しいです。

できるだけ 自分の気持ちに素直でありたいと願っていました。

そんな私に、
赦しをくれたブログがあります。

緩い、緩める、って こういうことかあ・・・と
体感しました。

前々々回のnoteでご紹介した、セラピスト浅井咲子さんのブログです。


わたしにももちろん許せない人いますよ〜

あいつ〜ふざけんな。お前が生きてるだけで不愉快だ、みたいな。
でもね、
許せない=あなたが今後二度と同じような目に遭わぬよう見張り、護ってくれている部分

なんですよ〜!

だから、許さない、それって自分の守護神みたいなもの。まずは、ありがとう、ですね


目から鱗!

浅井さんがかわいい暴言はいてる!!

許さない、は自分の守護神とな!


赦しがたいことをされたのに
ゆるさねばならぬ  と思っている限り
自分の中に矛盾が出てきて、
心にとっては不健康な負担がかかる感覚が残ります。


だから矛盾をなくしてしまおう。
ゆるさないのは、自分を守るため。

赦さない自分を、緩めてあげよう。

ゆるさないことは、悪いことじゃない。
心は、自分を守ろうとしているんですね。


自分のほんとの思いを、目を閉じて そっと聴いてみよう。

そこに何があっても、赦すと決めて。



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