じっとしていても　音は奏でられるのだな　過去日記　2015

某日

腕の痛みは続いているけど生理が終わっただけで大分いい

今度の連休はシルバーウィークというのだそう

昨日は彼に純の事をもっと書いてとお願いしたら

ポトスに水をこぼしたとか　しょうもない事を書いていた

でも 純でも同じように書いただろう

多分、そんなしょうもない事を書くのも

愛だ

そう受けとめる

今日は高山さんの明日もいち日、ぶじ日記を

読んでいる

帯に

結局、いちばん大切なのは食う寝るところに

住むところだと気づいた

とある

彼のスーツにカビが生えている

古くてもいいから風通しが良い

そんな場所を見つけて

仲睦まじく暮らしたい

それが

この先の二人で生きる道しるべ

彼はゆうべ

自分で毛布を蹴飛ばして夜中に寒いよーと

甘えていた

甘えるのも愛情なんだと言う

そのとおりである

仲良く甘えたり甘えられたりして

暮していけば良い

夕飯は鶏の竜田揚げ

子供の頃から片栗粉で揚げた方が好きだった

唯一

作り方を教えてと継母に訊いた覚えがあるけど

どんなだったかは忘れてしまった

純は自分は食べもしないのに

ピクルスばかり仕込んでいる

中野のモモガルデンにも手作りらしい

保存瓶が並んでいたけど中身はなんだったんだろう

今年の夏は後半は

雨ばかりだったけど雨でも

精神的な事も大いに含めて体力を磨耗すると実感した夏だった

あと少し 季節が進みますように

金木犀の薫る秋を焦がれている

＊＊

某日

今日は雷の音が聞こえて雨が降った
昨日は福福荘の福ちゃんと鍵泥棒のメソッドを観た
どちらも良かった

今夜の月は東の低空に半分に
寝そべっている
虫の鳴き声もよく聞こえる

時をかける少女を観た
夕日を受けながら自転車に二人乗りしてる
シーンが好き

平穏な日常で心は穏やかなのだが
身体の疲労感がハンパない

彼が咳込んでいた
身体が弱いから心配
もっともっと太って頑丈になって欲しい

laundryに一緒に行く途中
車の上で猫がじっと月明りをあびていた

屋根の上のバイオリン弾きのようだった
じっとしていても音は奏でられるのだな

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